言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

勝木市議が残したものも「ウソ」の記述になるのかわからないが、フィクションでこんなことが書けるなら、素晴らしい才能の持ち主だ。

2016-04-08 21:23:49 | 言いたいことは何だ

共産党市議@札幌の戦争法反対討論に対し、「精神鑑定を」と発言した自民市議が「安倍晋三官房副長官の話」として帰還した拉致家族と経過(http://goo.gl/x6XGUA)を残していた。

安倍晋三官房副長官の話

この1月14日「安倍晋三先生を囲む会」という催し物がありました。地元企業の有力者を集めて親睦を図る、という趣旨で23名ほどの経営者が集まりました。政治家は参加できない、ということだったのですが、中学、高校の同級生の口利きにより、UCLAの同窓ということで、(安倍さんはUCLAに2年間ほど在籍したそうなんですが、私もUCLAで授業を受けたことありましたもので、同窓ということにしてもらったわけです)そのメンバーに入れてもらい、色々とレクチャーを受けました。まあ、市議会議員なんてのは政治家というほどのモノでもないですしね。

安倍晋三先生のレクチャーは、実に中身が濃いものでした。
「小泉さんは、実際、経済通でない」という話からはじまり、竹中さんの話になり、「竹中さんは、話を整理するのが上手で、政治家的な人の動かし方にも長けている」というような噺も出て、イギリスでは国会議員でないと大臣になれないという話や、また、エリツィンが莫大な予算をつぎ込んでクレムリンの内装をエカテリーナ王朝時代のようにリホームした話も聞きました。ロシアとしては、不況その他で国民がロシア人としてのプライドを失いつつあり、クレムリンのリホームは、そのプライドを回復するための事業だったそうです。


そんな話の他に、北朝鮮の今後の展開に関する予測やら国内事情やら、興味深い話が盛りだくさんでした。

「日本人は、北朝鮮は時間の問題で、そのうち必ず崩壊すると思ってるようですが、これは米国がそうしたいと思っているだけのことであり、そうなるかどうかは、周辺国の態度を見なければわからない。ロシアや中国はキムジョンイルの政権こそ支持しないかもしれないが、北朝鮮が崩壊することを望んではいないし、そうならないための援助も続けるはずであり、北朝鮮はそう簡単にはなくならないと思います」というような予測も出てました。
拉致被害者の話になり、地村さんたちには、最初、「とにかく一度北朝鮮に戻って、子供を連れて帰国するべきだ」という話をしたそうです。しかし、地村さんたちは、この申し入れを断固拒否したそうです。「一度、戻ったら、二度と帰国はできない」ということだったそうです。「私(安倍)他、政府の人間がたくさん同行すれば、変なことにはならないでしょう」と言うと、「みんなで一緒に行っても、突然銃をもった者が部屋に入って来て、我々を引き離そうとしたら、どうしますか? 安倍さんたちは、その場で何ができますか?自衛隊も一緒に行ってくれるなら話は別ですが、」と言われ、結局、彼らの言うとおりにしたそうです。
子供が残されてしまった件については、「どうして連れてこなかったのか?」ということを聞いてみたそうです。すると、「むこうでも、子供を連れて行きたいかどうか、何度も尋ねられましたが、連れて行きたいと答えると、帰国できないと思った」そうです。彼らは、拉致されて以来、何度も、その手の誘い水を向けられ、その度に、「日本になど帰りたくない。私は、北朝鮮に永住したいし、日本などは大嫌いだ」と言い続けていたそうです。それを言い続けたから今日まで生き延びられたそうで、一度北朝鮮に戻ったら、「日本になど戻りたくない」と言い続け、日本の悪口を言い続けなくてはならないそうです。むこうでは、家族単位で処刑された拉致被害者は数え切れないほどたくさんいるそうです。(北朝鮮では、処刑というのは、常に家族単位で行われるそうです。親だけ殺すと、その子供は反政府意識をもつから、という理由だと思われます。)
ちなにみ、北朝鮮では、子供は6歳になると親元を離されるそうで、地村さんたちも、子供と会うのは、年に1度か2度くらいだったそうです。そういう事情があるなら、彼らの子供たちは、すでに、あの国の洗脳を受けているうえに、日本語もしゃべれないし、親子の情も通い合わないような状況なのかと思われます。だから「子供と会いたい」とか「連れて帰って欲しい」というよぅなことは口には出してますが、そのために自分の命をかけるつもりにはなれないのでしょう。
もっとも、曽我さんだけは、アメリカ人とのハーフの子をもっていたためか、ずっと子供と一緒に暮らしていたそうです。


