一瞬に永遠が刻まれて

風景/鉄道/日本の旧街道の写真が中心のブログです。

熊野古道 全コース一覧

2011-12-31 20:25:00 | 熊野古道
年越しにあたって何か忘れていると思ったら…これを忘れていました。

熊野古道のエントリー一覧です。
伊勢から順に並べています。

伊勢路
伊勢~田丸
田丸~滝原
滝原~長島
長島~尾鷲(その1)
長島~尾鷲(その2)
尾鷲~新鹿(その1)
尾鷲~新鹿(その2)
新鹿~新宮(その1)
新鹿~新宮(その2)

中辺路
新宮~那智大社(その1)
新宮~那智大社(その2)
那智大社~小口
小口~本宮
熊野古道(中辺路) 本宮~継桜王子(その1)
熊野古道(中辺路) 本宮~継桜王子(その2)
熊野古道(中辺路) 継桜王子~滝尻王子(その1)
熊野古道(中辺路) 継桜王子~滝尻王子(その2)
熊野古道(中辺路) 滝尻王子~田辺(その1)
熊野古道(中辺路) 滝尻王子~田辺(その2)

紀伊路
熊野古道(紀伊路) 田辺~芳養
熊野古道(紀伊路) 芳養~岩代
熊野古道(紀伊路) 岩代~道成寺(その1)
熊野古道(紀伊路) 岩代~道成寺(その2)
熊野古道(紀伊路) 道成寺~紀伊宮原(その1)
熊野古道(紀伊路) 道成寺~紀伊宮原(その2)
熊野古道(紀伊路) 紀伊宮原~布施屋(その1)
熊野古道(紀伊路) 紀伊宮原~布施屋(その2)
熊野古道(紀伊路) 紀伊宮原~布施屋(その3)
熊野古道(紀伊路) 布施屋~和泉砂川(その1)
熊野古道(紀伊路) 布施屋~和泉砂川(その2)
熊野古道(紀伊路) 和泉砂川~和泉府中(その1)
熊野古道(紀伊路) 和泉砂川~和泉府中(その2)
熊野古道(紀伊路) 和泉砂川~和泉府中(その3)
熊野古道(紀伊路) 和泉府中~天満八軒家(その1)
熊野古道(紀伊路) 和泉府中~天満八軒家(その2)

番外
熊野古道、大阪に入りました。
熊野牛王符

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E5系グランクラス(その2)

2011-12-30 22:17:00 | 新幹線
E5系グランクラス(その1)の続きです。

グランクラスは新青森方先頭の10号車にあります。
乗降口は10号車についていますが、9号車(グリーン車)からの乗車もできます。
若い席番(1~3番)ならば9号車側から乗車するのも良いかもしれません。
ちなみに、グランクラスのチケットをお持ちでない場合は立ち入りできませんのでご注意。後述するアテンダントさんにブロックされます。
また、話を伺ったところ特にドレスコードはないとのことですが、あまりラフだとチケットを持っていてもブロックされるかも…(チケットを見せれば大丈夫ですが)とはいえ、小奇麗な格好であれば普段着で問題ありません。

車内:
車内の様子です。適当な写真ですみませんが、一応。


新幹線というよりは、航空機の上級クラスのような雰囲気です。
インテリアの色遣いやライティング、ハットラック式の荷棚等が相まって目障りなものが目につきにくく、落ち着いています。
車内の静粛性は高く、最高速で走行中でもちょっと大きな声を出すと前後の席にまる聞こえになってしまうほど。なので酒盛りはやめましょうw お話の内容が筒抜けになってしまいます。
荷棚はハットラック式ですが十分に広く、2人で利用しても十分なスペースがあります。そのため座席に荷物を置く必要はほぼないでしょう。もし置き切れない荷物があればアテンダントさんに相談しましょう。

座席:
1列シートと2列シートが6列並んだ、計18席あります。
席番は、1列シートが「A席」、2列シートが「B・C席(C席が窓側)」となります。
1列シートは海側(東側)、2列シートは山側(西側)になります。
1列シートは窓からやや離れており、車窓を眺めるには首を大きく傾けるか、大きくリクライニングする必要があります。
また、東北新幹線では眺めがいいのは山側なので、1人で乗車する際は悩むかも。
2列シートは席の間にパーティションがあり、最大までリクライニングするとお互いの顔が見えなくなります。見知らぬ人同士なら良いですが…

これは1列シートの写真です。上ではいろいろ書きましたが、1人で移動するならこちらでしょう。


シートは大振りで、よほど体が大きい人でなければ狭いとは感じないはずです。逆に小柄な人だともてあますかも。
すわり心地は「かため安定」です。本革張りのシートは、ソファーのような柔らかさはありませんがゴツゴツした感じはなく、長時間乗車でも疲れ知らずで移動できます。
また、座席1席ごとにACコンセントが用意されており、電子機器をバッテリー残量を気にせずに使用できます。

座席のリクライニングは電動で、操作は下の写真のようなコントロールパネルで行います。


操作はちょっと複雑で、初めての乗車だとまずつまづきます。
基本的には「たおす」ボタンを押すと背もたれが倒れ、そのまま押し続けると自動的にレッグレストも伸びたフルリクライニングになります。
迷ったらこれでもいいでしょう。
個別で調整する場合のコツは、座面の角度を適切に調整すること。背もたれを倒すほど腰が前に出て疲れやすくなるので、背もたれを大きく倒す場合は座面を適切に持ち上げましょう。
ちなみに、通常の席では背もたれを大きく倒すと後ろの方に迷惑がかかりますが、グランクラスではその配慮は無用です。背もたれの後ろにはバックシェルがあり、これは固定式なのでいくら背もたれを倒しても後ろの方には干渉しないからです。

