馬は一日にしてならず

~ローマの休日~

繋が相当立っているフサイチクリヨンは

2008年01月13日 23時03分48秒 | Weblog
今日の新馬戦で4着に敗退。

騎乗した川田騎手によると、「体が突っ張ってしまって進まなかった」らしい。


昨日書いた記事↓

「繋の役割

前繋=衝撃を吸収し、脚への負担を和らげる。
その為多少寝すぎていても競走能力に支障は少ないが、故障の危険性が増す。
立っていると体が突っ張ったフォームになり、リズムのあるフットワークが出来ないため、
競走能力にも大きな支障が出る。


後繋=機械のバネを想像してくれればいい。
着地時には前脚に比べ衝撃は少ない。着地から地面を蹴る時に使う。
よって寝すぎていると上手くバネを生かせず、推進力が大きく削られる。
立っていても同様にバネの役割を果たせず推進力が削られる。



どう?繋の重要性が少しは分かったかな。
ちなみに繋と蹄の不一致があった場合も、互いの役割を果たせない=走らない。


ダート馬の場合も角度的には芝馬と共通の部分があるけど、
柔軟性はそこまで柔らかいと推進力を欠く。角度が良く、しっかりしていた方が良い。


パドック解説が素人だと言うのは、このかなり重要な繋のことを全く触れないのも理由の一つ


そして繋を見るには動いているより写真の方が良い。」

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



一応、独学で馬が走る姿を馬鹿みたいに繰り返し見まくった結果は間違ってなかったな。
繋がかなり硬いフサイチクリヨンに騎乗した川田のコメントと完全に一致する。
筋力だけで頑張ったんだろうな。上体はかなり良い馬だけど、繋が全てを終わらせる。