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思い描く世界 (いちい)
2008-08-25 12:54:40
思い描く世界は、眠っているときにみる夢の世界に近かったりする。
主義も、他国世界からの影響で変化していく。
今回のある意味で国家あげてのオリンピック経験で中国も変わっていくでしょうか?
一点に集中すれば、13億人と広い国土。他国は一国ではとてもたちうちできません。大地震を経験してオリンピックを演出して、庶民の世界など表面に出てくる世界も、マスコミの操作でどのようにされたのか。主義と現実世界の狭間で、ごく普通の人々の生活はどうなのか。
楊逸(ヤン・イー)さんのように綴って欲しい!

西洋と東洋。この文化の交流はさまざまな世界をつくりだしていく。科学も芸術も宗教も。
しかし、実際にこの目で見る世界は、頭でイメージする世界に勝っているとは、言えない面も多いかと思いますね。
 
 
 
眠れない夜の遠吠え (ビー玉)
2008-08-26 04:46:19
芥川賞の受賞式も、北京オリンピックも終わりましたね。
北島の涙に感動し、女子ソフトの金や、陸上男子400メートルリレーの初メダルに勇気を貰い・・・。そして、わずかの差で四年間の努力が実らなかった人たちの不運や、諦念の美に心を震わせた数日間でした。開会式や閉会式にも感心しました。

連日、夜更かしして中継を見ていたので、すっかり夜型に。眠れなくて、こんな時間に仕事してます(現在午前四時)。

昨夜、NHKの深夜番組で、あえて日本を離れて北京で仕事する若者をとりあげていました。そのうちの一人、28歳の女性がチーフを務めて開発したという斬新な外観のワンルームマンションには驚いたぁ~。日本では、あり得ないデザイン!中国は変わりつつあるのだと実感しました。日本よりも縛られずに仕事できるのが中国で働くメリットなのだそうです。

あっ、もう夜が明ける!早く、仕事を仕上げねば。。。集中して仕事すると、コーヒーブレイクならぬネットブレイク?したくなり、つい寄ってしまいました。
高樹先生も、連載小説執筆に疲れたら(いや、疲れなくても)ブログでブレイク?して下さい(^^)

新聞記者って、編集者の方ほど注文はつけないのでは?毎日、書くのは大変でしょうが、自由に筆を運べる分、楽しいのではないでしょうか(そんな気楽なものではないですかね)。

眠れないのにかまけて、画家と音楽家と作家で一番何者にも縛られずに仕事できるのは誰だろう?と考えた夜(いや、朝?)でした。

芸術を生業とする人は、縛られない方がいい仕事ができるような気がします。私も縛られないで自由にのびのびと仕事したい!以上、朝(いや、夜?)の遠吠えでしたっ。
 
 
 
自由は怖い (高樹のぶ子)
2008-08-26 16:16:09
一切の束縛がない「自由」って怖いですよ。いつ起きてもいいし何を食べても食べなくてもいい。制約がなくなると、どうやて自分を認識していいか分からなくなる・・締切がないと、永遠に完成しない作品のために迷いつづけて、結局は何も作れ
ないかもしれない。 結婚は縛られて面倒だけど、24時間を自由にしたい、という願望も、縛られているからこそ、意味があるのかも・・24時間の自由、結構苦痛ですよ・・たぶん・・そんな自由のなかにいると、自分を拘束してくれるものに、愛情を覚えるのかもしれない。
 
 
 
混沌とセビジァーナス (崖 之萩)
2008-08-26 17:48:58
高樹さんの自由についてのコメント、その通り、自由は怖いことです。
人は割合自由と云うのが好いようですね。

今日はうんざりするほどの長文になってしまった。ですからパスして結構です。(笑)

