創造性豊かな子どもを育てて・・・とよく耳にしますが創造力とはいったいどのようなものでしょうか?何となく素晴らしいことをしているように思える魔法の言葉かも知れないですね。
表は2020年のGAFAを含む企業データですが、日本社会全体が創造力を失っているのかも知れません。
さて、創造性は2種類に分類されているようで、一つは社会に新しい価値をもたらすかどうかにより評価される発明家、芸術家など特別な能力であり、すべての子どもにこれを求めることはできません。
一方で自己実現の創造性は誰でも持ち得るもので、マズロー曰く、「かならずしも社会的に高く評価されるものでなくても、その人にとって新しい価値のあるものを創り出す経験になり、自分の幸福、自分の生きがいの実現に役立つ」とあり、その教育は人間の幸せを追求する教育とあります。また、子どもは好奇心旺盛なので、何らかの規制がないと子どもの成長発達にはつながらないとも云われています。
創造性を育む教育で期待する成果はもちろん、具体的にどのような教育が有効なのか、今後も調査、研究を重ねながら大いに議論をすすめていきたいと思います。
教育の目的や成果、社会システムを一緒に考えないといけないですね。
地域に於いても人間の幸福を追求する教育でありたいです。