穂の国 春夏秋冬

古来よりこの地方(東三河)を表すことば・穂の国より,日々見たまま感じたままを綴っています。

懐かしい ちょっといい話

2016年10月18日 13時29分24秒 | その他
 眼科へ行きました。定期検診です。大体3か月ごとに行きます。診察も終わり受付で名前を呼ばれ、目薬をもらい診療費を払いました。さあ帰ろうとしたとき、「〇◯先生では・・」と声をかける人がいました。私が「そうですが・・」と答えると、「私をわかりますか?」と言われました。さて誰だろう、年齢からして教え子ではないことは確か、なら保護者かPTA役員か、はたまた同僚か、考えても出てきません。時たまこういう風に声をかけられることがありますが、残念ながらほとんどわかりません。「△△です」、聞いてはっと思い出しました。まだ私が若い頃いた学校の先生です。なぜ私を覚えていたか、教えてくれました。言われてみれば思い出しましたが、それは夏休み前のことです。その△△先生はあることで怒り、もう職員旅行は行かない、と叫んでいました。私は近くにいたので、「そんなことを言わず、みんなと行きましょう」と、声をかけたようです。それで、やめようと思っていたが、優しい声をかけられたことがうれしかったようで一緒に行く事にした、とのことでした。30年以上も前のことですが、鮮やかにその当時のことがよみがえって来ました。自分もちょっとは他人に良いことを言っていたんだな、と。何だか気分のいい日になりました。
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