中国や上海について、殆ど知らなかったのですが・・・。
日中戦争に学徒召集(S13~16年)された亡父も、中国については殆ど語りませんでしたし、前線で戦った相手でも有り、かなりの中国嫌いでした。(笑)
一方では知人の某カフェのマスターは上海生まれ、両親は商売で一旗揚げようと、戦前早く上海に渡りましたが、敗戦前に民衆の態度の不気味さから、彼が三歳の時に怖くなって引き上げたそうです。
商売の内容は知りませんが、彼の亡父は戦後は経理の専門家でした。
戦後は電力会社に勤務した後、中小企業の経理をして終えました。
僕の親戚筋では戦前満州の満鉄の高収入に夢を抱き、中国へ渡航しズックだけで帰国した話は聴きましたが、上海への渡航は企業だけで、個人的野心で渡航した話は、珍しいことと印象に残ってます。
彼本人は上海生まれと云うことも有り、ヤクザな客に、おい、こら北朝鮮!と呼ばれたり、恐らく親中国派と思います。(笑)

上海の都市は建物などハード面は揃ったようですね。
そこで醸し出される文明は、さてどのように再び開花するのでしょうか?
日本の若い世代の間では、意外と中国熱は高いようですよ。
これは日本のいろんな状況に閉塞感を持っているから、と思っていますが僕の勘違いでしょうか?


私事ですが民族的にも混沌とした歴史を持つ国から、来日していたスペイン南西部の家族十人は昨日帰国しました。
わざわざ娘達の披露宴に来日してくれたので、披露宴の祝金はなしで出席して貰いました。
じつは宴が終わり深夜、先方からの祝金がなかったのを知り、二日間位ムカムカしていました。
これは知らなかったのですが、ワイフの話では披露宴の祝金は、包んでも包まなくても好いと伝えていたそうです。
九州や遠方寄り出席した方には、交通費をお渡ししています。
家族で僕だけが宴の後に不機嫌になってしまい、どうもワイフにもしてやられました。(笑)
ワイフの目的はイギリスやマドリッドに散らばっている、スペインの家族全員の顔を見ることで有り、気軽に来日して貰う為にも、お祝金などは要りませんと伝えた作戦でした。
彼女としては1年措きに渡欧する予定だし、彼等に余り負担は懸けたくなかったのでしょう。
でも僕としては未だ何だかすっきりしないです・・・。(苦笑)
スペインの家族はドイツ系ハーフの父親は船舶や潜水艦のエンジンのエンジニア、ロレンテ家は医師とエンジニアの家系でした。
彼の挨拶は誠実で心強い長いものでした。
普段我々にはゆっくりと英語で話かけてました。
新郎の母親ナニはその亡父が港町カルタヘナの画家で、カルタヘナ育ちの新郎ミゲルは、この祖父の影響を受けて育ったようです。
どちらかと云うと母親は芸術系のわけのわからない家系のようです。
フェルナンデス家ですからあのドン・キホーテのセルバンテスと縁がある家系かも。(笑)
同い年のお二人はカルタヘナで出会い6年後に結婚。
彼女の雰囲気は華やかな、少し平面的な面立ちの可愛い美人さん、笑顔の目には少し鋭さも有りフランス語も得意としてます。
若い頃に仕事で建築図面を描いたりしてたそうです。
彼女の四男ピコと踊るフラメンコの一つ、セビジァーナスの踊り三曲は軽やかで好評でした。
彼女のウイットに富んだ短い挨拶は、僕の参列した母親も涙を拭きました。
兄妹は八人、職業はエンジニア系三人 、医療・薬学系三人、女医一人でした。
それと一緒に来日した長男の妻も女医さん。
皆さん誠実な人柄でワイフも安心したようです。
スペインの社会実情はよく判りませんが、恐らくプチブルの家庭でしょう。
ご両親はカルタヘナで末っ子の女の子と三人だけで、閑散とした広い所で花壇の世話をして暮らしてます。
聞くところに依るとスペインでも、晩婚と少子化の波は著しく、出生率も1.3人となっているそうです。
また、進んだ不動産バブルも崩壊が始まり、スペイン経済も日本と同じくその前途は不明です。
ただスペインは独裁フランコの後、確か社会主義政権が長く続いてます。

ワイフのお箏は「さくら」と「千鳥」、かなり若い頃より下手になっていて、親戚からの期待を見事に裏切りました。
これからも習い腕を磨き渡欧して、演奏をして稼ぐとか??(笑)
日舞も女社長さん達に二曲舞って貰い、スペインの人達も喜んでました。
仲人無しの結婚披露宴でしたが、会場担当者やご来賓には好評だったようです。

