WAVE TALE

鯨・波・しずく・月・シーグラス・海岸写真・~Atlantis~・http://wavetale.yu-nagi.com/

水色展クロージングイベント「LightAnimal&Live」@ヒソミネ 2014/06/25

2014-07-01 19:39:00 | 【出展レポ】
埼玉のライブスペース「ヒソミネ」で行った水色展最終日イベント「ライトアニマル&ライブ」。

こんな感じでした!(うっとり)→http://youtu.be/ImzR-3_VVlg
2分弱の動画にまとめてくださったのはライトアニマルの河合さん。ありがとうございました!

ちなみにライトアニマル無しのリハーサル風景はこんな感じ。会場内の雰囲気の違いは歴然。


さらに詳しく、写真とともに振り返ってみましょう。

ライブ撮影はアメシバ氏。都内を中心にライブ撮影やアーティスト写真撮影をしている友人です♪

***

受付 兼 飲食注文できるカウンター席のBGMは、水色展にちなんだ楽曲を集めたWAVE TALEセレクト。
ウェルカムドリンクならぬ、ウェルカムシーグラスをお客さんにもれなくプレゼント♪採集年と場所「2013 Hayama」彫り。


ドア越しのライブスペースのBGMは、ライブが始まるまで波の音。
OPENとともにライトアニマルを投影。白い壁のヒソミネが、一瞬にして青い海の中。
端からゆっくりクジラが泳いで現れます。中央でシンメトリーになっています。

予想以上に早々と集まり始めたお客さんたち。飲み物片手にライブスペースへ。
最初こそ「うわぁ」「すごい」「いつものヒソミネと違う」と声がしていたものの、
だんだんと言葉少なくなり、着席してクジラに見入ってらっしゃいました。

オンタイムで一組目のライブスタート。


Daiki Hayashi+yukiya
投影:ザトウクジラ


ギター弾き語りとは全く異なり、出した音を足元のたくさんの装置で音色を加工する演奏。
音や声を歪(ひず)ませたり反復したり。その音は時々クジラの声のようでもありました。




「海の…展2」でクラゲ写真アクセなどを展示販売してくれたユキヤが「声」でサポート。
ミュージシャンの一面を初めて見られて新鮮でした♪




対バン(数組の)ライブではトリが重視されるのが常だけども、私は「起承転結」全てを大事に思っていて。
海モノの展示が縁で繋がった林君とユキヤにトップを飾ってもらえたことは大きな喜びでした。





林君+ユキヤが少し早く演奏を終えた為、
二組目ゲッコー君が自ら早めに鍵盤の前に座り、予定外に長く弾いてつないでくれました。


Gecko
投影:シャチ


最初にMC(喋り)を済ませ、インストゥルメンタル(歌無し)で30分+α。聴いていて全く飽きず。




なめらかな音運びと、いい具合の強弱(私にはツボ)。跳ねたり、わくわくしたり、まったりしたり。
素敵で素敵で、その三日後の鶴間のインストアライブにも行ってしまいました。




時折りシャランと聴こえたのは、左足首につけていた鈴の音。みんな気づいたかな??



ライトアニマルの説明だけの時間も設けました。
BGMは波音に代わりまして、ザトウクジラとシャチの鳴音(鳴き声)。


LightAnimal
投影:シャチ、ザトウクジラ、ミナミハンドウイルカ


前代未聞、ライブハウスで海洋生物の質疑応答。やってみたかったんです こーいうコト。
ライトアニマルは元々VJ(ライブ背景映像。音楽と連動させたものも多い)でないことから説明開始。


河合さんにマイクをお渡しし、クジラ類の形態や生態のお話。今年からお目見えのシャチに関して特に熱い。
共同制作の西海さんがパソコンで投影作業。実物大にしてくれたり、説明部分をよく見せてくれたり。




映像技術よりもクジラについての質問がいくつも出るとは思いませんでした。やってよかった…。
なぜかクジラより盛り上がったのは、ザトウクジラに着くフジツボの話(笑)。
イベント内で唯一、時間が押しそうになったのがココ(笑)。やってよかった…。


しれっとライブに戻して〆ます。ライブハウスですから。
トリは、6/1にバンドのワンマンライブで成功をおさめた記憶も新しい、ゆきのさん。


yukino(from kanina)
投影:ザトウクジラ


この日の演奏で一番びっくり。
いつも使っているパソコンを使わない。歌詞いつも英語なのに全部日本語。
いつもと全然違うの出してきた!それでも「らしさ」はもちろんそのまま。




