ワインみたいに飲む 果汁100%炭酸 クリスタ泡果

主婦が果汁炭酸をプロュースして見えてきたもの・・・

隣の田んぼ

2014-05-11 08:25:00 | 日記
自然と離れて、第一次産業が遠い生活は、結果として今日の様々な問題の根っこになっている気がします。

子育て終盤戦になった今、そんな風に思います。

我が家の隣りの田んぼは、昨年分譲地になり、今家が建っています。

思い返せば、本当に貴重な場所でした。

その田んぼは、所有者のおじいさんがよく手入れに来られていました。

子供たちはその田んぼのおかげで、子供としての「遊び」を十分楽しめたと思います。

田んぼに水が入ると、すぐにカエルの鳴き声がし、あっという間にオタマジャクシが現れます。稲の成長を毎日見ながら学校に行き、稲刈りが終わると、そこに入ってキャッチボール、フリスビー、鬼ごっこ等々、遊びの場になりました。

近くの公園とは一味違った、恵まれた場でした。

おじいさんに、状況をご説明すると、「いいですよ、使ってください・・・」と言って下さり、本当に有難いことでした。

しかし、沢山のゴミが投げ込まれるので、とても困っていらっしゃいました。

それで、1年に1回位は、子供たちとゴミ拾いをしたのですが、24リットルのゴミ袋が一杯になるほどで、おじいさんが困っていらっしゃることがよくわかりました。

今から思えば、もっと頻繁に、いえ遊ばせてもらった日は毎日ゴミ拾いさせる位の配慮としつけをすればよかったと思います。

ある日、近くの子供がおそらくオタマジャクシを捕まえるのに夢中になって、田んぼの畦(あぜ)を壊してしまい、小学校の先生が来られて対応するような場面もありました。

でも、こうやって小さな事件が起って、迷惑をかけ、叱られたりする中で、子供たちは間違いなく大切なことを学ぶことができたのだと思います。

今はもう、そういう事件はもう起こりません。

私は、その田んぼに来ていた番の鴨(だと思います)を懐かしく思い出します。







コメントを投稿