明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

今年の花粉はもう飛んでいる筈なのに、何故?

2019-03-09 22:09:26 | 生命・健康・医療
今年の花粉は手強そうだと思っていたが、とうとう先日土曜日に初めての洗礼を受けてしまった。一日中鼻水と目の痒みが止まらず、コンビニでティッシュを3箱買って、ずっと家で鼻をかんでいたのだ。高熱と寒気で震えが来て、内科病院に行ったらCPR3,0と言われ、途端に重病人になったのが2月22日。それがようやく鎮静化して、さあこれからという時に、花粉が早くも襲来して来たのである。今年の花粉は最強だ、とは会社の花粉マイスターも恐れていたことだが、どうも真実だったのではないかと密かに思っている。私はインフルエンザを見てもらった病院で既に「花粉症の内服薬と点眼薬」をGETしていたから、ちょっと早めに飲み始めていた。べポタスチンーべシル酸塩10mlとかいう錠剤で、朝晩1錠ずつ飲む薬である。点眼薬はレボカバスチン塩酸点眼薬0,025%「TOA」、というもの。どちらもアレルギー性の疾患に効く、という話。これで今年は「花粉何するものぞ」と勇気凛々だったがとんでもない、飲み始めて4日目に早くも花粉に「コロ負け」してこの始末だ。「何だよ、全然効かないじゃないか!」と己の甘さを呪った次第である。結論として、「病院の薬は効かない!」であった。それで余りにも花粉が耐えられなくて、翌日堪らずマミーマートに併設されている薬屋に直行、花粉症薬をしこたま買い込んだ。今は何とか沈静化しているようである。そこで皆さんには、私のお勧めの薬を紹介しよう。

1アスタシオンALGプラス点鼻薬
ノズル式の鼻から注入する薬である。これは効く!。鼻が垂れてくる花粉症特有の症状が止まらないなどの「どうしようもない閉塞感」に襲われる前に、この薬を左右の鼻に「ワンプッシュ」、で大丈夫なのだ。ちょっとひどいときには2度ずつ仕込むと更に効いて楽になる。コツは、プッシュしたら直ぐに天井を見るようにして「鼻の奥まで浸透する」のを待つと効果が最大になるようだ。私は朝起きて今日は飛んでいるなと思ったら、ワンプッシュするようにしている。普段は必要ないくらい落ち着いているが、たまに鼻が詰まって「ヤバっ」と感じた時にはこの薬を注入することで、「すぐ鼻が気持ち良く開通」して我慢することがなく、今年の花粉は「全く心配無用」と断言してもいいくらいの「最強ガード」である。実は花粉対策にはこれ一本でもいいかな?、とさえ思えるほどの「効き目」がある。

2アレルシャットミント
鼻の穴にぬる花粉ブロック薬である。アスタシオンALGプラスが大活躍してくれるので出番が今の処あまり無いが、出かける時にはいつも携帯している。チューブに入っていてかさ張らないので持ち運びに便利だ。薬と言うより「物理的にガードする」ので、マスクと同じだといえばそうなのだが、会社の花粉症マイスターによれば「マスクより効く」と、これを一番に挙げている。花粉が身体に入ってしまったら効果はないと思うが、花粉の「量を極限まで減らす」ことで症状を和らげてくれるというコンセプトだから、常に「塗っておく」ことが必要である。何か面倒くさそうにも思えるが、どんなささいな対策も手抜きせずしっかり行うことで結果として努力が報われる、というのが医療の極意であるからバカには出来ない。しかし常に塗っておくということで、使用量は結構多めで、お金もかかる。

3IHADAアレルスクリーン
ボトルに入ったスプレータイプの「花粉ブロック薬」である。これは去年買ったものだが、残っているので使ってみようとは思っている。だが、顔に噴射すると「液は流れて不快」になり、どうも宜しくない。特に目に入る気がして使いづらい。鼻に噴射した液は「ダラっと流れ落ちて口に入る」ので、これから出かけようという気分が「ガタ落ち」になるのが良くない。だが効果はある程度はあるようだ。ネットの評価では、この手のブロック商品の中では「一番効果が期待できる」と書いてある。私はゴルフ練習場に行く時にササッと吹き付けて使用しているが、今のところ良好である。まあ、今日は飛んでいる、という日には家から出ないのが一番だ。

