鳥取市末広温泉町「和風料理 つくし館」 【615】
鳥取市街中心部、若桜街道交差点「旧とりせん角(みずほ銀行・山陰合同銀行角)」から山の手側に1ブロック先右手路地を入り、約25㍍先右手に見える割烹料理店です。
歓楽街の一角にあるため、付近の駐車場に停めるか徒歩にて訪れてください。 因みにお店の前は一方通行であり、若桜街道(大通り)からは進入禁止となります。
入って直ぐはカウンター席、その奥に小上がりの座席と、2階にも個室が完備されているようです。
普通の大人なら「日本酒を飲みながら一品料理」をとなるところですが、ご承知の通りおやじは下戸ですので「コース会席」をいきなりオーダーします。
その中でおやじがチョイスしたのはスタンダードでCPの高い「いつくしみ会席 ¥3,150」です。
先ずは「付き出し2品」
右側小鉢3品は、季節の野菜のゴマ和え、ホタルイカのぬた、ウニと、どれも爽やかな味わいとキレがありGOOD!
写真左、此処のオリジナルメニューである「チーズクリーム豆腐」は、独特のまったり感とチーズのほのかな香りが、デザート感覚でいただけるユニークな一品。
「造り」
カンパチ、タイ、シロバイ、シロイカの4種で、どれも流石といえる鮮度の良さ。
「炊き合わせ」「茶碗蒸し」
割烹の実力を測る指針はやはり「煮物(炊き合わせ)」でしょう。 エビの真薯(しんじょ)を中心に季節の野菜で周りを固めた煮物は、関西風の薄味よりやや濃い目のダシで炊いてあるが、素材の持ち味を損なってなく「心地良い」一品に仕上がっている。
茶碗蒸しの黄色い餡は「とうもろこしを裏ごししたもの」で、豆腐同様此処のオリジナルであり、「変化球」なれど基本はしっかりしており中々のもの。
「焼き魚」
大ぶりのハタハタで「際」に近い塩梅で焼いてあり、技術の高さが窺える。
〆の「もずく雑炊」
もずくとクリーミーな玉子が絶妙に絡み会席の締めを「爽やかに」演出してくれる一品。 惜しいかな漬物に一工夫欲しかった、、
敷居も高くなく気軽に楽しめ良心的で、小さな割烹店なれど県東部を代表する「日本料理専門店」の一つですね。
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