酸いも甘いも・・・


酸いも甘いも、もっと経験してから、鈍行各駅停車の汽車でゆっくり
行きましょうか・・・

私の愛する犬よ!

2021-09-14 23:20:49 | 日記
還暦・古希・喜寿・傘寿と、目出度いやら、目出度くないやら、
何の感慨もないまま、祝いの行事を通り過ぎてきた。

結婚前の家族5人のうち、4人はあちらに逝ってしまった。
4人のうち80歳以上生きた者は1人(83歳)だけなので、私もそろそろ適齢期😨 に入ってきたような感じがしないでもない。

根気がない・・
体に心に、精気・生気・何もない・・
ただ、怠惰に生きている・・

これって、末期症状ですね。
何かウキウキする事を探さなくては駄目になる。

すぐに元気になれる方法は、実はあるのですよ。
動物保護施設から犬をひき取ってきたら、私の生活は180度変われるのです。

犬の為なら膝の痛みもなんのその、散歩させるでしょう・・
一日中話しかけて犬と楽しく遊ぶでしょう・・
いつも可愛い犬が隣にいれば不眠症も治るでしょう・・

ただ犬の寿命は平均15年くらいですから、私は95歳まて生き伸びねばならない。
その難関があるために犬を諦めているのです、が・・・😭 

それに夫は自分の遊び時間を削られたくないので、協力はしないと
反対します。
憎たらしいことです!

ああ、無情!  !








ラ・カンパネラ・・

2021-09-12 05:33:01 | 日記
何日か前のTVプログラム中のひとこまであったのだが、64歳の漁師さんが
ナント、クラシックの名曲中の名曲、そして超絶技巧で知られるリスト作曲の
「ラ・カンパネラ」を堂々と弾き切ったのだ。

漁師業一筋に生きてきて、クラシック音楽にもピアノ演奏にもまったく縁がなかったのに、ある時ラ・カンパネラを聞いて奮い立ち独学でピアノを学んだという。

それから4年間、ひたすらピアノに打ち込んだという・・・
努力も然りだが、
自分にも家族にも知り得ない、生まれ持ってきた才能に違いないでしょう。

今では演奏会で弾き、映画化もされるそうです。

私と来たら、20年前に60歳の手習いとばかり、ピアノを先生について学びましたが、たったの2年で投げだしました。

ピアノと犬との二股は掛けられずに犬への道を歩みました。
ピアノは毎日最低でも1・2時間は練習しなければ着いていけませんでした。

そればかりか、才能がないのにも気づいたのです。
レッスンが楽しくなくて辛くなっていきましたから・・・
弾くより聞く方が楽ですものね、と言う意気地なしです!


「ラ・カンパネラ」とはイタリア語で小さな鐘と言う意味です。



ラッシー死す

2021-09-11 11:45:14 | 日記
もう、随分古い話になります。
10年前・・
いや、もっと、もっと、前のような気がする。

当時私は、動物ボランティア活動をリタイア後のライフワークにしていました。
私自身、老犬を2頭抱えていたのですが、不幸な犬や猫を見逃す事は出来ませんでした。

手を差し伸べて助けた沢山の犬の中に、ラッシーがいました。
ラッシーの飼い主さんから、どうしても飼う事が出来なくなったので誰かに託したい、
幸せにしてくれる人を探してほしいとの依頼でした。

奔走した結果、H市に住まわれるKさんとおっしゃる方が引き受けてくださいました。

同居するおばあ様は、始めは反対なさっていたのですが、一緒に生活していく
中で、豹変とも思われる変わりようで、ラッシーを大層可愛がってくださいました。

そのおばあ様も亡くなられて数年、ここに来て、ラッシーの老衰が酷く、もしかしたら・・と言う報告を受けてお見舞いに伺いました。

ほぼ寝たきりで、お話からして最期の時は近いと察しがつきました。
この6月のことでした。

そして、昨日、K様がご夫妻してお訪ねくださり、ラッシーが亡くなった報告と共に、ラッシーのような可愛い子を託して頂いてありがとうございましたと、感謝の言葉まで述べてくださいました。
お菓子折りまでご持参されて・・・

奥様は涙を流されていました。

こちらこそ長い間お世話を頂きました。
良いお家で生きて来られたラッシーは幸せでしたと、私も涙を堪えられませんでした。
亡くなる前日に撮った写真もスマホから見せてくださいました。

今は私も年をとり、活動から手を引きましたが、ただ、今、目の前にいる不幸な犬や猫を助けたくて躍起になって活動していた頃が懐かしく、
あんなに自分の心が純粋になれたのも、その犬や猫たちから学ばされたような気がしています。

行き所のないラッシーを右から左へ繋ぐ縁を作っただけなのに、
感謝されて勿体ない想いでいます。

明日はラッシーにお花を届けに行こう! !