玄関ホールが大きな造りになっています。
６畳間くらいありますので、その壁に愛犬「華」が元気だった頃に撮った写真を額に入れて掛けて、写真館のようにしました。
桜と華・・サクラソウと華・・森の中の華・・笑う華・・落ち葉に埋まる華・・紅葉の中の華・・等々・・
夫の華に寄せる愛が迸るような素敵な写真ばかりです。
子供達が独立して夫婦二人の生活になっても、80歳になるまでは孤独感も何もなく過ごしてきましたが、最近では部屋の静けさが少しばかり身に刺さるようになりました。
健康にも不安を感じ出してきました。
老人特有な寂寞な思いというものでしょうね・・
玄関ホールに行けば、華と自分の元気だった頃が脳裏を過ります。
瞬間・・心が和んで掌に華の体の感触がよみがえります・
いつも温かい優しい華の手触りが・・・