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ひとりの天才を軸に進むサスペンス調のカンニング映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』

2018年11月22日 01時50分55秒 | 映画


メッチャハラハラするカンニング映画だった!

学内の天才が金のために自ら「カンニング元」となり、
監督の目をすり抜けて、他の生徒に答えを伝えるっていう流れなんだけど、
もうね、いつバレるのかっていう冷や冷やする感じがたまらない!

でも、それだけじゃないんだよ。
それぞれが抱える事情や人物設定がしっかりしてるから、
行動の動機づけがすんなり腹落ちする。

それらがサスペンス調に進んで行くから、いい緊張感を持てた。

さて、この映画の話とはズレてしまうけど、
カンニング映画は過去にもあって、
世代として外せないのが邦画の
『That's カンニング! 史上最大の作戦?』である。

これは学生寮の存亡をかけて、
オールAの成績を取るために、
あの手この手でカンニングしまくるという青春コメディ。

『バッド・ジーニアス』はひとりの天才を軸に、
スマートな方法でカンニングを行うのに対し、
『That's カンニング!』はバカしかいないので、
みんなで力を合わせて、
ありえないカンニングの数々を披露していくのが一番の違いかな。

そして今見ると、役者が豪華。
公開当時18歳の安室奈美恵に、
23歳の山本太郎、24歳の山口達也や藤木直人も出ている。

『バッド・ジーニアス』が話題になったときに
いっしょに扱われるかなと思ったけど、
どのメディアもほとんど触れていなかったのが悲しい。
(まあ山口メンバーの件の影響もあるだろうけど)

当時のめざましテレビで取り上げられていたのがYouTubeに残ってます。
https://youtu.be/2lT1phXYRGY

このコメディなら今リメイクしてもウケると思うんだけどな。

ちなみにこれは「僕たちの映画シリーズ」という作品群のひとつで、
他には内田有紀の『花より男子』、
松雪泰子の『白鳥麗子でございます!』、
榎本加奈子・中山エミリ・矢田亜希子・山口紗弥加・吹石一恵の『ときめきメモリアル』などがある。


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