キム・チョヨプ・著
館内紛失
「状況というものはドミノのように連鎖的に人をなぎ倒してしまう」
高橋源一郎の飛ぶ教室 2024年4月19日
小林信彦 「新編 われわれはなぜ映画館にいるのか」
1958年の映画の興行収入、11億2700万円。
66年前。
高橋源一郎の飛ぶ教室 2024年4月12日
坂本龍一 最期の演奏
Last Days ー坂本龍一最期の日々
NHKドキュメンタリー(2024・4)
ロングインタビュー。
がん再発して死に立ち向かい続けた2年の自撮り映像。
運命を受け入れ音楽を作る使命に、敬意を表する。
ピアノを風雨にさらし、どんなものでも朽ちていくということを自戒をもって示した。
死の2日前、定期演奏会のシーン。死の直前、動いた指が最期の演奏だった。
高橋源一郎の飛ぶ教室 2024年4月5日
「隆明だもの」ハルノ宵子(よいこ)・著
吉本隆明の晩年を描いた。
家族を描くことは難しい。
志賀直哉の私小説では妻が描かれるが
相手を理解していない。
書けば書くほど理解していない。
ぼくの小説にも妻が登場するが、
ファンタジーという。
ぼくも登場する。
ぼくが自分を理解していないことに気づく。
昨日の夜、月を見た人いますか?
結構いますね。
昨日、月がきれいだったんですが。
それを見ながら、ぼくはあと何回満月を見るんだろうと、考えました。
約半年お世話になりました。
いろいろなことがありましたが、先生方に助けていただいて、
みなさんにも協力してもらえて感謝です。
ありがとうございました。
これからますます頑張って下さい。
お疲れさまでした、以上です。
ポール・ボウルズの言葉から
坂本龍一の書名。
中学生までに読んでおきたい日本文学③
あすなろ書房
「カンチク先生」小沼丹・著
英語の先生の思い出。50代の寒竹という号の人が、ぜひ英語を教えたいということで、私は家に行くことになる。
高橋源一郎の飛ぶ教室 2024年3月22日
ノート。
ホームレスの人のノート。
中学生からノートを。創作ノート。
白いノートは「可能性の象徴」だった。
今ノートをとることはなくなった。
あてのないノートを思い出す。
小山さんノート
ヘンリー・ダーガー 81歳死去
60年間、部屋で自分のために書いた。
亡くなって初めて書いていたことが知られた。
この世で一番孤独な人が自分のために書いた。