こんにちは。
6月19日(土)に第二回羽生農園環境教室が行われました。
梅雨の時期で前線が活発だったため、
大雨になってしまうのではないかと心配でした。
しかし、はれるんのおかげかわかりませんが、
雨どころかなんと晴れてしまいました。
羽生で作業をする日は、必ずと言っていいほどお天気に恵まれています。
運がいいのかもしれません。
田んぼにはどんな生き物がいるか、
まず子供たちにパネルを使って説明しました。
子供たちはパネルに出てきた生き物をつかまえようと、
泥だらけになりながらもがんばっていました。
みんなが捕った生き物をお友達に見せようと、
水そうに入れて観察しているところです。
珍しい生き物を捕まえた子供たちは、誇らしげにオトナに見せていました。
ゲンゴロウは近年、水田の農地改良によるエサの減少や護岸により
幼虫がさなぎになれなかったり、農薬や水質汚染などにより
その数が減ってきているそうです。
(準絶滅危惧種に指定←環境省レッドリスト)
生き物の血を吸って生きるヒルもいました。
子供たちはヒルが血を吸うと聞いて、
怖がりながら水そうをのぞきこんでいました。
田んぼで多くの人がにぎやかにやっているのが気になったのか、
「僕も仲間に入れてよ」とまるで言いたそうに、
ヘビが水路を勢いよくやってきました。
そのため、ヘビを捕まえて虫かごにいれました。
稲を植える前に田んぼを整えます。そしていよいよ田植えです。
整地した跡にそって子供たちは、一本一本ていねいに稲を植えていきました。
途中、深みにはまって転倒して顔と体が泥だらけになっても、
夢中で田植えを行っていました。
アイガモを放し飼いにする理由が主に2つあります。
①雑草や害虫を餌として食して、フンが稲の養分になる。
②アイガモが泳ぐことにより、土がかき混ぜられ根を刺激して
肥料分の吸収が良くなる。
あと何と言ってもかわいいの一言に尽きます。
稲の成長だけでなく、アイガモの成長も見られるなんてうれしいですね。
今後も稲とアイガモの成長を見守りましょう。
次回予告です。
第三回羽生農園環境教室は、気が早いですが収穫となります。
ずっと先になりますが、10月中旬から下旬ごろを予定しています。
多くの方の参加をお待ちしております。