PSY・S時代の自分の歌と映像を見た。
怖い顔して歌ってる。
そうしないと歌えないぐらい、音も取れないし、実際
ちゃんと取れてないとこいっぱいだし、踊るし、難しかったの。
何があっても、歌だけは、ものすごく変になっちゃうの
嫌だった。だから、必死で、あんな顔になっちゃってごめんね。
お友達に「PSY・Sってすごく良いんだよ」って薦めてくれても
「だけど歌の人、怖いよね」って言われて、悔しかった
でしょ？
ごめんね。
笑いながら、歌えるほどの上手さは無かったんだ。
なのに、私のことをいいと思って応援してくれた人がいた。
当時は、私はあんまり好かれてないと思い込んでしまうことが
いっぱいあったから、寂しかった。
それでも、私に毎週の様にお手紙をくれた人もいたし、
いつも何があっても応援してくれていた人もいた。
解散したら「嘘つき」と言われたこともあったけど、でも、
解散して、私がまたソロになって、PSY・Sとは手触りの全く
違うように見える活動を始めても、関係なく、同じ様に
応援してくれてる人もいる。
なのに、自分は「私は好かれてない」と思っていた。
ごめんなさい。
最近、ものすごく久々に、ベースの王子や、
バービーのイマサと連絡がまた取れて、とっても嬉しかったの。
たまにメールやりとりしてる。王子みたいなすごいクリエイターや、
イマサみたいなスターと自分はメル友だぁ、なんて、嬉しくなって。
でも、今日、昔の自分の映像を見た時、
いつも「CHAKAさん頑張ってください」と応援してくれる人に、
全く同じ様に、感謝と嬉しい気持ちで、いっぱいになって、
泣いてしまいました。
ある漫画家でPSY・Sのファンでいてくれた人がいました。
その人のファンでPSY・Sファンになってくれた人もいましたが、
PSY・Sが「Window」を出した頃に「最近、CHAKAが歌い疲れてきてる」
と書かれて、悔しかった。たまたま、そういうしっとり系の曲が
多かっただけなのに。
それに、年と共に肉体は衰えるのに、まるで私だけが
老けてるみたいに書かれて。でもね、私は、その頃（30代前半）より、
今（40代後半）の方が、声は出てます。
だから、そう書いてくれたその人にも感謝。
「なにくそ」と思わせてくれたものね。
私みたいな、偏った、ジャズとドロドロのファンクしか
興味がない様な人間を、こんな風にopenな人にしてくれたのがPSY・S。
本当に感謝しています。PSY・Sをやっていなかったら、どんなに
かたくなな狭い歌手になっていたろうか？と思うと、恐ろしいです。
それから今日はyou tubeで「明日へのメロディー」も聴きました。
鷺州さんとのコラボ。懐かしいなぁ。すごく高い声出してるわけ
じゃないけど、元気いっぱいで結構いい感じだね。なにげに
私はアニメ作品いっぱい歌わせて頂きました。ありがとうございます。
なんだか、とりとめのない内容です。
最近、泣いてばっかです。
しっかりします。
私はFrom the planet with loveという曲は、世界一だと思っています。
あの曲が作れる松浦さんへの敬意と、その人が作った曲が歌える歌手
として唯一、当時認めてもらってた、その想いで１１年も来れた
のだから。なんと力のある楽曲でしょう。
Blue Star, Puzzle, 未発表のあのレゲエの曲（タイトル忘れた）,
Be with you, 金色の音符、wandering up and down、ひみつの
オリジナルバージョン（非売品）、Child、レモンの勇気、などなど
作品から聞こえてくる松浦さんは、いつも、何かを
求めて闘う情熱で身を焦がしている青年
切ない涙がこぼれないようにいつも上を向いて歩き続けている
少年でした
何よりも、それ以前の偏った私のことを思うと（決して
ジャズとかファンクが悪いのではなく、それしか音楽はない、
みたいに思っていた狭量な私のこと）、PSY・Sの世界を、
素晴らしいと思えるだけの音楽性が自分の中にあったと
教えてもらえたことに、感謝です。
ごめんね、ありがとう、ありがとう
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