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Weekend Strummer

ウィークエンド・ストラマー。
世間知らずのオジサンが脈絡無く語る、ギター・アフリカ・自閉症。

自閉症児のギター選び

2009-11-21 14:11:24 | ギター
GAS(ギター収集症候群)患者の私は現在8台のギターを所有しております。
メーカーの違いや製造後の経年変化などで、それぞれが個性を持った8台です。
やはりそのギターに向いた曲や奏法というのがあるもので、例えば、硬く迫力のある出音を楽しみたいときにはジャンボ・サイズのギターでストラミングしますし、ボサノバをやるときにはしっとりと柔らかい音色を持つクラシックギターを爪弾きます。
その日の気分で選ぶので少々偏りはあるかもしれませんが、だいたい均等に全てのギターを弾いており、それぞれの個性を楽しんでいます。

さて。
自閉症児の我が娘は音楽が大好きで、しかも再生音楽ではなくライブ・ミュージックを好みます。そのため、私の演奏はほぼ100%、娘のための弾き語りとなります。
終業後に帰宅した私が洗顔や着替えなどを済ませ、居間のソファに腰を落ち着けた頃を見計らって「歌って」と、リクエストしてきます。
乞われりゃ嬉しいギタリスト。いそいそと準備にかかります。
前述のようにその日の気分で選んだギターをケースから出し、チューニングをし、演奏開始となるわけですが、音を出した途端に「NG」となることがあります。娘が非難めいた声を上げて私の演奏を中断させ、他のギターを指で示し、「ギターを替えて」と訴えるのです。
どうも、私が選んだギターが持つ音色と、その日の娘が好むギターの音色が違うらしい。
求めに応じてギターを替えて演奏を再開すると、音楽に合わせて楽しそうに頭を振り始めます。
いつも同じギターを指し示すわけではなく、どのような基準で選ぶのかさっぱりわからないのですが、ギターの音色にこだわるとはさすが我が娘、と、ニンマリする私は相変わらずのバカ親。
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