酸いも甘いも・・・


酸いも甘いも、もっと経験してから、鈍行各駅停車の汽車でゆっくり
行きましょうか・・・

続編 ハナとドンチの行状記  今日はドンチ編

2020-07-22 01:28:34 | 日記
この記事をご覧くださいます方は、「ドンチへの詫び状 1~4」をお読みくださいますと、より楽しくお読みになれます。


「ドンチへの詫び状」が好評のようですので、続編を書いてみますね。
ナニセ、15年前の記憶を辿るのは、79歳、至難の業にございます。

でも、他の事とは違い、「ハナとドンチの思い出」は、割と鮮明です。
ドンチが資材置き場に放置されていた時の話です。
お助けくれていた近くにお住まいの方から聞き及んだ話です。

ドンチは12年の間に2度、鎖を切って逃走したそうです。
これも奇跡的な話になりますが、何処に行く当てもなく逃走したドンチは公道を走っていたそうです。
その公道を車を運転中に偶然に見掛けたのがその話をしてくれた女性だったのです。

事故があっては大変と車から降りて保護してくれたそうです。
神掛かった話になりますね。
そして、ドンチは資材置き場に戻されたのでしょう。

その時に、その女性は一度自宅へ連れて行ったと思われます。
その記憶がドンチをもう一度脱走させたと思われるからです。

そして、ある日の夜中、物音に目覚めると、なんとドンチがその女性宅の2階にいたと言うのです。
本当に驚かれたそうです。
ドンチはその女性を頼って脱走したのでしょう。

しかし、その時、女性宅には既に手の掛かる老犬と猫もいたらしく、
ドンチを家で飼うことは出来なかったそうです。
ドンチの頭の良さは証明されますね。
凄い犬です!

その子が後年、私達の家族の一員となったのでした。

HAUSER - Piano Concerto No. 21 (Mozart)


Thayer ( FULL Song ) HAUSER and BENEDETTA CARETTA COVER e Pr