閉会の挨拶は僕がしました。
日頃のこの携帯メールで原稿を書き、転送して事前にワイフや長女のチェックを受け、お陰様で無事に一発合格し、大きな文字でプリントアウトして貰い、語り調子の文章を、宴では閉会の辞として読み上げました。

民族的に混沌としたお国柄らしく、ご両親や兄妹の顔立ちはインド人、フランス人、アラブ人、ドイツ人のモザイクでした。
それにしてもよく全員揃って来日して戴けて、娘達にも本当に良かったと思います。
娘達は明日から多治見の工房、関西方面、備前の窯元へ旅に出ます。
やはり明日、母も帰ります。
先日、息子も開港記念イベントの為に、居を横浜に半年移し、我が家も一挙に三人の生活になります。


 
 
 
★謎の死 (いちいの窓)
2008-08-26 20:43:25
『時が滲む朝』の著者・楊逸(ヤン・イー)さんは、どう捉えているのでしょう。作中でも少しだけれどその名が現われる
テレサ・テン。

その誕生から死まで、光の中に影が見え隠れする。

2003年4月 上海墓地に墓と像が建立、とあるが。
その誕生の地も42歳という若さで突如報道された謎の死も。

楊逸さんが作中で触れた民主化デモ。
1989年6月4日に発生した中国共産党政権による反政府活動弾圧虐殺事件である天安門事件の時、香港で行われた民主化デモ弾圧に対する抗議集会にテレサ・テン自らが参加、民衆の前で歌を歌い、中華人民共和国の民主化実現を訴えた、という記事も。
その後、中国共産党政府の一党独裁を否定したテレサ・テンは、1997年7月にイギリスから中華人民共和国に返還されることが決まっていた香港から、活動の拠点をフランス・パリへ移した。

美声と美貌で人を惹きつけていた42歳の溌剌としていたテレサ・テンが、突如、喘息で死亡?
暗殺説もあり、謎はなぞのままで・・

 
 
 
永遠に完成しない作品 (ビー玉)
2008-08-27 01:14:34
高樹先生、レスありがとうございました。
結局、一睡もしないままに夕方近くまで仕事した後、市場で初サンマを買って帰り、刺身にしたら秋味のビールが飲みたくなって・・・。酔いがまわり、夕刻から今まで爆睡してました。レスに気づくのが遅くなり申し訳ありません。

そうですか、自由って怖いんですね。
私は今、31日締切の仕事が二つ重なっていて、それに縛られています。組織に縛られ、外部から舞い込んでくる仕事の締切に縛られ、つい自由が恋しくなったのですが・・・。確かに締切があるからこそ徹夜してでも頑張れる、というところはあるような気がします。

「永遠に完成しない作品」という言葉が妙に心にヒットしました。もしかして、人の人生って、まさに「完成しない作品」なのかも?って、ふと思っちゃったりして。誰にも自分の寿命はわかりません。私たちは、永遠にわからない己の死の時まで、完成しない人生という名の作品を創出し続けているのかも?なんて、思ったのです。完成予定の終点がわからないから不安でしんどかったりもするのですけれど、必ず完成する日がくるのも認知しているので、その日にむかって生きていけるのかもしれません。

テレサテンさんの人生、数奇ですよね。
時のながれに身をまかせ~♪カラオケでよく歌います。

「時のながれに身をまかせ」る、のではなく「時のながれに身をゆだね」て、生きていこうかと思っています。

女性の生き方も、アジアとのかかわり方も、またアジアそのものも時代とともに変貌しています。時代の流れは無視できません。その流れに翻弄されるのではなく、流れに沿って時代をとりこみながら生きたいのです。

いつか或る編集者が、純文学の作品には時代が反映されていなければならない、と言っておられたのを思い出しました。
 
 
 
セビジャーナスともろもろ。 (崖 之萩)
2008-08-28 00:01:42
今日、こちらは久しぶりの青空。
宴でナニ(64)が踊ったセビジャーナスについて、撮影したりしてたので錯誤し、4曲の間違いでした。

