日常の生活の中では様々な危険が潜んでいますが、事故、怪我などを心配しては何も活動ができなくなります。
一般にリスクは事故、怪我などの危険性を指していますが、危険(Danger、Hazard)とは意味が異なります。例えば、子ども会活動で活動場所への車の送迎はリスクがあるからといって、公共機関を利用した場合、リスク(事故を起こす危険性)は同乗者(子ども)にとっては変わりありません。
日本では事故があった場合の責任をリスクといった言葉として使われているのかも知れないですね。
さて、家庭の日常生活の中には、多くの危険が潜んでいます。実際に救急搬送の多くは家の中で発生しています。(平成30年の調査では56%が屋内、道路で35%)
子ども会活動ではこうした危険をなくすために、危険予知トレーニングを推奨しています。
危険予知トレーニングは、現地調査などをはじめ、どこに危険があるのか活動状況を創造して話し合い、危険を排除する重要な活動で、子どもたちが安心して安全に遊べるようにするのが目的です。
もちろん、子どもたちには危険個所や危険行為を十分に説明し、常に自分自身で安全を考える習慣を身に付けることによって、将来にわたり、安心安全な生活ができるようになると思います。
結局、将来にわたって一番危険なのが、危ないといって何も体験をさせないことかも知れないですね。
子どもたちが事故、怪我無く、元気に楽しく活動できることを心より願っています。
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