web-sahara

月々の活動のまとめ。

三人展。

2010-03-31 12:00:00 | インポート

桜も咲き始めて、いよいよ東京も春のアートシーズンへ突入です。
お花見をはじめとして、いろいろとお出かけのご予定も多そうなこの季節、是非この展示も予定の1つに加えていただけると幸いです。
空間に作品鑑賞の妨げとなるようなもののないホワイトキューブの空間での、新作の発表となります。
仕上がったばかりの未発表作3点を含む展示、是非ご覧下さい。



-------------------------------------------------
グループ展 「無題 -絵画-/UNTITLED -Painting-」
参加作家:井上樹里、佐原和人、竹内義郎

会期:2010年4月2日(金)-4月25日(日)
オープニングレセプション:2010年4月2日(金) 19:00~21:00
会場:hpgrp GALLERY 東京

 2007年にhpgrp GALLERY東京がスタートして三年が経とうとしています。地球環境や経済状況の変化など、我々の生活の中でも様々な局面で既存の価値観を再検証する機会の多かったこの三年、アートを取り巻く状況も大きく変わりつつあります。「現代アート」という言葉は相変わらず濫用され、作る側にも見る側にも「アートの簡易化、短絡化」が進んでいるようにも思えます。しかしアートを取り巻く状況が変わっても、それは状況に過ぎず、やはりアートは私達への問いかけを続けています。我々はそれを問いかけと認識し、それをどこまで展開出来るか、ということが今日のアートを理解し楽しむには不可欠と考えます。
 本展は、三名の画家によるグループ展です。絵であるという以外にカテゴライズは不要であるため「無題 -絵画-」と名付けました。hpgrp GALLERY東京四年目のスタートとなる本展、ぜひ高覧ください。


hpgrp GALLERY 東京
director 戸塚 憲太郎

150-0001 東京都渋谷区神宮前5-1-15 CHビル B1
Tel:03-3797-1507
Fax:03-6805-0840
URL: www.artdiv-hpf.com/tokyo


Mudai_dm



コメント

二人展。

2010-03-24 20:00:00 | インポート

さて、今回は展示のお知らせを。

3月末から約3ヶ月間、横浜の寿町にて二人展を行います。
宿泊施設内のギャラリーですが、泊まらなくても展示だけをご覧いただけます。
最寄り駅は、JR石川町。
中華街にも近いので、お出かけがてらご覧いただけるとありがたいです。


-------------------------------------------------
君島彩子・佐原和人「LIFE」

会期:2010年3月28日(日)~6月26日(土)
時間:12:00~18:00 ※会期中無休
※初日18時よりオープニングパーティーを開催(参加自由)

出展作家:君島彩子 佐原和人

入場料:無料

会場:Porto Gallery
http://portog.exblog.jp/12231743/


KOTOBUKIクリエイティブアクション:佐原和人
http://creativeaction.jp/artists/2010/03/sahara.html


Port_dm_04_o_fix


Port_dm_04_u_fix



コメント

多摩川アートラインプロジェクト。

2010-03-17 00:00:00 | インポート

多摩川アートラインプロジェクトをご存知でしょうか?
多摩川下流域の多摩川駅から蒲田駅を結ぶ東急多摩川線沿線を舞台に、2007年から行われている現代アートによる街づくりプロジェクトです。
2008年度、2009年度とグッドデザイン賞を受賞しているこのプロジェクトに、新たに参加させていただくことになりました。
まずは僕自身も街の中に飛び込もう!という意気込みで、ワークショップを開催させていただきたいと思います。

2010年3月21日(日)に、アートラインウィークエンド企画としてワークショップ「街の色を見つけてみよう!」を開催します。
参加無料で、なんとお昼ごはん(おにぎり)がついて、さらにプレゼント付き。
是非この機会にお気軽にご参加ください。


詳細:
http://tamagawa-art-line.jp/2010/03/post_71.html


100309_amwsout



コメント

版画~刷り。

2010-03-11 19:00:00 | インポート

さて、道具彫り、と進んで来た版画制作のご紹介もいよいよ大詰め。刷りの作業に入って行きます。
下絵を描いてから彫りまでの作業は自分だけでも何とかなるのですが、やはり刷りの部分は熟練の技術が必要、ということで工房で木版のスペシャリストの方とごいっしょさせていただき、作業を進めます。


