日々記

ひびき

役所広司

2018-05-30 | Weblog
一切有為の法 夢幻のごとく
泡のごとく影のごとく

一時、この言葉に頭をゴツンと
叩かれて座右の銘にしようと
思ってしきりに暗記しようと思った時期があった。
今日ある人に会って、不意に
この言葉を思い出したが根拠はない。
まして、どこに書かれていた仏語だかも覚えてないし文面も定かでない。
しかし人生はうたかたなんだろうなとは物心がついた時分から感づいていた。
若くて多感なころは、そんなことが人間的な悩みの一部分にあった。
夕べ晩御飯のとき、ある俳優の名前が出てこなくってカミさんと二人で言葉を失った。
「思い出してもいうなよ」
「そっちこそ」
やがて会話は途切れて、
ある時まったく同時に思い出した。
「な、あいつだろ。や、から始まる」
「うん」
すべてが夢うつつなら、
こんな些細な場面なんかいるんだろうか。
押し並べて振り返ると、
それの繰り返しだから
なくちゃすかすかな感じになるのかも知らない。
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