質問の時間になり、私も一点だけ質問することができました。

「アメリカ経済は、今年の末から来年にかけて本格的に崩壊する、という説があるが、日本政府としては、どう予測しているのか? 日本への影響をどの程度に見積もっているのか? 被害を食い止める防御策は考えているのか?」

という質問をしてみました。回答は、

「アメリカは、破格の景気対策なんかをやっているし、政府としては、米国経済が破綻するとは見ていない。ただ、イラク戦がはじまったら大変なことになるだろう。実際にアメリカ経済が破綻してしまったら、その影響を防ぐのは無理であり、その防御策はない」

というものでした。
安倍さん自身、「アメリカは必ずイラクを攻撃するだろう」という予測を語っていたのですが、それらのことを考え合わせると、米国の経済破綻や、そのことによる株価の急落や、その余波の日本上陸については、すでに、ある程度予測しているのではないかと思われます。が、そういう話は官房副長官としてはできなかったのだろうと思います。


少子化対策についての質問も出て、

「乳幼児保育には反対である。それをやったスウェーデンは、一時は出生率が上がったが、今は急落している。その上、保育所で育った子供たちによる少年犯罪が激増していて、ストックホルムは、今や犯罪発生数では、ダントツの世界一である」

というような話が出ました。
私は、以前、ある友人のBBSで、「少子化を根本的に是正するには、子育てしている女性を優遇するだけでは意味がない。女性に対する良妻賢母教育が必要だ」、という趣旨の質問原稿を公開しまして、総スカンを食ったことがあります。


「女性ばかりを責めるとはなんだ!男がだらしないから子を産む気になれないんだ!」

「現実問題として、働く女性には、行政の援助が必要なんだ!」

というようなのが皆のリアクションでした。
教育委員会の方も、


「男女共同参画社会というお題目が世の流行なのに、それに真っ向から敵対するような良妻賢母教育なんて話には、とても答弁できません」

と言ってました。
男女共同参画社会と良妻賢母教育とは別の話であり、敵対する話でもなんでもないわけですが、確かに、頭の中がガンガラガンに凝り固まっている女性運動家なんかは、とにかく味噌も糞も一緒に煮込んでしまう傾向があり、そういう傾向の人には良妻賢母なんて言葉自体が社会の敵のようなイメージがあるみたいでして、そういう運動家やそれらの尻馬に乗りたがるマスコミなんかに美味しい思いをさせても困まるので、とりあえず、その質問はお蔵入りになってます。


でも、いつかやってやろうとは思ってます。

話が脱線しましたが、安倍さんの話は、大きなステージで活躍する高邁な政治家というのがどういうものかのイメージを彷彿させてくれて、ちょっぴり羨ましい気分にもなりましたが、とにかく新鮮な情報が盛りだくさんで、それらの話を淡々と語る穏和な姿勢には深い感銘を受けました。




<米軍撤退>米国民を動かす可能性<トランプ氏発言>アメリカ国民と手をつなごう(^^♪

2016-04-08 05:18:29 | 言いたいことは何だ

やだべ、名前の売れた教授かなんか
 原稿料もらって書いてるわりに、お粗末やん


要点は①仮想敵国を作り
     ②軍備が必要と、説いている
 もう色あせた~えろう古い🐕パターン


が攻めてくるんや?
そんな古い手、使いまっか?


