市民活動とは、社会の課題解決や地域コミュニティの推進をめざして市民が自主的に行う活動を指して呼ばれていますが、活動を行うためには少なからず資金が必要で、人材やスキルも必要となります。
よく、「活動したいけど、お金がない、人がいない、スキルがない」といった声を聞きます。
誤解を恐れず言うならば、「それなら、やらなければいいのでは?」といった意見もあります。
続けて、「社会課題を解決するための活動だから助成金を!」 「ボランティアだから助成金をもらうのが当たり前」などといった声も聞きます。
もちろん、自主的に自己資金、若しくは会費などで行う場合は大いに歓迎できますが、そうでなければ、どういった施策に基づいて活動しているのか?目的はもちろん、どのような成果があるのか費用対効果を知りたいところです。
さて、新型コロナウイルスの影響で会議や活動などが中断されていますが、この機会に本当にその活動が必要なのか?どんなエビデンスがあるのか?など、市民活動の基本に立ち返って振り返る時期かも知れないですね。
特に補助金や助成金は声なき子どもたちのお金を大人が勝手に使っていることを忘れてはいけません。