現バンドではまずやらないであろう数年前の曲のリメイクと、ありがたいことに二曲も新曲。
以前からのファンは文字通り泣いたそうで。・・・やっぱこの人すごいわ。




ゆきのさんのライブ終盤、ああ終わるんだなーとぼんやり思いました。


全てのライブ終了後、CLOSEまであちこちで出演者やお客さんやヒソミネスタッフさんと談笑。飲んだり食べたり。
出演者のCDや、河合さんのシャチTシャツや、私のシーグラス作品、買ったり買ってもらえたり。

最後のお客さんと出演者を見送って終了。。
の、次の瞬間に集合写真を撮り忘れたことに気づく! ま、まぁいいか(苦笑)。



***

という具合に、個人の作品展のイベントにはもったいないくらいの内容に。

出演者皆さんは、ライブするからにはとわざわざスタジオ練習してくれたり、事前に出展を見に来てくれたり、水や海モチーフに合う感じに寄せてくれたり、滅多にやらないソロで(すごく緊張するのに)引き受けてくれたり、仕事休み取ってくれたり、下見しに来てくれたり…。
友人知人とはいえ、何をどこまで甘えてよいやら、結局全部叶えてもらえたような。

はい、全部詰め込んで 出しました。
WAVE TALEを取り巻く全部。「海・クジラ」「作品・展示」「音楽・ライブ」。
音楽好きな人もクリエイター作品が好きだったり海が好きだったり、その逆ももちろんあり、ライブハウス初めてな人もヒソミネはとても来やすいわけで。
それぞれ呼応したり混ざったりすればいい、繋げたいぞ、と思っていたので。
集客数は目標に達しなかったけど、お客さん満足度と来れなかった人からの関心度は非常に非常に高く。

ヒソミネオーナーの森さん曰く「平日にしては上々の来客、コンセプトからの一貫性も素晴らしい」。
褒めていただきましたよ!
そしてその言葉以上に嬉しかったのが、
「自分のバンドでも海モチーフのCDがあるんですよ、これです」と話が続いたこと。
私のイベント内容とご自分の曲、笑顔でわくわくと。ここでも海つながりをひしひしと実感できたのでした。

Aureole(オーリオール)「Seaweed Assemblage」

今日の記念にぜひと、頂いてしまった。聴いてみたら、まーあ海ですこと!
オーリオールからは「土」とか「森」とか、茶色で艶があって力強いというイメージを抱いていたので、
ヒソミネオーナーの所属バンドとはいえ媚売って作品を作ることはできず、水色展から外したんですよ。
私がオーリオールを知ったのがこれの次のCDが出る頃だったんですよ。
このCDを知っていたら、、作ってたなあ作品!!


いやー、しかしみんなにギャラ払いたかったー。もっとたくさんの人に体感してほしかった―。
でも無事に終わってホッとしました。経験値上げさせていただきました。
お客さんから嬉しい感想をズバリいただけて泣けました。欲を言えば出演者全員にも得るものがあれば最高。
あまりにもキャパオーバーだったため、また!と軽々しく言えません。
次に繋がる何かとなればいいなと思います。

空からの水も心配したけど大したことなく、それもホッとしました。


***

お客さん、出演者の皆さん、ヒソミネスタッフさん、SNS上で応援してくれた皆さん、
だいぶ前から協力してくださった船橋教授、当日見栄えをよくしてくれた美容師Tさん、
どうもありがとうございました。

全てのきっかけと、インスピレーションを与え続けてくれている、海と波と水にも大いに感謝。


ありがとうございました!

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2 コメント

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Unknown (ふなばし)
2014-07-02 02:27:30
クロージングはいいライブイベントでしたね。平日でなければもっと来場者あったはず。
Aureoleのあの初期CD、聴かれたんですね!僕はあの中のMizは好きですよー。いまでも時々ライブでやってくれる曲ですね。アレンジは静寂/轟音のコントラストをはっきりさせたものにかえてますけど。
ありがとうございます (夏実)
2014-07-02 13:52:39
ふなばしさん
そうなんです、オーリオールのライブで聴いてる曲も収録されていて!CDだとかなり印象違うものですね♪
ご来場もコメントも、どうもありがとうございます!

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