あんたら、ずうーーーと、
 外国人に日本の土地購入、認めてまんな✊
北海道などずいぶん
 買われ進んでるとか、聞きましたでな
  気が付くと、町が外国だった!
   なんてこと
    無いように
法律創るのが国会ちゃいまっか?
(どこの利益を考えてるんや?!日本を守れよ✊

イメージ





日米安保条約破棄は、通告だけでええんや
それがバラバレやから
TPPにしたのか?
  これは、えげつない奴隷化
とんだ食わせ物やな、オバマはん✋




トランプ氏は、なるほど毒舌家?に見えるけど
高度なジョークかも
移民反対ちゅうけれど~彼の美人奥様も移民よ
万里の長城建設費=メキシコだってさ
 <費用=メキシコ>
    って言った時点で
メキシコが支払わねば無い
 アメリカ人はピンときて、すぐ笑ったと思うよ


アメリカはアメリカの繁栄を望む
当たり前のことをトランプ氏が言ってる
<アジアから手を引く>大歓迎だ


で、よ!
アメリカ軍に縋ってるのは誰よ?


日本国民は知っている


”明治維新”演出の裏役ボス
  世界”武器商人”世界金融”
   日本に巣食う妖怪変化・魑魅魍魎ども
    売国親米高級官僚=シロアリ集団


もう、いい加減!目を覚まそうよ


自衛隊は憲法違反だ
国民に害をなした自衛官は、起訴!
解体して、世界の災害救助隊にしようよ


軍隊は永久に持たず
国民に、その覚悟を促せ✊








オバマに期待した分、反動が大きい
 あれほど<WE can do>
  繰り返したオバマ演説を
    日本で聞いていましたよ
<イラクから撤退する>公約は、就任とともに破棄された


朝暗い7時から、
 政府の官僚自身が働き出すアメリカ


日本、見習え!
 ってか~いつ眠るんだろ?
運転しながらハンバーガー食ってるぜ


アメリカ人には”FOOD 4”てふ大型食品店あり
分かる?4=FOR 
 ダジャレなの (大真面目でね


アメリカ国民と手をつなごう(^^♪



私がトランプの「米軍撤退」発言を歓迎する理由

http://天木直人.com/2016/04/05/post-4269/

☝より引用👇(文字強調レイアウト=管理人)

ブログランキングに参加しております。
 よろしければクリックをお願いします!
政治 ブログランキングへ



発売中の週刊朝日最新号(4月15日号)に、
沖縄基地問題も吹っ飛ぶ!?
 トランプ氏『米軍撤退』発言の波紋
という見出しの
注目すべき記事を見つけたので、
私の考えとともに紹介したい。

 その記事は、まず、
私と同じ考えを発信し続ける
孫崎享氏の次のコメントを紹介している。

 「在日米軍は日本の防衛のためというより、
米国の世界戦略のために駐留している・・・
『どうぞ撤退してください』と言えば、
本当に困るのは米国側です」と。

 その通りだ。

 しかし、
だからこそ、
そう言っただけでは、米国は決して撤退しない。

 私が注目したのは、
その後に紹介されていた猿田佐世氏の次の言葉だ。

 いうまでもなく猿田佐世氏とは、
辺野古建設阻止に向けて対米ロビー活動の重要性を訴え、
みずからも「新外交イニシアティブ」という組織をつくって
活動をしている国際弁護士である。

 その猿田氏が次のように語っている。

 「米国の対日外交の主導権は
ワシントンのごく少数の『知日派』が握っている。
彼らの基本方針は日米同盟の重視と在日米軍の維持。
その状況下でトランプ氏が大統領になっても、
トランプ氏にとってこの問題(日米同盟、在日米軍)の
優先順位が高くないため、
現在の知日派が日米外交に影響し続ける可能性が高い。

