人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

ボリビア旅行記②~災い転じて福となす~

2012年03月19日 | 
 飛行機を乗り継ぎ、約30時間以上かけて、ボリビアの都市サンタクルスに到着。

ボリビアは日本の3倍の国土があり、四季を土地を移動することで感じることができる国である。

首都のあるラ・パスが、標高約3650メートルにある。世界で最も高いところにある首都だ。

しかし、今回私が選んだ場所はラ・パスではなく第2の都市であるサンタクルス。そこは、標高も高くなく、過ごしやすい気候で、夏を感じさせてくれる。

 この1~2年にネパールへ2度ほど訪問しているが、心友のダルマ先生が空港に迎えに来てくれて、
そのまま色々と連れて行ってくれる至れり尽くせりだった。
 
 今回の一人旅は、3年ぶり。誰も待っていない空港。まず第一にすることと言えば、

 トイレで気合を入れること!!

 飛行機を降りた直後はボケ~っとしていることが少なくないため、まずは気合を入れなくてはならない。

旅の資金とパスポートなど貴重品を全て持ち歩いているから、ふとした油断で紛失しないように気を張る。

以前どこかの空港で荷物を全て置き忘れてしまい、空港職員に指摘されることがあって以来、空港から気合を入れるようにしている。

さらには、出発前に手持ちのカード会社に問い合わせたら、キャッシングの機能をつけていないことが判明。

異国の地で、お金を引き出すことができない。

つまり、現金を盗まれたりしたら、“アウト”!!盗まれたり、無くさなければいいということだ。

 トイレの水で顔を濡らし、軽く両手で頬をはたいた。

 当面の資金として、150ドルをボリビアのお金に両替し、タクシー乗り場に向かう。

タクシーに乗ってさっそく“地球の歩き方”に載っている旅行会社をお願いした。

全く英語が通じず、スペイン語を私が話せないため、身振り手振りで本の目印を頼りに近くで降ろしてもらった。

料金は50B.s(1ドル=6.8B.s=83円 2012年の3月)のはずだったが、さらに20B.sも請求された。

これは、水増し請求に違いない。が、初の南米でここがどこかもよく分かっていない状況と、旅の感覚が掴めていないため、

しぶしぶと渡した。旅の最初は脇が甘い。腑には落ちないまま、車を降りて少し歩くとクラクションが鳴らされた。

「お~い、車の中にカメラのメモリーを忘れているぞ!!」と言うように、小さなSDカードを見つけて渡してくれた。

 ありがとう!!通常、タクシーの運転手とは、料金で揉めるケースは少なくない。というか、たいがい揉める。

今回は、素直に払ったことで届けてくれたのだろう。

災い転じて福となす。今回の旅もツイテル気がした。


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