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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

泣かせにきてるけど、やっぱり泣いてしまう『ハチとパルマの物語』

2021年05月30日 23時59分08秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:30/99
   ストーリー:★★★★☆
  キャラクター:★★★★★
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★★☆
映画館で観るべき:★★★★☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ヒューマンドラマ
忠犬ハチ公
少年と犬

【あらすじ】
旧ソ連の空港でのできごと。
飼い主と共にプラハに行く予定だった
ジャーマンシェパードのパルマは、
搭乗のための書類不備で乗機を拒否される。
飼い主は仕方なく、
こっそりパルマを滑走路に放つ。

パルマは空港に住み着き、
毎日滑走路で飛行機を見上げ、
2年間も飼い主の帰りを待ち続けた。
その姿はやがて空港のシンボルとなり、
人々の心を打つ。

時を同じくして、
9歳のコーリャ少年が空港に現れる。
彼は母親を亡くし、
パイロットである父親に引き取られるのだが、
一度は自分を捨てた父親に、
心を閉こうとしない。
コーリャとパルマは孤独な者同士、
すぐに仲良くなった。

ある日、空港に日本人に連れられた秋田犬が現れる。
飛行機への搭乗を待つ秋田犬に、
パルマは仲間を見つけたかのように走り寄るが、
その傍らには優しい主人がいる。

2人を見送るパルマの眼に
寂しさが宿っていることにコーリャは気付く。
彼はパルマに自分の姿を投影し、
「飼い主のもとへ戻してあげたい」と行動を起こす。

そしていよいよパルマと飼い主の再会の日。
パルマは嬉しそうだが、
なぜかコーリャのもとを離れようとしない…。

【感想】
ズルいよ、犬は。
しかも犬と少年って。
泣かせにきてるようなものじゃんか(笑)
しかも、これ実話ときた。

『ハチ公物語』(1987)もそうだけど、
そういうエピソードとその映画の影響だよね、
犬は忠実で人間と信頼関係が築けるって思うの。

この映画も、
犬が主人の帰りを待ち続ける
その健気さにやっぱり泣いてしまったよ。
いや、特に犬好きってわけじゃないよ?
ただ、今回は同じ孤独な境遇にある少年も重なってくるし、
彼と父親の関係という人間ドラマも交じってくるからね。。。

犬の紡ぎ出すドタバタ劇に笑い、
置かれた境遇と少年との絆による感動劇は、
なんだんだで涙を誘うので、
涙腺ゆるい人はハンカチ必須。

まあ、人によっては
「これみよがしに泣かせにきてるストーリーに反吐が出るぜ!」
って思うだろうけど、、、
実際感動作ではあると思うよ(笑)

犬と少年、少年と父親って2つの軸があるから、
ちょっと感情的に分散されてしまう部分はあるけれど。

こういうのって、
犬が言葉を話せないことをいいことに、
人間が持つ勝手なイメージを
押し付けてるように捉えられなくないけど、
実際犬はどう思ってるんだろう。

てか、もはや犬の数だけこういう話ありそうだな、世界中に(笑)

それにしても、観客の年齢層が、
高齢者と家族連れに二極化していたのも、
動物モノの特徴だろうか(笑)

日露共同作品映画『ハチとパルマの物語』公式サイト

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