また、軍の意向が
強く反映される議会を通すのも困難です。
(トランプ大統領が)強権を発動しても
 大きな政策変更をするとは考えづらい」

 まさしくその通りである。

 ここまで言い当てる猿田氏の慧眼に敬意を表したい。

 しかし、それでも私は
トランプ発言
大歓迎する。

 それはトランプ発言が
  米国民を動かす可能性があるからだ。

 そして、たとえトランプ氏が大統領になれなくても、
すでにトランプ氏は
 パンドラの箱空けてしまった

 翁長知事の沖縄は、
いまこそ米政府や米議会相手のロビー活動ではなく、
米国民相手に声をあげる時だ。

 在日米軍に反発する沖縄県民の
    強い意思を米国民に訴えるのだ。

 そして、対米従属に反対する日本国民は
それに呼応し、日本に
在日米軍
  不要だと声をあげるのだ。

 ナイーブな米国民は、
  そんなに嫌われているのなら撤退しろ、
と言い出すに違いない。

 米政府、議会を動かすのは
ジャパンハンドラーズと呼ばれる
一握りの「知日派」ではない。

  米政府、議会を
 動かすのは
米国民だ

 そして米国民は、もはや
米国政府がコントロールできる状況
ではなくなりつつある

 それを教えてくれたのがトランプ候補だ。

 私がトランプ現象を歓迎する理由がそこにある(了)


世界一心の貧しい、為政者に聞かせたい。ムヒカ氏の言葉

2016-04-08 05:06:28 | 言いたいことは何だ

イメージ


UNASUR(南米諸国連合)のムヒカ大統領の就任スピーチ
http://hana.bi/2015/05/mujica-unasur-new-speech/
翻訳:打村明

国民のみなさま、ここにお集まりの大統領様、仲間の皆様、大使の皆様、多いに感謝いたします。

私はちょっとイカれた一般市民です。

私の唯一の功績は品がなく、頑固で、熱心で、継続的な性格で耐えることができたことです。私は決して偉人ではありません。刑務所に入ってしまった理由はスピードが足りなく捕まってしまったからです。(笑)

ヒーローの資質はありません。しかし、内なる炎のようなものは持っています。社会の階級、社会的な不公平差が我慢なりません。人間は社交的な動物なのだと思います。地球での人間の歴史の90%を家族や家族集団で生活してきました。一人では生きていけず、みんなの助けが必要な変わった猿なのです。そのことがハードディスクにインプットされ、そのハードディスクは社交的なのです。

だから「人間は政治的な動物だ」と断言するアリストテレスは正しいのです。そうなんですよ、猫ではないのです、社会に認められたいのです。

しかし歴史の様々な出来事が、後の1割の人類の歴史の責任者なのです。9割がそうではないのです。美しいものを与えてくれたのです。気づいてみたら私たちは100年前と比べ、40年も寿命が延びました。

結局のところ、世界には飢餓があると知っている、人口も倍あります。食料も倍ありますが生産したものの30%を私たちは捨てています。この残り物を犬にもあげませんし、ましては貧しい人にも与えません。それがこの文明のむき出しのクリアで悪性的な矛盾点なのです。そしてその矛盾に充電し戦い続けているのです。

こんなにものが溢れている現代のような時代はいまだかつてない!

こんなにたくさんの知識もいままで決してない。

世界の1分間に消費される軍事費は2兆米ドルですよ。

私はこの衝撃的な事実を伝え続ける事を私はやめませんよ。

「世界の何百万人もの貧しい人たちに目を向け、人間味のある生活ができ、世界の需要を大きくできるような地球規模のプランのためのお金がない、リソースがない」と言える人は恥知らずです。

世界のもっともお金持ちな人が毎日100万ドルを使ったら、財産を使い果たすのに220年もかかると言っていますが、2%から4%の利率がありますから1日400万ドルのお金も入ってくるので、もっとかかります。

私たちが「世界にお金がたりない」なんて言えるのは、お金を出して解決できる人に要求ができず、その人のポケットに手を突っ込めず、そうさせることができない政治的意気地なしだからなのです。だから私は政治にいるのです!

