岩倉9条の会が創立5周年を迎え、これを記念して11月28日に「平和憲法を守ろう 市民のつどい」を行いました。
会は市内の文化サークル「五条川桜」による鳴子踊りでにぎやかに幕を開けました。代表世話人の川辺昭子さんのあいさつの後、龍谷大学教授(名古屋大学名誉教授)の森英樹さんが「どうなっている9条? わかりやすい憲法の話」という講演を行いました。
森教授は「いま、日米同盟の深化が叫ばれている。アメリカが始めた戦争に日本の自衛隊が組み込まれ、イラクやソマリア沖で自衛隊が派遣されるようになった。安保条約の枠を突き破って日本をアメリカと一緒になって戦争できる国にすることを意味するのが『日米同盟の深化』であり、改憲派の狙いである。
領土問題や朝鮮半島の緊張を利用して改憲勢力は攻勢を強めようとしているが、『国の進路を決めるのは国民だ』と、知恵と力を集めて憲法を守る運動を前進させよう」と訴えられました。
つどいでは、
「他国と領土、国益がからむ問題を、武力と軍事同盟を背景に交渉、解決する、これは前世紀までに使い古され、破綻した手法です。
今年は核廃絶、生物多様化の分野で、国際的な共同、連帯が大きく前進しました。
朝鮮情勢が不穏ないま、アジア太平洋地域の安定と平和にために、日米両国が中国をはじめアジア近隣諸国と力を合わせて最善を尽くす。
こうした新しい日米関係に『進化』させていくことこそ、憲法9条が指し示す21世紀の大道であることを、広く国民に訴えていくことが大切です。」
というアピールを採択し、岩倉9条の会を地域に密着した会としていくための活動方針も決めて終りました。
会は市内の文化サークル「五条川桜」による鳴子踊りでにぎやかに幕を開けました。代表世話人の川辺昭子さんのあいさつの後、龍谷大学教授(名古屋大学名誉教授)の森英樹さんが「どうなっている9条? わかりやすい憲法の話」という講演を行いました。
森教授は「いま、日米同盟の深化が叫ばれている。アメリカが始めた戦争に日本の自衛隊が組み込まれ、イラクやソマリア沖で自衛隊が派遣されるようになった。安保条約の枠を突き破って日本をアメリカと一緒になって戦争できる国にすることを意味するのが『日米同盟の深化』であり、改憲派の狙いである。
領土問題や朝鮮半島の緊張を利用して改憲勢力は攻勢を強めようとしているが、『国の進路を決めるのは国民だ』と、知恵と力を集めて憲法を守る運動を前進させよう」と訴えられました。
つどいでは、
「他国と領土、国益がからむ問題を、武力と軍事同盟を背景に交渉、解決する、これは前世紀までに使い古され、破綻した手法です。
今年は核廃絶、生物多様化の分野で、国際的な共同、連帯が大きく前進しました。
朝鮮情勢が不穏ないま、アジア太平洋地域の安定と平和にために、日米両国が中国をはじめアジア近隣諸国と力を合わせて最善を尽くす。
こうした新しい日米関係に『進化』させていくことこそ、憲法9条が指し示す21世紀の大道であることを、広く国民に訴えていくことが大切です。」
というアピールを採択し、岩倉9条の会を地域に密着した会としていくための活動方針も決めて終りました。