馬は一日にしてならず

~ローマの休日~

一応断っておくけど

2008年02月05日 22時27分43秒 | Weblog
成長力というのは、別に古馬になってからどうということに限らない。
2歳秋~3歳春でも、もっと言えば1歳から2歳にかけての成長もかなり重要。


大抵の馬の目覚ましい成長は短期間に起こるんだよな。
アドマイヤムーンは2006年天皇賞秋から香港カップにかけての成長が凄かった。
ダイワスカーレットは2007年チューリップ賞から桜花賞にかけて、
更に秋へと二段階に素晴らしい成長を遂げた。


イメージとして、松田国英厩舎の馬はやたら成長するように思うな。
ほんとわざとやってるんじゃないかと思うぐらい、3歳春頃には緩く未熟に見せる。
そして大レースが多い4~5月に、有り得ない成長を遂げる。
更に、もうこれ以上はないと思わせておいて、そこから秋への変化がまた凄い。
タニノギムレットも春の成長は凄かった。秋も見てみたかったな。

現状の研究課題

2008年02月05日 22時12分10秒 | Weblog
成長力の見極めだな。成長するとしないで、重賞馬と条件馬の違いまで出る。

現状の成長力の見極め方は、まずやはり血統。
その時点で馬体が良くても、あまりに血統がまずかったら避けるようにしている。


そして環境。育成場と厩舎だな。育成場は社台系列がずば抜けているよ。
これは一口をやったことのある方なら誰でも知ってるんじゃないかな。
厩舎は栗東の有力どころなら文句なし。厩舎がヘボなら馬まで腐るので敬遠する。


最後に、丈夫さ。上記の環境に恵まれていても、やりたい調教が出来なかったら意味がない。
それでもケアなどでかなりの差が出るので、育成場と厩舎にはこだわるべし。


まぁぶっちゃけ、イイデケンシンがあそこまで成長するとは思わなかったんだよw
最近の馬で成長力が凄まじかった馬と言えば、やはりアドマイヤムーンかな。
ダイワスカーレットもなかなか凄かった。

イイデケンシンは強くなったな

2008年02月05日 21時58分07秒 | Weblog
典型的なダート馬で今回はないけど、肩~胸前の盛り上がりが凄いでしょ?

トモもかなり大きくなった。飛節の形も素晴らしいよ。背丈もあって推進力は絶賛モノ。

もう一皮向ける馬体をしているし、ダート界でかなり期待出来る本物の素材。



この記事に関連する馬名
・イイデケンシン