GRASS FEELS(グラスフィールズ)

グラスフィールズ
長野県を中心に活動するオリジナルロックバンド。

4月7日 カントリーカフェのカントリーパーティー終了です

2012-04-12 | Weblog



4月7日土曜日 カントリーカフェのカントリーパーティー2012(春)で演奏させてもらいました!。

って突然決まったライブなので事後報告の形になってしまいました。。

今回は話聞き上手(笑)なパーカッショニスト「あんちゃん」

そして最後の2曲を歌ったカントリーカフェのマスコット兼、歌姫のSAYAをまじえて演奏しました!。

SAYAの歌声はカントリーカフェの多くの人々を魅了しました!。


今回も無類のカントリーミュージック好きの人々が神奈川や名古屋方面からいらしていました。

年配の方が多いのですが、皆さんカントリーミュージックやカントリーダンスを通して

本当に人生を楽しんでらっしゃるのを見ると、年を取るのが素敵な事だと思えてきます。

僕も10年たったら、あんな風に夫婦二人でゆっくりとしたカントリーダンスが出来ればいいなって

思います…って妻居ないんっすけど…(笑・涙)!


すみません、ここからは少し長くなります…(笑)。


今回のセットはCCR(クリーデンス・クリアウオーター・リバイバル)のカントリー調の楽曲を

中心にやりました。CCRはカントリーっぽい曲も多いのですが、やはり基本はロックバンドですね。

彼らは「スワンプ サウンド」を確立したグループで、サザンロック、カントリーミュージックに共通

する部分が多分にありますね。

スワンプサウンドとは、アメリカ南部の湖沼地帯で生まれた泥臭いサウンドとされていますね。

CCR,オールマンブラザーズバンド、レーナードスキナードなど、いわゆるアメリカの南部ロックに

発展して行ったジャンル、それがカントリーミュージックではないかと思います。



その昔イギリス・西洋諸国からアメリカ大陸にやってきた人々が創作した、軽快で明るくて、底抜けに楽しい音楽が「カントリーミュージック」

しかしアメリカ大陸の先住民族にとったら彼ら白人は単なる無慈悲な「侵略者」に他なりません。押し売りじゃ済まされないレベルですよ。

そして更に白人に無理やり故郷アフリカから拉致同様の扱いを受け、アメリカ大陸に強制的に連れてこられ、

不条理な重労働を強いられながら、家族を思い、なんとかこの不条理な苦悩から少でも癒しを得ようとした黒人奴隷たちが創作

したのが「ブルースミュージック」いわいる「労働歌」ですね。

少しでも苦しい労働、虐げられる暮らしから脱却しようと、祈りにも似たブルースミュージックの基礎を築いたアフリカ系民族。

なんとこの白人、アフリカ系奴隷の黒人。この人たちの作り出した音楽、つまりカントリーとブルースが融合され、

電気の大音響が使えるようになって確立されたのが「ROCK」なのではないかと僕は思います。

なんとも皮肉な結果ですが、僕はそう思っています。。

アメリカ大陸を発見したコロンブスや元イギリス人(白人)=力や知能がある圧倒的な勝者。

アフリカから移民させられた民族(黒人)=不条理に支配されてしまう人々。

この二つが融合してロックというジャンルが確立された。


そう思うと僕は思いました。カントリーミュージックは人間にとって「甘やかな光」だと…。

そしてブルースミュージックは人間にとって「闇の中の祈り」だと。しかしこの両者がなければROCKはない…。


…僕は闇の中で祈る人々の方が本当は強いし、人間臭く、深みや奥行きがあり、身近に感じてしまいます。

僕は何を考えているんでしょう…これじゃ訳も分からなくなりますね。でも、やっぱ感じるんです…アメリカ先住民を蹂躙・侵略し、アフリカ

から罪なき人々を強制連行した当時の白人を憎く思うのは僕だけでしょうか?。しかしその後黒人奴隷ははリンカーンによって解放されるので

すが。。


でもなぜか僕はカントリーミュージックが好きです…この感覚は本当に不条理です(汗)。


そして本当のカントリーを歌えるようになるには15年早いな…とも感じましたぁ…。

僕が歌うとどうしてもロックになってしまうんですね…。

僕らより先輩の上伊那を代表するカントリーバンド「ブロンコ&イナックス」の演奏を聴くと、

つくづくそう思いますね。「まだ俺、ぜんぜん歌えてねえなあ…」と。

よっしゃ!!まだまだこれからだぜい!!。始まったばかりだぜい!!。春だし!(笑)。