鳥取市気高町北浜3-87 「日本料理 花の屋」 【1376】
鳥取市街地中心部より「国道9号線」を気高、倉吉方面へと西進し、貝殻節の故郷「浜村温泉」へと向かう。 いで湯への入口である「浜村交差点」を左折したら、約500㍍先を更に左に折れ、その住宅街の一角に佇む割烹料理店です。
以前此処は「彩席 ゆかし【135】」と言うお店でしたが、15年7月に経営権が和牛専門の「はなふさ」へと移譲となり、新たなるスタートを切られました。
過去ログはコチラ→http://orange.ap.teacup.com/applet/watch-dogs/20120502/archive
店内の雰囲気は以前と変わらず、粗居抜きの状態で入られたようですが、個室の設えが若干変わったようにも見えました。
但し和室からの眺めは、以前と変わらない趣きを保っていました。
主に使用される肉は「鳥取ブランド牛」で、また料理人は変わらず、そのまま携われているとの事でした。
お品書き①
通常の和食に加え、矢張り肉料理もキッチリラインナップされています。
お品書き②
コチラには堂々としたお値段の、懐石料理が並んでいます。
お品書き③
すき焼き、しゃぶしゃぶも、なかなかのお値段ですね。
お品書き④
日本酒ではなく、あえてワインをチョイスしているところに、このお店の方向性が垣間見えます。
「花の屋御膳(梅) 1,500円」
先ずは「一の膳」の、季節の煮物、出し巻き、なます、造りで、最初の二品は因幡人に合わせたやや濃い口の味付けであり、以前の味とやはり共通項があります。 但し造りは鮮度の良いものに、あえてとろろが加えてあり、チョット勿体無い。
「二の膳」
コチラも同様なれど、もう少し食材に合わせコントラストを付けた方が、リズム感が出て良いと思いますが、、
それでもこの品揃えとボリュームで1,500円也は、お得感がありますね。
「鳥取和牛すき焼き丼 1,600円」
チョイお上品さを感じる丼であり、御膳同様にこのお値段ならマズマズと言えるでしょう。
肉質はやや硬めで、もう少しソフト感が欲しいのと、肉専門店であるならば、そこはスタンダードな部位ばかりでは無く、イレギュラーな「遊び心」があっても面白い。 またコチラは逆に割り下に、深みと濃さがもっと必要です。
アフターの珈琲を頂きつつ、以前との違いをアレコレ考証してみましたが、あの頃の鮮烈さは影を潜め、やや不安定さを今回は感じました。 やはりまだ軌道に乗れてない部分があるのでしょうから、また日を改めて落ち着いた頃に再訪したいと思います。
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