こんなのも常習というのか人によるだろうが
自分にはどうしても自制できない菓子がある。
小麦粉に塩を塗して捩じったものを油で揚げただけの菓子だが、
これを口に入れると、ひとつふたつでは決して治まらない。
もう止さなきゃと思うのに、あとひとつ、あとひとつだけと手を伸ばしてしまう。
欲求が満たされると途端に、何でこんなものに手を出したんだと後悔してしまう。
自分で分かっていながら、それを止められない。
外来があれば、そこへ世話になるべきかも知らない。
特に飲酒が手伝うと気が緩んで過剰に摂取してしまう。
「おい、おれを止めてくれ。もしもの時は引っ叩いてもかまわない」
カミさんを目の前に、またひとつふたつと手が伸びてしまう。
今日たまたま、家のやつが安売りのそれを買ってきて、
偶然自分もそのスーパーでそれを買って結果二袋になった。
「ああ、横綱(菓子の名前)二袋もある。おれはきっと駄目になる」
ふざけ半分に言ったつもりが、貪る自分に嫌気がさしてしまう。
このごろどういうわけが塩気に執着する傾向がある。
きっと、健康に気遣って味気ないものを食している反動だろうと思うが、
それと切り離してみても、あの菓子は自分を虜にしてしまう。
自分にはどうしても自制できない菓子がある。
小麦粉に塩を塗して捩じったものを油で揚げただけの菓子だが、
これを口に入れると、ひとつふたつでは決して治まらない。
もう止さなきゃと思うのに、あとひとつ、あとひとつだけと手を伸ばしてしまう。
欲求が満たされると途端に、何でこんなものに手を出したんだと後悔してしまう。
自分で分かっていながら、それを止められない。
外来があれば、そこへ世話になるべきかも知らない。
特に飲酒が手伝うと気が緩んで過剰に摂取してしまう。
「おい、おれを止めてくれ。もしもの時は引っ叩いてもかまわない」
カミさんを目の前に、またひとつふたつと手が伸びてしまう。
今日たまたま、家のやつが安売りのそれを買ってきて、
偶然自分もそのスーパーでそれを買って結果二袋になった。
「ああ、横綱(菓子の名前)二袋もある。おれはきっと駄目になる」
ふざけ半分に言ったつもりが、貪る自分に嫌気がさしてしまう。
このごろどういうわけが塩気に執着する傾向がある。
きっと、健康に気遣って味気ないものを食している反動だろうと思うが、
それと切り離してみても、あの菓子は自分を虜にしてしまう。