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ヘッポコ・デモクリが 聖書と世界情勢の箱を開けてみたら~ (ノ´▽`)ノ♪

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◆ イラク戦争とは

2008年08月15日 | 世界情勢・一般
● イラク戦費で買えたモノ

2004年時では、ブッシュ政権は、すでに1,194億ドル(約13兆2,564億6,000万円) をイラク戦争費用として投入しているが、それは一般的にどれぐらいすごい金額なのだろうか。

1,194億ドルあれば、74万8,495人分(フロリダ州ジャクソンビルのほぼ全ての住民数に匹敵)のハーバード大学の4年間の費用を支払うことができる。(ハーバード大学の2004年度の学生の費用:授業料、雑費、家賃、食費の合計金額は1人あたり1年間で39,880ドル/約442万6,489円)

280万6506人分(シカゴの全住民数に匹敵)の平均的な4年生公立大学の4年間の費用を支払うことができる。(米大学入試センターの見積では、公立大学の1年間の費用は10636ドル/約118万954円)米国では大学の高い学費のため借金し破産する若者、卒業と同時に多額の借金を抱える若者が多い。軍隊に入りイラク戦争に行けば、資金を貯めて大学に行ける・・と米国政府は貧しい若者を誘い、イラクに行かせ戦わせ、死亡させている。大学進学を希望してイラク戦争に行った若者の内、帰国後実際に大学に行っているのは35%に過ぎない。

米国のホームレスは350万、国民の70人に1人がホームレスである。
これは高校でクラス変えがあったとして、高校2年3年で同じクラスに居た友達の内1名がホームレスとなり、路上で今餓死、凍死しているかも知れないという事になる。世界で一番「豊か」と思われている国。これが世界の「支配者」の実態。
他人を支配しようとすると、自分が貧しくなって腐り果てていく。

               

イラク戦争でケガをし身体障害者になり、戦闘のショックから精神疾患になった若者は、米国に帰国後、就職出来なくなりホームレスになり死んで行く。これではイラク戦争が学歴のない貧しい若者に対し、「お前達には仕事もないし、福祉の世話になり政府の福祉予算を増加させてもらっても困る。死んでくれるのが一番」という「棄民」政策であった事が分かるというものだ。戦争に付随する効果的な人減らしとしては、一石二鳥以上かもしれない。アメリカを支える労働者、というより白人を支える労働力は移民たちにでも任せておき、白人が実権を今まで以上に握り続けるようにするという点においては、その開国時代以来、彼らは何も変わっていない。

米国で中流レベルの住宅(全米不動産業協会によれば、一件あたり174,100ドル/約1933万4,145円)を68万5,813人(テキサス州オースチンの住民数を少し超える人数)に与えることができる。

キャディラック・エスカレードESVスポートモデル(定価58,360ドル/約648万1,110円)を204万5,922人分(テキサス州ヒューストンの全住民)に買い与えることができる。

クイーン・メリー2号のスイートを借りて、英国サウザンプトンからニューヨークまでの6日間ツアー(4,699ドル/約52万1,807円)に、2,540万9,661人(アメリカ国民11人に1人)を招待することができる。

ニューヨークのトランプ・ワールド・タワーの、4つのベッドルームがあるペントハウス(1700万ドル/約18億8,742万円)を7,024人分購入できる。

1,194億ドルとは、バーモント州、ノース・ダコタ州、ワイオミング州、アラスカ州、サウスダコタ州、モンタナ州の、2003年度における全世帯収入金額の合計額に匹敵する。(バーモント州(190億ドル)、ノース・ダコタ州(185億ドル)、ワイオミング州(164億ドル)、アラスカ州(218億ドル)、サウスダコタ州(223億ドル)、モンタナ州(226億ドル))

1,194億ドルをイラクの国民で均等に配分したとすれば、一人当たり4,776ドル(約53万108円)となる。これはイラクの一人当たり国民所得(600ドル)の8倍近い金額である。

                    

つまり、ブッシュ政権が本気でイラク国民を助ける気があったなら(もちろんそんなつもりは毛頭ないのだろうが)武器を持たない女子供に銃弾を浴びせる代わりに、イラク戦争予算を札束にして、駐留軍兵士とハリバートン社員が総出で、イラクの全国民に直接手渡しすればよかったのかもしれないのである。その際、自衛隊は、日本での駅前ティッシュ配りの手順を彼等に指導するだけで済み、わざわざ国会で政治家が無駄な嘘を闘わせる必要もなく、イラクの人たちは以前と同じく水道が使えたかもしれない。

しかし実際には、ブッシュ政権は1,194億ドルで世界の怒りを買うことに決めたのである。その愚かな買物にショッピングバッグを持って付き添っている日本という国は、日本人にとって誇りだろうか、恥だろうか? あるいは、日本人は判断することを放棄してしまったというのか。


● 2007年時では

・「国家優先プロジェクト(NPP)」が計測したところによると、アメリカがイラク戦争につぎ込んだ額は4560億ドル(約54兆6600億円)。

・アメリカの全てのドライバーが1年以上ガソリン代無しで車に乗れる。マサチューセッツ州にある最も金のかかっている高校「ニュートン北高等学校」が2940校建設できる。