R0012042

彫った版に色をのせた状態です。
色をのせてもやっぱり版って綺麗。


R0012043

微妙に違う色を、また別の版にのせて色の深みを出してゆきます。
通常のペインティング作品と同じで、重ねれば重ねるほど画面の複雑さが増します。


R0012041

それぞれ別作品の版ですが、一版一版丁寧につくってゆきます。


R0012040

試し刷りをしては確認、の繰り返し。
一版でも色を微妙に変えれば、全体の仕上がりがかなり変わるので、こだわりにこだわって仕上げてゆきます。


R0012012

ぱっと見では違いがわからないんですが、、、微妙な色の発色の具合など確かめます。
濃淡、明度、彩度、、、画面の中でのバランスなので、その程良いところを探ってゆきます。
ちょっとのことでも画面の印象がかなり変わるので、手は抜けません。


R0012131

かなり完成に近づいたでしょうか。
ここからまず、B.A.T.(Bon A Tirer=エディション刷りの見本作品)やH.C.(Hors Commerce / オル・コメルス=非売品の意味・工房保存の見本作品)を選び、それを基にエディション作品を制作してゆきます。

今回制作した3作品は、それぞれ総エディション数30(ED 30)に、A.P.(Artist’s Proof=作家保存用作品)5、P.P.(Printer’s Proof=刷り師保存用作品)1、が制作されました。版画の種類によっては、安定した版が得られないものもありますが、木版画はかなり安定した版を得られます。浮世絵などは数千枚を刷っていたと言われています。が、今回の作品は紙と水、それに顔料の関係で同じクオリティーのものを得るにはあまりエディション数は多くないほうが良いということで、総エディション数30枚に落ち着きました。今までの木版画では見られなかったようなにじみであったり、金や銀などの色を出すために使っている金属系の顔料が安定して同じ表情を出せるのがこのくらい、ということでした。別の日に同じ作業をしても湿度や温度の関係で、同じ表情にはならないとのこと。1日で作業できるギリギリ、といったところでしょうか。

完成した版画は羽田空港ANAラウンジ(2010年3月29日まで)や、以下のページでもご覧いただけます。
よろしければ是非ご覧下さいませ。


-------------------------------------------------
EDITION WORKS・佐原和人作品ページ
http://www.editionworks.jp/EW%20STATE-2/contents/works/sahara.html


タグボート・佐原和人作品ページ
http://em.m-out.com/ec/html/category/001/003/365/category365_0.html



コメント

版画~彫り。

2010-03-04 19:00:00 | インポート

さて、今回も引き続き版画のお話にお付き合いいただければ、と思います。

慣れていれば彫るのも早いのだろうと思うのですが、細かい図柄のものだと最初は切り出しに1時間、さらいに1時間、さらに丁寧にさらうともう1時間、と言ったところでしょうか。


R0011928

版の種類によっては、全面に色を入れるものもあるので、その場合は画面サイズの四角を彫るだけなのであっという間に一枚彫れるのですが。。。
むしろほとんどの場合は細かい場所に神経を使うので、すんなり彫れることは少ないのです。
ちょっとでも勢い余ったら、、、欠けた図版が出来上がってしまいますから。。。
彫っている間はともかく集中です。
彫刻刀を持った時点で、自然と集中するためのスイッチが入ります。


R0011927

特に細かかったほうの一枚。。。
小さな隙間を彫るのはやはりしびれます。。。
隙間が多ければ多いほど、、、進み具合はゆっくりとなります。


R0011926

ある程度、版の種類が揃って来たところです。
色を乗せる前のこの状態もわりと好きです。
あまり触ると版の角がつぶれてしまわないとも限らないので、べたべたとは触りませんが、そーっとさわると版の凹凸が心地よいです。
今回の作品には少なくとも1種類の作品に6~7版は使うので、3作品で約20版くらい必要でしょうか。

彫りが終わったらいよいよ刷り。
その模様はまた次回。。。



コメント