2024年9月7日(土)今日はくもりとなった。
今日は親戚の四十九日。
最近テレビで見た。来世の行き先が決まる裁きの日で、故人が極楽浄土に行けるように遺族が後押しをする追善供養を行う大切な日なのだそうだ。
納骨をして、本位牌へ交換して、忌中も今日で明ける。
「御仏前」の封筒を準備した。あとで会食が行われるから今日はこれで1日が終わる。
浄土真宗の場合
ところで、各宗派により考え方ややり方が違ってくる。浄土真宗の場合はどうなるのか?
「南無阿弥陀仏」と唱えれば誰でも、死後、浄土で仏になることができる「自力念仏」の浄土宗と、「南無阿弥陀仏」と唱えれば、必ず極楽浄土に行くことが約束される「他力念仏」の浄土真宗がある。
でもこの宗派でも重要な言葉がある「必以信心為能入(ひっちしんじんいのうにゅう )」
生きている間に信心を決定することが絶対な必要条件だという。
そんな信心決定した信心深い人の場合でも四十九日はあるようだ。
じゃあ、浄土真宗で四十九日の法要は何故するの?
亡くなった方をご縁に、無常を念じ、真剣に聞法する
つまり
これを機会に家族や親族が、自分が死んだときのことに真剣に向き合い、真剣に聞法(もんぼう)し信心決定(しんじんけつじょう)を急ぐことを促している。
「信心のさだまるとき 往生またさだまるなり」親鸞さまのお言葉。
嘘偽りにまみれた心ではなく、信(まこと)の心。清らかな「仏さまの心」。
間違っていないか心配ですが、このような感じだと思います。四十九日が大切なことに変わりはないようだ。
イラスト:イラストAC 作者: ウパパ さん