German Vintage Modules

ドイツ等のビンテージ業務用録音機材紹介、ラッキング、モディファイなど。

Telefunken U373a

2008-05-29 01:50:37 | vintage gear
乙葉 : UREI (憂い) 乙葉 : UREI (憂い)
価格:¥ 3,990(税込)
発売日:2002-03-30




U373aいよいよコンプレッサーです。スタジオではUREI 1176やNEVE 33609等がおなじみですがドイツにも素晴らしいコンプがあります。その中でも有名なTAB U73のディスクリート版 U373aです。

コンプはご存知の通り音声信号を圧縮するエフェクターですが、まるでコンプしているのが解らない程自然なタイプと、ドラム等の処理でおなじみのエフェクターみたいにコンプするタイプまで種類によって様々です。中でもこのTelefunken U373aは『Real Smasher』と言われる程に過激なタイプで想像通りのサウンドに変化させてくれます。

U373ainner使用には少々慣れが必要でフロントパネルにあるスイッチは、入力ゲインとそれに伴うコンプ/リミッターの切り替えとリリースタイムしかありません。『Aus』はバイパス、『B』はリミッターモード、『K』はコンプモードで、赤い字の所はアタックタイムをオートで調整してくれるようですが細かい事はわかりません。下のツマミはリリースタイムで、2.5sからは多分アタックオートです。トータルコンプする時は『6s』が以外と渋いです。ハードコンプ時のアタックタイムはほぼ1msで攻撃的なレシオカーブ設定になっています。

何故慣れが必要かと言いますと『アタックタイムが自動調整で、IN/OUTボリュームが無い1176』のようなモジュールで、実際の録音には入力段にスレッショルド代わりの-10dB程のアッテネーターと出力段に+20dB程度のメイクアップゲイン回路が必要で、それらを色々調整しながら好みのサウンドに持って行く必要があります。最初のうちは少々面倒ではありますが、これで上手く調整出来てハマった時のサウンドは他の何者にも替えられません。ドラムはもちろんアコースティックギターのアタックを上手く調整出来た時は演奏のグレードまでもが何段階も上がって聴こえます。

前後に必要な回路又はモジュールを挟まないで直接+4dBを入力すると何をどう調整しても『???』にしかなりませんので、実際に試す機会がある方は是非上記の使用法でお試し下さい。ちなみに私はアッテネーターにNeumann RV75TAB W372sを使用して、W444staV672でメイクアップゲインしています。メイクアップゲインの所にNEVE 3415xを使用してU373aを少し浅めにかけると不思議な事に33609的でもあります。

Gateway MasteringのBob LudwigさんもNTP 179-120のスレッショルド代わりにRV75を使用して『Burr-Brown』でメイクアップゲインしてるようです。

それでは、次回はピンアウトと実際のラッキングについて解説する事にして本日はこの辺で。

いつもご落札頂きありがとうございます。 出品中の機材はこちらです。

 

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