ウィークエンド・カフェ・デ・サイエンス (WEcafe)

国立科学博物館認定サイエンスコミュニケータによるサイエンスカフェWEcafe公式ブログ

【ご紹介】復顔師の戸坂明日香さんがサイエンストークフェスタ@日本科学未来館に登壇

2014年09月19日 | ご紹介

こんにちは、WEcafeサイエンスコミュニケータの蓑田裕美です

昨年のWEcafe vol.34「骨に恋する復顔師(ふくがんし)

~アートとサイエンスで江戸人に迫る~」にご登壇くださった

科学コミュニケーター&復顔師の戸坂明日香さんが、

今月開催される日本科学未来館でのトークイベントに登壇されます

 

9月20~21日開催 サイエンストークフェスタ2014秋

「骨が語る!もう一人の私」 

科学コミュニケーター 戸坂明日香さん


「復顔(ふくがん)」とは、頭蓋骨に粘土をつけて、生前の顔を復元すること。

美術解剖学がご専門の戸坂さんの話題提供は、WEcafeでも大人気でした。

今回は定員6名とのことですので、じっくり会話を楽しむ会になると思います

他にも面白そうなトピックが多数予定されていますので、ぜひ足を運んでみてください!


   サイエンストーク・フェスタ2014秋   

【日時】9月20日(土)・21日(日)10:00-17:00

【会場】日本科学未来館 1階 シンボルゾーン(東京・お台場)

【参加費】無料

【定員】各トーク6名程度

【トピク一覧・参加方法】詳細は日本科学未来館ウェブサイトをご覧ください。

https://www.miraikan.jst.go.jp/event/1408271817221.html

 

戸坂さんメディア出演情報

9月17日・・・TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」にご出演されました。

『復顔から太古の歴史ロマンに迫る!』(ポッドキャストあり)

11月1日・・・TBSラジオ「夢★夢Engine!」にご登壇予定です。

こちらも要チェックですね♪

これからもWEcafeは戸坂明日香さんを追っかけます!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【参加者募集中】WEcafe番外編「下町のちょっと変わったサイエンス・バー」9月19日(金)開催!

2014年09月19日 | WEcafeイベント

★本日、予定通り(19:30~)開催いたします★ (9/19 6:30am追記)

WEcafeがサイエンス・バーを開催します♪

サイエンスコミュニケータ蓑田が、若手研究者や参加者の皆さんと、トコトン語り合います。

今回いらっしゃるのは遺伝人類学研究者の小金渕佳江さん。

小金渕さんは、今年3月にWEcafe vol.41「お酒の強さは遺伝する?」のゲストとしてご登壇くださいました。

今回は、小金渕さんと一緒に、テーマを定めず楽しくおしゃべりしましょう☆

研究者の方とお酒を飲みながら楽しく話してみたい方、WEcafeに参加したことのある方、異業種交流にご興味のある方、夜カフェがお好きな方、下町近くにお住まいの方など…どなたでもお気軽にどうぞ!


             

WEcafe番外編「研究者とお喋りしよう!

下町のちょっと変わったサイエンス・バー」

             

【日時】2014年9月19日(金)19:30~21:00(19:15開場)

【ゲスト研究者】遺伝人類学研究者 小金渕佳江さん

(北里大学 ゲノム人類学研究室 博士課程)

* ゲストの小金渕さんが前回WEcafeに登壇してくださったときの記事はコチラ

【ナビゲータ】WEcafe 蓑田裕美(国立科学博物館認定サイエンスコミュニケータ)

【会場】cafe&bar さんさき坂(東京・谷中)

【アクセス】東京メトロ千代田線 「千駄木」駅 徒歩5分

【対象】どなたでもどうぞ

* お酒は二十歳になってから。ソフトドリンクでは、レモンスカッシュがお勧めです。

* 実はゲストの小金渕さんは・・・お酒をあまり飲めません!(笑)

* 初めての方、お一人でのご参加もお気軽にどうぞ☆みんなでワイワイ楽しみましょう!