セビジャーナス (Sevillanas)
セビージャ発祥の舞踊曲が起源。4曲で1セットで、明快な曲調。ステップは易しく、バイレの入門曲に使われる。

曲のイメージはポルトガルのファドに近く、サビの利いた淋しげな雰囲気でした。
所謂、熱狂的タップのフラメンコのイメージでは有りませんでした。

セビージャの街はセビリアのことです。
つまり、「ドン・ファン=ドン・ジョバンニ」や「セビリアの理髪師」や「フィガロの結婚」などの物語の発祥の地です。
セビリアは栄えた街で17世紀初頭はスペインの母体の首都だったようです。
港町セビリアは近代、自由主義者達の集まっる地区でもあったそうです。
この場合の自由主義者の自由の意味合いは、多分商業の自由やリベラリストのイメージなのかな?
当時も現在もヨーロッパの桃源郷なのでしょう。
それにしてもヨーロッパ文化、ことにクラッシック音楽にはスペインの貢献は大きいですね?
例えば文学としてのあの「ドン・キホーテ」セルバンテスの作品は、近世、聖書の次に印刷された初めての本だそうです。
建築に於いてもイスラム文化の影響で、それまでの粗野な建築技術から脱却し、造船技術も海洋民族アラビア人の貢献でスペイン無敵艦隊を支えました。
絵画の世界もしかりです。

十月から娘達の住む、人種の坩堝グラナダ、スペイン南西部アンダルシア地方は好い所のようです。
十月下旬、末娘と姪の二人はあちらの披露宴に出席を兼ねて渡航します。
フィンランドも好みでしたが、スペインも好きな国の一つになりました。

上海のスケールは巨大なカオス、今世紀に文化的にはどんな位置の都市になるのでしょう。
商業都市から文化都市への変革は、そろそろ始まっているのでしょうか?
女友達の話では夫に随行してよく出掛ける、北京での核シンポジウムで、中国側の研究者達はガンガンまくし立てるように熱く語り、つられて夫もガンガン対応して喋るので、夫に駄目出しをして制御しているとか・・。(笑)
中国は一党独裁と言われてますが、日本とて戦後60年を越す役人との癒着の一党独裁の歴史でしょう。
前に少し話ましたが中国人による建築プランには、日本人のプランのような計算された、余白の美や乱調の美は有りませんでした。
そういった意味では、生な西欧的なモダニズム文化の移入は、国民性として違和感は少ないのでしょう。

ところで近年の米国では、一般的な国民は共働きをして、やっと生活できる状況とか、やはり原因はベトナムも含めて中東、イスラエル・イラン・アフガン・イラクの巨額な戦費だそうです。
豊かな国アメリカの包容力は、かなり昔のことになりました。
しかし日本のこの実態はどういう事なのでしょうか?
恐らくインフレについては全世界的にガソリンや石油の不買と、加工食品と電気の節約を、継続していれば状況は変わるでしょう。
ネットの時代、世界的にも連帯して人が行動でき、資本家達も心の休まる暇もない事でしょうね。(笑)
少しニーズが減ると市場心理で必ず暴落します。


 
 
 
親戚の伯父さん (那須美佐子)
2008-08-31 10:02:35
上海今昔を拝見。親戚の伯父さんは私の祖父の岡村忠雄ではないかと密かに思っています。只、彼の赴任先は台湾では?
田舎の物置で白い麻の背広の上下やチョッキ 防暑用ヘルメットなど何組も見たとき、どんな生活をしていたんだろうと、子供心に想像したものです。今は跡形もありませんが。
 少し覚悟を決めて母に祖父母の歴史を聞いておかなくてはと痛切に感じました。
 
 
 
Teresa Teng ! (アイ)
2008-09-02 23:57:30
Teresa Teng! beautiful stereo sound for a beautiful and

amazing singer. Thks for her songs with such excellent

quality of sound for us to enjoy. I don't understand a

single word but her voice is so great we just enjoy

whatever she sings.
 
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