仙台ラーメン最強伝説

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麺厨房あじさい本店(北海道函館市)

2021年08月19日 | 日本全域

前回の続き)帰りの飛行機が台風で欠航というメールを見てしばし茫然。

空はこんなに青いのに風はこんなにあたたかいのに太陽はとってもあかるいのにどうして飛行機飛ばないの♪

旅行中ずっと天候に恵まれ旭川で気温37度を体験するなど北海道は晴天続きですが生憎仙台を今夜未明台風直撃するらしい。とりあえず職場に休みの連絡を入れてレンタカー会社にも延長の電話を入れておかなくては。

ちなみにレンタカーの1日延長料金は4,500円でした。借りる時は1日2,500円程度だったのにレンタルDVDのようなシステムですな。

まぁ基本車中泊ベースなので宿代と思えば安いものか。

 

さて一日延びたし、どうしよう?

函館まで足伸ばしちゃう?

ってことで夕張から函館に向かってみます。千歳市内で今旅5回目の給油(28リットル)をしてから支笏湖の側を経由し国道をひた走ります。少し雨が落ちてきてたしかに台風が近いのか。

 

 

洞爺湖の南側を通過するころには雨も上がり曇り空に。遥か北方に見える成層火山は羊蹄山でしょうか。形が綺麗でなるほど別名蝦夷富士と呼ばれるだけありますね。美しい。

それにしてもこの国道の流れが遅い。GoogleMap先生の計算だとこのまま下道進んだら函館に夜中到着になりそうなので(北海道はやはり距離が嵩みます)一念発起して(大げさ)虻田洞爺湖ICからは高速道路に乗ってみます。

途中、内浦湾を挟んで先ほどの羊蹄山も見えました。こんな遠くからでも結構大きく見えるものなんですねぇ。

函館の夜景が見えてきたのが19時過ぎ。なんとかいろいろと間に合いました。

函館は路面電車が走ってるんですね。路面に敷かれた併用軌道を見るとワクワクします(自分だけ?)札幌にも有ったらしいんですが見逃したなぁ。

 

函館市内をぶらついていたら山の頂上に何やら光るものが!

どなた様か存じませんが後光が輝いてます。

どうやらあれが函館山ロープウェイ(の山頂駅)のようです。函館と言ったら夜景が名物。小樽ではケチって有料のロープウェイをパスしちゃいましたがせっかく函館に来たのだし函館山を登ってみたい。

とはいえ函館山頂に上る道路はロープウェイ営業時間内は通行止めとの事。なるほどうまくできてます。

函館山ロープウェイ山麓駅の駐車場に車を停めてケーブルカーのチケットを購入。購入前に函館山からの中継カメラ映像を見せられまして、濃霧がかかっている状況の説明があり夜景が見られないかもしれない旨確認がありましたがままよと乗車を決行。

地上よさらば。コロナ禍のせいか他に乗客無し。貸し切りとは贅沢ですなぁ。

数分で山頂駅に到着。結果券売所のお姉さんの言う通り濃霧で微妙な光景でありました。

ま、まぁこれはこれで綺麗じゃないですか。風も強くて涼しいし。上り下りの途中ケーブルカーの車窓から綺麗な函館の夜景が見られたので良しとしましょう。北海道最後の夜(延長戦)結構遠かったけど函館まで来て良かった。

 

 

 

さてラーメンですが、函館と言ったらやはり函館ラーメンを食べておかないと嘘です。という訳で夜景を見に行く前に函館ラーメンの超人気店「麺厨房あじさい本店」にて夕飯を頂いておりました。

よく北海道物産展で藤崎とか仙台のデパートに出店されているあの「あじさい」です。レポーターさんたちが美味しい美味しい言ってたあの「あじさい」で一度食べてみたかった。正直このために高速代出したといっても過言ではありません。

店舗は五稜郭タワーのすぐ近く。店舗は2Fにありまして階段を上がって入店。券売機で親切な店員さんの手ほどきを受けながら食券を購入。閉店時刻(20:25)間近だったことも有り店内空いてて助かりました。

 

塩ラーメン」800円

函館塩ラーメンらしいクリアなスープが美しいですね。

さて早速のスープですがガラベースはあっさりめで油量は程よい加減。動物系のクセは少なくコクも十分で上質なベース仕上がり印象。

さらに魚介系が強く効いていて昆布出汁が濃厚ですね。強めの塩気を伴いながらミネラルな味わいをぎゅっと濃縮してスープに効かせてあるようで見た目から感じるあっさりさを余裕で超えてくる強い旨味と塩気を感じます。

麺は中細の緩い縮れ麺で加水率は高め。コシがありスープにしっかりと絡みます。

びっくりしたのは函館ラーメンにもお麩が乗っかるんですね。先日頂いた釧路ラーメンにも入ってましたっけ。青森、秋田に加えて北海道のラーメンにもお麩が乗っかる(こともある)勉強になります。

 

炒飯」770円

サイドメニューでこちらも注文。パラパラッと炒められており味付け濃いめで美味しい。お洒落な器で出てきた辺りも抜かりが無いですね。流石人気店。

こちらは「正油ラーメン」800円

動物系ベースは塩と共通ですが元ダレが醤油になることで円やかさと香りの良さが立ってます。

塩気の強さも醤油は塩よりは控えめ印象(それでも結構しょっぱめです)醤油は塩よりはややおとなしい傾向が感じられます。

麺も具材も共通。塩か醤油かは好みで選んで良さそうですが再食感の強いのはインパクトがある塩の方でしょうね。

 

さて「麺厨房あじさい本店」ですが函館ラーメンをまだ1軒しか頂いてないですけれども傾向として北海道のラーメンって昆布出汁が強めで少し塩気が強いのが特徴かなって思います。その分分かりやすい旨味が有って食べやすいですしまた食べたくなるのもこういう味なんでしょうね。ごちそうさまでした。

(21/07/27)
麺厨房あじさい本店/北海道函館市五稜郭町29-22


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