だから政治の世界で戦うのです。結局のところ、簡単に言うと貧困者のためにベーコンをもう少し太く切らなければならないということです。政治というのは自分には好都合で別の人には不公平な選択肢を決めなければいけないものだからです。マジョリティーにいるか、マイノリティーにいるのか、中立でいられず、どちら側かを選択しなければいけないのが政治です。

みなさん、これの他に別のこともあります。正義より大事なこと。

私たちは生きている世界は涙の谷で、死んだらパラダイスにたどり着くという思想にはめ込まれて育ってきました。天国はいまここなのです!或いは地獄は今なのです!人がより良い暮らしをするには、いま人生のために戦わなければならないのです。中立な立場なんてないのです。ですので、忘れられがちな中立で基礎となる価値観について話すのであれば、意味があります。

私は尊敬されても自分の指なんてしゃぶりませんよ。老人のまま私はここを出て行きます。そんなことより考えなくてはならないのが、ここには沢山の若者がいること。そしてあなたが若ければ次のことを知っとかなければならない。

人生というのは1分1分とあなたから逃げていきます。足りないからといってスーパーで追加で買うことができないのです。ですので人生を活きるために戦ってください。人生に中身をあげてください。他の生物の生き方と人間の生き方の違いというのは、あなたには自分の人生の方向性をある程度決められるというところにあります。あなたが自分の人生の道の創設者になれるのです。

生まれたままに生きる植物と違い、あなたは生まれたあと自分の人生に中身を詰めるか詰めないかを選択できるのです。

マーケットに自分の命を売り、必要でもないものを買いあさり、ローンを支払いながら人生を過ごしていたらあっという間に私のような老人になってしまいますよ。リューマチまみれのね。あなたはこんな世界に生まれたのです。ぶち当たってこそ、世の中に何をしたのかが分かります。

でも、あなたには夢があり、その夢のために戦い、希望を残ったものに伝えようとしたのならば、あなたのその活気が丘の上や広い海に少し残っているのかもしれない。その一瞬の記憶がどんなにすごい記念碑よりも、伝記よりも、賛歌よりも、詩よりも価値あるものなのです。

人類の希望は新しい世代で具現化するのです!

みなさま、命より大切なものはありません。幸せのために戦ってください。そして幸せといのものは人生に内容を詰めるということなのです。道を作り、襲われてはいけないのです。そのためのレシピなんてありません。ここにあります、あなたの良心に。使われるか、それとも奇跡的に生まれたこの機会を使うか。

また戻りますが、若者にもうひとつアドバイスをさせてください。

不可能なことを可能にするには更なる努力が必要です。そして本当に負けてしまうのは腕を下げ自分を渡し、諦めるときのみです。

人生では何千回といろんなことで転びます。愛で転び、仕事で転び、いま考えているその冒険でも転び、実現しようとしている夢でも転びます。でも、それには千と一回立ち上がり、一からやり直す力があなたにはあります。

その道が実は一番大事だからなのです!

ゴールなんてありません。勝利のアークも、私たちを待ち受けている楽園も、戦争で死んだからって待ち受けている側女なんていうのもありません。そこで終わった、それだけなのです。あるのは別のものです。それはどんな状況にいてもこの短い人生をフルに活き、人生を愛し、そのために戦い、人に伝えようとする美しさです。人生はもらうだけではだめなのです。まずは自分の何かをあげることなのです。どんなにボロクソな状態でも、必ず自分よりも悲惨な状態の人に何かを与えられます。

みなさま、私は若かった。1940年代、南米のスイスと呼ばれる国で勉強をしました。英国帝国にとって私たちは特権を持ったやっかい者でアルゼンチンのみなさんと同じくとてもうまく行き、世界の権力ある国々の間にいても誇り高くいられました。ラ・プラータ川は南米の中でも特殊な場所でした。

ヨーロッパ人のようにも見られ、一時期自分たちもそう思ってしまうほどでした。しかしそれは妄想に過ぎませんでした。戦争の後に世界は変わり自体は変わりました。IMFに借金をしはじめてしまったのです。それが私の青春時代でした。とても美しく高いところから世界を見ていた現実が崩れ落ちました。高いところから落ちるのが一番痛いのです。もともと下にいるのに慣れている人は断念できるのですが、上に行ってしまったら落ちるのは痛い。

ですので私はそういった上から落ち、顎を打ってしまった人たちで世界を変えようとしたムーブメントに参加していましたがフクロ叩きにされました。

夢を宥め、無産階級の独裁政権が階級の戦いの大事な解決になると思っていました。各世代でのそういった過ちをしてしまいます。しかしその昔の内なる火がとても強かったからこそ今に至るのです。自分たちの犯した過ちを受け入れながら命という恵みと寛大さにも気づきます。そして世界が物とお金と資源で溢れている中、人に車を貸すことも惜しみ、貧乏人に手を差し伸べず、野良犬にご飯も家も上げないような、こんなにもセコイ世界は他にあるのでしょうか。神様に謝りたい。心を開き、間違ってでも人に世界に自分のすべてを捧げる青年達が恋しい。

