キッチンルームのシンク上の窓ガラス(外側)に、ピタッ!とお腹を張り付けて、
ジッとしている白いヤモリを見つけてから随分経つ。
そうゆう類の生き物が恐ろしい私ですので、そのガラス窓はそれ以来、開かずの窓になった。
シンクの前に立ち食事の支度や洗い物をするので、否応なしにガラス越しではあるが、姿が目にはいる。
何で家に棲み付いたのよ・・・
気持ちが悪いな~~~
でも、そう思いなからも、チラチラと目はヤモリを探すようになっていった。
よくよく見ると足の形がとても可愛い・・
お腹側(裏側)しかこちらからは見えない。
明るいうちは、どうも何処かに隠れているようで薄暗くなると現れる。
シンク手元の蛍光灯の灯りに暗くなると虫が寄ってくるのを、待ち構えているようだ。
ところが先日の事、姿を消した!
早く何処かに引っ越すか、死んでくれればいいのに・・・
何て、密やかに思っていたら、2日間姿を消したから慌てた。
どうしたんだろう・・・
寒くなってきたから死んでしまったのだろうか・・・
早く何処かへ引っ越すか、
死んでしまえばいいのに、と思ったことに罪の意識さえ感じた。
そして3日目、夕飯の支度にシンクの前に立ったら、いた! いた!
お腹をガラス窓にピタッと張り付けていつもの場所にいた!
知人が言うには、ヤモリは家を守る生物だという。
ご先祖様がヤモリになって、貴女の家を守っていてくれているのかもと・・・
ヤモリは怖くない生き物ですよって、教えてくれたのだと思いました。
ヤモリ君、いたいだけいればいいわよ、築22年の古家でよければね!