慎太郎の国会質問
2013/02/16
予算委員会で、維新の会代表として石原慎太郎が質問をしました。維新らしくなかったけれど、久しぶりに面白く聴きました。
決まりきった、返事も想像できるような質問ばかりの民主党の質問と違い、自分の言葉で、自分の経験した事実を話す質問には、感激しました。
●三宅島の溶岩の上に、米軍艦載機演習場を作り、過疎地の発展・沖縄の負担軽減しようと言うのは、実現性がありそうです。
●「はやぶさ」を小惑星から誘導し、地球に帰還させたのは、素晴らしい技術だ。南鳥島のような太平洋の真ん中に基地を作り、「はやぶさ」的飛行物体を飛ばし管理するのは、最新兵器として活用出来る。原爆とは違う戦法を考えようではないか？
●東京都内にある米軍横田基地は、活用されていない。空域を日本に解放して貰い民間航空機が飛びやすい日本にしよう。
●アメリカでは自家用ジェット機が運用されているが、日本では４０日前の通告が要り、実用にならない。この横田基地に自家用ジェット発着出来れば、アメリカ実業家の来日・結びつきも深くなる。交渉を始めよう。
●国の会計基準を腹式簿記に改めよう。日本の資産が幾らあると記帳出来れ場、国債残高の大きい説明も出来る。
●デフレ克服政策の実行は高橋是清以来の事である。今迄のインフレターゲットは１０％のインフレを３％に下げようと言うようなターゲットだった。歴史初めての政策だから気を引き締めよう。
●中国海軍力など眼じゃない。中国の航空母艦は１５億円のスクラップを改造したもので１６ノットしか出ないジェット機発着出来ないだろう。恐れるにたりない。
こんな初めて聞く話ばかりで、政治家は色々考えているのだなぁとほれぼれしてしまった。返答する安部さん・麻生さんもリラックスした表情で、大臣らしく感じました。
チマチマした揚げ足取りのような質問の、民主党幹部よ。反省し、石原慎太郎の爪の垢を貰いなさい。
「上流」「中流」「下流」とはその気で聴いていますと良く分かります。
自民党の質問も、持ち上げるばかりでなく、こんな見識を出して下さい。