・全ての車をエタノール燃料で走らせるようにできる。
・1年分の老人医療保障金に相当。
・地球上の全ての子供が1年間初等教育を受けることができる。
・毎年4560億ドルが使えるなら、2015年までに全世界の飢餓と栄養失調を解消できる。


● 2008年時では

ワシントンのシンクタンク『政策研究所』の外交問題ウェブサイトForeign olicy In Focusによる、イラク戦争のコストを追跡報告するレポート『イラクの泥沼(The Iraq Quagmire)』から最新情勢を列挙。

● 人的損失

・4,000人:
イラクで戦死した米軍兵士の人数(2008年3月23日時点で4,000人超)兵士の死者はほかに英国百七十五人、その他の国が百三十四人となっています

・2万9,203人:イラク軍事侵攻開始から現在までに戦闘で負傷した米軍兵士の人数

・3万1,325人:戦闘以外の負傷、もしくは病気扱いになったイラク駐留米軍兵士の人数

・7万人:イラク・アフガニスタンの戦闘で聴覚障害を負った米軍兵士の人数
・33万人:2009年度に治療が必要となるイラク・アフガニスタン退役米軍傷病兵の人数(米退役軍人局の見積)

・283人:
2001年のアフガニスタン侵攻から2005年末の間、アフガニスタンもしくはイラクに派遣された後に自殺した米軍兵士の人数。283人のうち144人が、戦地から帰還し軍を正式除隊した後に自殺している。

・7,924人:殺害されたイラク治安部隊兵士の人数

・最低8万1,632人、最大112万人:開戦以来今日までのイラク市民の推定犠牲者数

・340万人:イラク国内の難民数
・220万人~240万人:イラク国外に脱出した難民数
・5,742人:2008年1月24日までに米国が受け入れたイラク人難民数

・15万5,000人:イラクに駐留する米軍兵士の人数 2万5,595人(2004年11月)、1万8,000人(2006年)、9,895人(2008年):『有志連合軍』の兵士数の変遷

・74%:イラクに駐留する米陸軍兵士のうち、2回以上の派遣を経験した者の割合
・18万人:イラクで活動する民間軍事請負企業従業員の人数

・1人
イラクで活動する民間軍事請負企業従業員のうち、暴力事件もしくは虐待事件で米国政府により訴追された人数

・917人:イラクで殺害された民間軍事請負企業従業員の人数
・8,2267人から8,9778人:イラク戦争での同国民間人死者(推定)

                   


● 戦争費用

・5,260億ドル(約53兆8,297億円):イラク戦争費用のうち、すでに支出した金額
・2億7,500万ドル(約280億8,951万円):1日あたりのイラク駐留費用
・160億ドル(約1兆6,530億円):1ヶ月あたりのイラク・アフガニスタン駐留費用
・4,100ドル(約41万8,915円):アメリカ国民1世帯あたりのイラク戦争負担金額
・3兆ドル(約306兆5,240億円):イラク戦争の長期的費用見積額(経済学者ジョセフ・E・スティグリッツ教授による)


● イラク国民の苦境

現在、イラク国内の失業率は25~40%。(大恐慌時の米国失業率は25%)
イラク国民の70%は水道水が利用できない暮らしをしている。
イラク国民の80%が公衆衛生サービスのない環境で暮らしている。
イラク国内にある180の病院のうち、90%が基礎治療・外科治療設備を欠いている。
イラク国民の79%が有志連合軍の駐留に反対している。
イラク国民の78%が、総合的にみて事態が今後も悪化すると考えている。
現在、アメリカ国民の63%が、イラク戦争に戦う価値はなかったと考えている。


● イラク戦費総額、ベトナム戦争水準に迫る 

ワシントン――米議会調査局は、2003年に踏み切ったイラク軍事作戦の戦費が1975年に終結したベトナム戦争の水準に近付いているとの報告書を発表した。イラク戦争の戦費はこれまで推定約6480億ドル(約70兆円)だが、ベトナム戦争は2008年のドル換算値で6860億ドルとしている。 2001年9月の米同時多発テロ後、イラクだけでなく、アフガニスタンや世界各地で展開した対テロ戦争での軍事作戦費用は、総額で8600億円に達したとも報告した。これら費用には、退役軍人関連の財源、同盟国への援助金などは含まれていない。ベトナム戦争で米国は、第二次世界大戦後、最大の戦費を支出していた。同調査局はまた、イラク戦争が03年3月に始まって以降、戦費総額が毎年のように膨れ上がってきた事実も指摘。米ホワイトハウスは02年末、500億ドル~600億ドル内に収まると推定していたが、1年後には、総額は千億ドルを超えるとの見通しが出てきたと説明している。

戦費を国内総生産(GDP)比で見た場合、イラク戦費は最多の年で、約1%の比率だった。第二次世界大戦は08年のドル換算値で4.1兆ドルに達したが、GDP比は約36%、ベトナム戦争は戦費が最多の年で2.3%だったとしている。

銃による子供の死亡。1日約13人。
米国の乳児死亡率。1日約77人。

これが先進国といわれている国の、現実の姿。
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