2024年9月8日(日)くもり一時雨 でも午後から晴れ間もあった。まだ暑いね。
日本人のルーツ
以前にNHKで放送されていた番組(再放送)を見た。私が縄文時代に興味があるのも日本人のルーツに関心があるからだ。
最近は各地の遺跡の人骨からDNAを取り出して、調査する方法が進歩しているから興味深い。
この番組では日本やアイルランドの国際研究チームが調査した内容を伝えている。
約8900年前の縄文時代早期から約1400年前の古墳時代終末期にかけての関東、北陸、中国、四国の6つの遺跡から出土した12体分の人骨を調べている。頭蓋骨の「側頭部」のDNAが残りやすく採取しやすいそうだ。
これらの人骨と、すでに公表されている北海道、東海、九州の縄文・弥生時代の人骨、大陸で出土した8000年前から3000年前にかけての人骨の遺伝情報を比較して、そこに違いがあれば、どんなことが考えられるかを研究する。
これらの人骨と、すでに公表されている北海道、東海、九州の縄文・弥生時代の人骨、大陸で出土した8000年前から3000年前にかけての人骨の遺伝情報を比較して、そこに違いがあれば、どんなことが考えられるかを研究する。
非常に面白そうだ。ワクワクする。
今までに考えられてきたことは
〇縄文時代から日本列島にいた人たちと、稲作を伝えた大陸からやってきた人たちが交わったというもの(2重構造説)。
〇縄文時代以降には、もっといろんな多くの渡来があり、交流が複雑に進んでいったというもの。でもはっきりしないことが多かった。
〇縄文時代以降には、もっといろんな多くの渡来があり、交流が複雑に進んでいったというもの。でもはっきりしないことが多かった。
これらの説には、それまでとかなり違う文化が現れていて、稲作とか、青銅器、鉄器、古墳、馬の飼育などの発掘も大きな裏付けになっている。
富山県埋蔵文化センターで撮影した
富山県 小竹貝塚発掘 28号埋葬人骨
推定年齢16歳-20歳 推定身長157.3㎝
こういうところに来ると、タイムマシンで縄文時代に来た気分になる。
参考:NHK サイカルjournal