犬の自宅出産、具体的に何が起こる?

数十年前まで「飼い犬が仔犬を産んだ」なんて会話は珍しいものではありませんでしたが、いつのまにかほとんど聞かなくなりました。今ではレアな体験となってきた「飼い犬の自宅出産」。さて、具体的にどんなことが起こるのでしょう?

産室に慣れるための期間も必要

産室に慣れるための期間も必要
チャッピーちゃんは2011年7月にジャックラッセルテリアの男の子と交配して、翌8月に妊娠がわかりました。つわりの嘔吐に加えて、食の好みも変わって大変。普段飲んでいる予防薬は妊娠中も飲み続けて問題ないのかなど、飼い主さんはいろいろ確認することが多かったようです。産室だって、「出産に快適な場所」と認識してもらうために予定日の1カ月ほど前から用意して慣れてもらいました。こちらの写真は、予定日直前の姿。お腹に赤ちゃんが4匹も入っているので、ぽんぽこりんです。チャッピーちゃんの場合、お腹が重くてもお散歩はずっと楽しめたようです。

パチン!という音とともに破水

パチン!という音とともに破水

2011年9月19日、チャッピーちゃんの呼吸が速く、なんだか落ち着かない様子になってきたと思ったら、パチン!という音とともに破水しました。約1時間後に第1子が誕生しました。チャッピーちゃんは生まれたばかりの赤ちゃんを舐めてキレイにしてあげて、胎盤を食べて、上手にへその緒を噛み切ります。そして、約50分後に第2子も出産。破水から3時間ちょっとで4匹の子供すべてを無事出産しました。スムーズなお産ですね。

お散歩は育児中のリフレッシュ

お散歩は育児中のリフレッシュ
出産から一夜明けて……。疲れているはずのチャッピーちゃんがかいがいしく子供の面倒を見る姿に飼い主さんも感動したそうです。ただ産後で興奮しているのか、体調的な問題なのか、トイレの失敗を連発。やっぱりお産は一大事。出産が終われば全部元通りとはいきません。また、お散歩は育児中のいいリフレッシュになっていたそうです。人間も犬も、育児の合間の気分転換は大切ですね。

活発に動くようになったら……

活発に動くようになったら……
出産から約2周間後の写真。仔犬たちもだいぶ犬らしい見た目になり、活発に動くようになってきました。となると、トイレなどのしつけを始めなければ……。チャッピーちゃんも飼い主さんも大忙し! そうこうするうちに新たなオーナーさんも決まり、仔犬たちは家を出ていきましたが、クアトロくんはチャッピーちゃんと一緒に暮らし続けることになりました。

今ではスポーツ自慢に成長

今ではスポーツ自慢に成長
クアトロくんも立派に育ち、今ではドッグスポーツ“ディスク”の大会に出場するほどのスポーツ自慢。「どんなもんだい」という表情のクアトロくんと、チャッピーちゃんのツーショットです。
出産を控えた犬の体調の変化や、仔犬たちの成長について丁寧に記録されているのがありがたい。やはり出産というのは命がけのもの。いくら情報があっても足りないということはありません。経験者の話を聞いた上で、必ず獣医師のアドバイスを受けるようにしましょう。犬の妊娠期間は約9週間。あっというまの短い期間で大変ですが、ワンちゃんの幸せのためにも踏ん張りたいところ!

元ブログはこちら⇒元気の素 チャッピー&クアトロ ジャクラッセルテリア