4マスク
これは色々試したが、耳ひもが柔らかくて痛くならない式のは「全然装着感が無くてすぐ外れる」ので嫌いである。最近は全部のマスクが耳柔らかタイプなので困っている。何でメーカーは「しっかり耳に引っかかるタイプ」を残さなかったのか、と不満が残る。私はマスクは、花粉対策としては余り効果を期待していない。花粉をブロックするのが役目のマスクだが、着けていると花粉が見事にシャットアウトされるかと言うと「これが不思議と全然ダメ」である。花粉99%カットと言っているが、私は信用していない。私のマスク着用の目的は、鼻がムズムズしたり突然くしゃみしたりする時は勿論、知らず知らずのうちに風邪菌を空気中に放出して、他所様にご迷惑を掛けないことを第一としている。それから私はいつも鼻が詰まっていて、ついついポカンと口を開け、口呼吸しているために「バカじゃないの?」と思われる危険があって、私は「そうじゃない」と毅然とした顔をしたいのだが「他人から見ると完全なバカ」であるから、こっそり口呼吸を隠しているのだ。これは意外と効果がある(というか、マスクをしてる時はいつも口を開けっ放しである)。

5目薬
これは病院の点眼薬を使用しているが、なんとも使用感が「効いている」感じがしない。確かに少しは落ち着くのだが、あの「痒くて痒くて」目をゴシゴシこすってしまう「たまらない痒み」を和らげるとまでは行かないようだ。実際は効いているのだろうが、「スッキリしたぁ〜」というほどグングンと効き目が染み込むというのではなく、目に差して少ししたら「ちょっと治まって来たかな」という程度である。目の回りの突っ張った感じが残るので、完全に症状を克服したわけではないということか。「痒い!」と気がついてから薬を差して10〜15分してから症状が治まるので、本当は「痒みが出る前」に差すべきと思うのだが、それだと「いつ花粉が飛ぶのか」分からない時は、一日中何度も差さなければならないから不便である。やっぱ市販の目薬の方が「効くぅ〜」という爽快感があって、効き目は変らなくても「花粉を撃退した」感がより強いと思うのだ。明日、マミーマートの薬売り場で探してみることにしよう。私は花粉対策には「金に糸目はつけない」主義にしている。2000円以下なら、即「買い」だ。

ちなみに今日はヤフー天気予報では「花粉激飛」の予想だったが、アスタシオンをワンプッシュし、IHADAを顔に念入りに吹きかけマスクをしてゴルフ練習場で2時間ほどボールを打ってきた。これだけの防止策で、花粉の飛散は「全く感じられ」なかったことを報告しておこう。割と私の花粉症対策グッズは効果があったみたいである。今までは「一日にティッシュ1箱」なんてザラだったのに、何か今年は鼻は大丈夫である。その代りに「今年は目が痒い」。花粉にも鼻と目とで種類が違うのだろうか。とにかく「良く効く目薬」を探すのが急務である。それでもまだ花粉のピークは来ていないから、これから「しっかりガードする」のに越したことはない。花粉のシーズンは(私の場合)4月中旬までが山だ。せっかくの桜の季節を「家でひっそり」していなくてはならないのが辛いが、これが明けると「楽しい10連休」が待っていると思えば、家で我慢するのも悪くはない。音楽を聞いて古典に親しむ「大人の愉しみ」の時間と思って、毎年テーマを決めてこの時期を過ごすことにしている。今年は「枕草子」をじっくり勉強するつもりだ。実はまだ、一度も読んでいないのである。花粉症も「やり方次第」で毎年の季節感の一つになるなんて、清少納言が聞いたら「眉をひそめる」かも。

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