【参加費】参加費200円 + 別途ドリンクやお食事のオーダーをお願い致します。

【お申込み】参加ご希望の方は、お申込みフォームに必要事項をご記入ください。

* お申込みフォームが満員表示の場合でも、カウンター席(または補助席)にてご参加いただけます。当日直接会場へお越しくださいませ。


【注意事項】
* お申込み後、数時間経過しても、事務局からの返信が無い場合には、メールアドレスの 記載間違いの可能性もあります。お手数ですが、メールアドレスをご確認のうえ、再度お申込ください。携帯電話のメールアドレスでお申込みの場合は、事務局 からのご案内を受信できるようにドメイン指定受信を解除してください。(ドメイン: takeda-foundation.jp)
* 会場の都合上、席が混雑する場合がございますので予めご了承ください。
* 当日は、研究・広報のために、写真や動画の撮影を行う場合があります。また、ICレコーダー等での録音・記録は主催者のみとさせていただきます。写真等に撮影されることについて差し障りのある方は、当日その旨を主催者へお申し出ください。
* 本イベントの模様やアンケート結果は、WEcafeのウェブサイトや学術発表等で公表することがあります。本イベントで出されたコメントは、個人が特定さ れない形で公表される場合があることを予めご了承のうえ、お申込みください。参加者の皆さまにおかれましても、本イベントの内容や写真をご自身のブログや SNS等へ掲載される場合には、発言内容など個人の特定につながらないようご配慮をお願いします。ご心配な点やご不明な点がございましたら、WEcafe 事務局( wecafe@takeda-foundation.jp )へお問合せください。
* お送り下さいました個人情報は、本イベントおよび当事務局からの今後のご案内にのみ使用いたします。

【主催】 ウィークエンド・カフェ・デ・サイエンス(WEcafe)事務局

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【国立科学博物館 特別展】太古の哺乳類展をレポート!

2014年09月03日 | 展示レポート

こんにちは!WEcafeの村田倫子です

WEcafeブログでは、国立科学博物館の地球館リニューアル直前・見納めレポートが盛り上がりましたね

今回のレポートでは、同じ国立科学博物館でも、期間限定の特別展「太古の哺乳類展-日本の化石でたどる進化と絶滅-」を紹介します。

 

太古の哺乳類展では、1億2000万年前~1万年前に日本に生息していた哺乳類の化石が展示されています。

 

ところで皆さん、「タイプ標本」ってご存知ですか?

タイプ標本とは、新種と認定の根拠となった標本のことで、以後、その種であると特定する際の基準となるものです。

そのためタイプ標本は替えが効かずとても貴重なため、通常標本庫で大切に保管され、一般に公開される機会は少ないとか。

しかし、今回の特別展では、このタイプ標本が惜しげもなく展示されているんです!

これは要チェックですよ

 

こちらは恐竜が繁栄していた中生代(約1億2000万年前~6600万年前)の哺乳類、テドリバーターのタイプ標本(下アゴ)です!

ほんの数センチ程のサイズです。

 

えっ、こんなに小さくても新種だってわかるのとびっくり

日本の中生代哺乳類の化石は少なく、熊本県や石川県から6種類しか見つかっていないそうです。

 

そして約2800万~1200万年前に生息していた、日本を代表する化石哺乳類デスモスチルス類(束柱類)にも注目です

デスモスチルスとは、「円柱(スチルス)を束ねた(デスモス)」という意味。その名のとおりの形の臼歯を持つ、現在は絶滅した哺乳類です。

 

こちらがデスモスチルス・ジャポニクスの下アゴの歯です。

確かに円柱を束ねたような歯ですね

さらにデスモスチルス類(束柱類)の仲間、パレドパラドキシアの全身骨格は世界で初めて岐阜県で発見されました。

こちらがパレドパラドキシアの実物化石を使って復元された骨格と復元模型です。

水辺に生息していたと考えられています。

 

6/7に開催したWEcafe vol.43「ペンギンモドキカフェ」のゲスト安藤達郎さんが勤務している足寄(あしょろ)動物化石博物館からやってきた標本もありました

 

それがこちら

原始的なデスモスチルス類(束柱類)、アショロアです。アショロアは日本でしか見つかっていないそう

(足寄で発見されたからアショロア…

 

哺乳類の化石だけでなく、各時代の植物の化石も展示してありました。

当時の植生を知ることで、哺乳類たちが生きていた環境もわかります。

これらの化石から、例えば、約4000万年前の北海道は温暖で、平均気温が17度前後だったと推定されているそうです。

日本からはあまり化石が出土しないイメージを持っていましたが、中には東京都中央区から見つかったナウマンゾウや、埼玉県で見つかったデスモスチルス類なんかも

哺乳類の化石がこんなにも日本から発見されているとは知りませんでした。

 

哺乳類の化石の魅力も、恐竜に引けを取りませんよ

太古の哺乳類展は夏休みが終わってもやっています。10月5日(日)まで!

 

太古の哺乳類展-日本の化石でたどる進化と絶滅-

【会期】平成26年7月12日(土)~10月5日(日)

【会場】国立科学博物館 東京都台東区上野公園 7-20

【交通】
・JR「上野」駅(公園口)から徒歩5分
・東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分
・京成線「京成上野」駅(正面口)から徒歩10分 
【特別展入館料】一般・大学生 1600円、小・中・高校生600円、未就学児は無料

※特別展チケットで常設展も見ることができます。

【開館時間】9:00 ~17:00 (入館は16:30 まで)
*金曜日のみ9:00 ~20:00 (入館は19:30 まで)

【休館日】9月8日(月)・16日(火)・29日(月)

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする