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赤い実

冬のこの時期、家の周囲を散策すると「よく目立つ」のが樹木の赤い果実たち。


その代表格がナンテンやクロガネモチ等の常緑樹です。



「赤」と言えば、注意色として一番目立つ色と広く認識されているが、それを我々人類を含め動物や昆虫に植え付けたのは、何をかくそう「植物」であると言われている。

その場所から動けない植物は、子孫繁栄の手段として、動物や昆虫に果実を食べてもらい種を遠くまで運んでもらう。
その種が熟し準備が出来たサインとして、周りを固める果実の色を青→黄色→赤と変化させ「赤くなりました、食べごろですよ!」と周囲に宣伝しているのだ。
遠い昔、人類がサルであった頃(それ以前かも)の情報がDNAに深く植えつけられ、今でもそれが機能しているのだ(当然他の動物もです)

ナンテンは更に巧妙で、果実に僅かに毒を含ませ、主に食べる鳥に一気に食べさせない工夫をしている。  チョコチョコと食べさせ、その間色々な所に移動しフンを落とし、結果ナンテンは広範囲に子孫を残す。

「植物に感情は無い」と言われるが、こうして見ると「さもありなん」と思えてしまうのだが、皆さんはどう思われますか?


   クロガネモチの赤い実です(近似種にモチノキがあります)

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