最上の自然

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タダコブとマヤサンの区別点 その4(マヤサン♂)

2019-10-01 20:00:00 | カミキリムシ
今回はマヤサン♂に焦点を。マヤサンは上翅の斑紋が黒いが、斑紋の大きさは個体差が大きく、上部にうっすらと白紋が出るものも多い。


上翅の斑紋は黒。側稜線の隆起は斑紋部で内側に入り、顆粒は少なめ。会合部後半の顆粒はやや多く、凹むが浅い。


上翅の斑紋は黒。側稜線の隆起は斑紋部で内側に入り、顆粒は多め。会合部後半の顆粒は同程度、平坦。


上翅の斑紋は黒。側稜線の隆起は斑紋部で内側に入り、顆粒は少なめ。会合部後半の顆粒は同程度、平坦。


上翅の斑紋は黒。側稜線の隆起は斑紋部で内側に入り、顆粒は多め。会合部後半の顆粒は同程度、凹むがちょっと浅い。


上翅の斑紋は黒。側稜線の隆起は斑紋部で内側に入り、顆粒は少なめ。会合部後半の顆粒はちょっと多い、凹む。


上翅の斑紋は黒。側稜線の隆起は斑紋部で内側に入るがあまり隆起はしない、顆粒はほぼ無い。会合部後半の顆粒はほぼ無く、平坦。

色彩は赤みが強いものが多く、白っぽいものは少ない。体型はタダコブと比べると変異が少ないような気がする。極端に短縮するような寸詰まりなものはまだ見ていない。
マヤサン♂もやはり安定しているのは側稜線の隆起だろうか。肩から翅端まで伸びるが斑紋部で内側にヒュっと枝分かれする感じ?そのせいか上翅のその部分が盛り上がることが多い。
側稜線の顆粒はほぼ無いものからタダコブの少なめのものくらいのものまで連続して出るが、融合するようなものは出ない様子。とりあえず、顆粒がほぼ無いものはマヤサン、顆粒が融合するようなものはタダコブという認識でいいように思う。

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