若者たちよ、私はあなたたちに伝えたいのは昔の葛藤や昔の過ちの愚痴ではありません。人生はずっと続く学びの場で、間違った道やお互いの足を踏んでしまう道です。

しかし私たちを押した昔の要因がいまの時代にも存在し、資源と可能性に満ちた地球にいままでにない富の集中、いままでにない貧富の差が見られます。人間は無限に良くなっていく社会を作れるのだと信じています。歴史の深くに閉ざされた古来の社会を勇気を持って見てみてください。

石器時代の人になれとは言っているのではなく、人間社会を守る為の寛大な精神から学んでほしいのです。幸せになるための根本的なこと一番シンプルなところを理解し実行するには他の人の命が必要なのです。個人は無です。

個人は社会依存していて、その社会の歩みこそが私たちの生活を永続的に豊かにしていくのです。ですのでこの共同の動機をいまのこの歴史に立たせなくてはならないのです。このラテンアメリカではこの動きに名前が付いています。お互いが寄り添って、統合し、多様性を尊重する文化を活気付けるムーブメントです。それをしながら私たちの隠された深い歴史も見せていかなければなりません。

これはしなければいけないことだし、政治的要求と次世代の若者の真剣な関わりが、幸せに暮らしたければできることです。そのような、人生をかけられる活きたアイディアを提起してください。マーケットの奴隷になんて絶対にならないでください。

これからの世界は私たち次第です。そして我々ラテンアメリカ人はこの現実に遅れてそして後ろからスタートしたからこそ、文明の最高の一面を見せなければなりません。平和な南米大陸、公平な南米大陸、団結する南米大陸、生めれて死んでいくのが美しい南米大陸、公平さにイエスという南米大陸、憎しみのない南米大陸、復讐を望まない南米大陸、命の泉であるこの地球という惑星の創造性を守り人間という動物を尊重する南米大陸でなければなりません。

あなたの存在にコンテンツを与えてください。このことを意識的にしないと、その内容はまた新しいゴミを買うための月末の支払い金に変化してしまい、その悪循環にはまり、あなたの人生の最後の日まで続き、気づけば骨ひとつ上がらず記憶と生命力と共にサヨウナラです。

コレアさん(コレア大統領)違います。若いのは一度きりですがそれは外観です。若さだけでなく、鏡を見て現実に責任をもつ不遜さ、それは若くても、年取ってても、中年でもできることです。世界を男、女、黒、黄色に分けてはいけません。いいえ!2つのカテゴリーに分けます: やり通す人とそうでない人です。やり通すというのは大義を抱きしめることです。

ですので私は出口の時間に近づいているとわかっています。どのようなときに死のうともうやることはやったのです。私はまだ死後の世界も神も信じることができていませんが、すべての宗教を尊敬します。なぜ様々な宗教を尊敬するか?病院で死に際にいたる人たちに良質な死ぬプロセスを与える偉大なサービスを与えるからです。その宗教を信じなくてもバカにすることはできません。尊敬しています。

宗教の正当性について考えさせられます。どの時代でもどの世代でもすべての歴史のなかにもそして世界の隅々で人間はいつも何かを信じています。

人類ほど非現実的なものはありません。だからこそ死後の世界をも創造することができるのです。人類が好きですし感嘆しています。宗教を尊敬しています。私もいつかは土に還るか、みなさまの頭の上に飛ぶハトになっているといいですね。

エクアドルよありがとう!みなさまお元気で

ペペ・ムヒカ

参照元 Read the original here: http://hana.bi/2015/05/mujica-unasur-new-speech/#ixzz45671G5GO ;
Under Creative Commons License: Attribution Non-Commercial 
Follow us: @hanabiweb on Twitter | hanabiweb on Facebook