ウィークエンド・カフェ・デ・サイエンス (WEcafe)

国立科学博物館認定サイエンスコミュニケータ×武田計測先端知財団によるサイエンスカフェWEcafe公式ブログ

WEcafe vol.38「受精カフェ」開催レポート

2013年12月18日 | WEcafe開催レポート

10月19日に行われた「受精カフェ」 受精カフェって何?という方も、いったいどんなサイエンスカフェだったのだろう?と気になっていた方も、ぜひご覧ください。

 

                             

 

開始時間の18時には、みなさんほんのりお酒も入って、とても和気あいあいとした雰囲気。

ちょうど「下町のクラフト・ビアフェス」開催中で、珍しい地ビール3種も楽しめました

参加者は、21名、満員御礼でした☆(男性も女性も学生さんも社会人の方もおひとりさまもご夫婦もグループの方も・・・様々な参加者がいらっしゃいました。皆様ご参加ありがとうございます!)

 

                             

 

ゲストは、国立成育医療研究センターの宮戸健二さん。

哺乳類の受精について、マウスを用いて研究されています。今回は、宮戸さんに多様な生物の受精について様々な話題を提供していただきました。

登場した生物は、マウスやイカ、ハエ、ブルーベリー、コケ、ホヤ、サンゴ、プラナリア・・・など多種多様です

 

哺乳類の受精について研究されている方から、なぜブルーベリーやコケのお話が出てくるの?と疑問に感じますよね。

実は、動物だけではなく、植物も受精を行っています。意外にも、両者の仕組みには共通項も多いそうです。

宮戸さんは、そうした動植物の共通項から受精の仕組みを解き明かすプロジェクトに参画されており、多様な生物の受精についてお話してくださいました

 

                            

 

「受精」という現象は、不思議なことだらけ。参加者からの質問、コメントもたくさん出てきます。

植物と動物の精子って同じような形なんですかっ

精子と卵って必ず1対1で受精するんですか

精子と卵って、そもそも定義はあるんですか

などなど。

宮戸さんのお話くださる意外な回答に会場はさらに盛り上がります

 

中でも参加者の方の心をつかんだのは、「ハエ」でした(終了後のアンケート結果より)

ハエには、精子の尾の長さが自分の体長の3倍もある種類がいるそうです。こうなると、「精子の尾は、子宮の中を進むための運動器官である。」という定説は当てはまりません。

では、こんなに長~~い尾は、いったい何のために???

実は、その理由は、分かっていないそうです。(えぇー?わかっていないんですか!?)

 

                            

 

「受精」という新たな生命の始まりの瞬間は、誰にとっても身近な出来事でありながら、とても不思議でいまだに解明されていないことが沢山あります。

ほんの一瞬のできごとですが、多様な種で、様々な視点から研究されています。それぞれの研究を横断的に幅広い視点で見ていくことで、新たな発見もあるのですね

 

あっという間の1時間半が過ぎ、参加者の方には、興味深い受精の世界をたっぷり楽しんでいただけたのではないかと思います。懇親会でたっぷり夜中までトーク・・・という方もいらっしゃいました

 

                            

 

 

WEcafeは、こんな雰囲気のトークイベントです。まだ参加したことのない方もぜひ1度いらしてみてください。 お待ちしています

 

WEcafeスタッフによる受精カフェのツイッター中継はこちら:

http://togetter.com/li/579160

 

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