車内サービス:
グランクラスには専任のアテンダントさんがおり、さまざまな車内サービスを提供してくれます。
後述する供食サービスのほか、車内販売の取り次ぎ、ごみのほかし等々です。そのほかにも困ったことがあれば相談するのがよいでしょう。
また座席のコントロールパネルにはコールボタンがありますが、割と頻繁に巡回されているので使う機会は少ないかも。
ちなみに、コールボタンを使用するとコール状態を解除するよう要求されます(2秒ほどの長押し)。…うーん、ちょっと面倒。

供食サービス:
軽食、茶菓子、フリードリンクがあります。

軽食は和・洋のどちらか1つを選択できます。味は良いですが、分量は少なめ。特に男性は物足りないでしょう。なのでお弁当の代わりを期待してはいけません。また軽食は洋軽食のみ包装(ラップ)に包まれたまま出てきます。はがすの面倒…すぐに片づけてはくれます。
写真は和軽食です。


茶菓子はアップルパイ・おかきのどちらか1つを選択できます。

フリードリンクはソフトドリンク(コーラ・アップルジュース等)、お茶(日本茶・紅茶・ハーブティー等)、アルコール(ビール・ワイン・日本酒・シードル)で、おかわり自由です。
…おっと、アルコールの飲みすぎにはご注意。

またこれら供食サービスを受ける際は、シートテーブルを引き出すように要求されることが多いです。…ちょっと面倒。

その他:
各種新聞や時刻表、JR東日本の車内誌が提供されています。
またブランケットやスリッパ、アイマスクも提供されており、スリッパとアイマスクは持ち帰り自由です。
スリッパは各座席に備え付けられていますが、ブランケットとアイマスクはアテンダントさんに申し出る必要があります。

以上となります。
まだ始まってそれほど間がないですし、いろいろ突っ込みどころもありますが、東北にお出かけの際は利用してみてはいかがでしょうか?値段なりの満足感は得られると思いますよ。

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E5系グランクラス(その1)

2011-12-29 23:12:00 | 新幹線
JR東日本から2010年に発表された、グリーン車よりもワンランク上のシートサービスとなるグランクラス。
2011年3月のE5系デビューからサービスが開始されました。
個人的には一度は乗ってみたい…と思っていましたが、東北には縁薄いのでその機会があるかどうか…と思っていたところ、意外な縁で何度か乗りましたゆえ記事を書いてみようと思います。(今更?)

列車:
2011年12月現在では、グランクラスはE5系で運用される「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」「なすの」で乗車できます。
E5系運用列車は時刻表にて案内されています。

料金:
「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」では、グリーン車利用の場合の+5000円です。
「なすの」では、グリーン車利用の場合の+3000円です。
絶対額は安くありませんが、個人的にはサービス内容と照らせば妥当なところでは?と思います。
※供食サービスが省略される予定の「なすの」は微妙かな?

例をいくつか。
東京~仙台間を乗車するとグリーン車利用では普通車+3490円ですので、グランクラスでは普通車+8490円となります。
東京~新青森間を乗車するとグリーン車利用では普通車+4490円ですので、グランクラスでは普通車+9490円となります。

池袋・新宿・渋谷周辺~新青森を乗車する場合は、大宮発着を検討してみてください。大宮まで(から)湘南新宿ラインを利用すれば目的地までの所要時間が変わらないうえ安く乗れます。
はやぶさの場合での具体例は以下の通り。(通常期の場合)
東京~新青森:特急料金(7000円)+特別車両料金(9490円)=16490円
大宮~新青森:特急料金(6300円)+特別車両料金(8490円)=14790円
差額:1700円となります。

また、JR東日本ネットステーションが運営している「えきねっと」を利用して特急券を購入すると最大400円引きになります。
額は小さいですが、グランクラスで利用できる数少ない(唯一の?)割引です。
えきねっとですと、予約変更が自由にできたり、好みの席を指定出来たりしますので、利用価値はあると思います。

購入方法:
通常のJR切符と変わりありません。JR各社みどりの窓口、旅行会社等で購入できます。
ただし、1列車あたりの席数が18席と少ないのと「はやぶさ」「はやて」といった長距離列車では人気が高いため確保しづらいです。
以下を試すと取りやすくなると思います。
・発売開始(出発日の1か月前の10時きっかり)に購入する。できればみどりの窓口で行うのがベスト。
・確保できなかった場合はキャンセル待ち。経験上、出発日の1週間前あたりから空席が出てくるようです。
・2席以上購入する場合、同時に購入しようとすると購入できない場合がある。その場合は1席ずつばらばらに購入する。
・東京~仙台のみ運転の「はやぶさ」「やまびこ」、新青森発の「はやぶさ4号」は空いていることが多い。

その2へ続きます。
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熊野古道(紀伊路) 和泉府中~天満八軒家(その2)

2011-12-19 22:55:00 | 熊野古道
熊野古道(紀伊路) 和泉府中~天満八軒家(その1)の続きです。

ルートマップは、歴史街道ウォーキングマップ(「熊野街道」にマップがPDFで公開されています)が詳しいので、そちらをご参照ください。

旧街道記事の掲載ルールも併せてご参照ください。

撮影はボディが EOS 5D Mark II で、レンズは Zeiss Planar T* 1.4/50 です。

市街地の路地を抜けつつ進みます。
古道の面影は道幅を除いて「ない」ので道標に注意して進みましょう。

途中住吉大社へ寄りました。
ここは住吉大社に隣接する大海神社。重厚な本殿が目を引きます。


住吉大社の第一本殿では婚礼が行われていました。関係者に加えて参拝されていた方も祝福を送っていました(もちろん私も)。






住吉大社を後にします。この辺りからは阪堺電鉄が並走します。
いわゆる路面電車ですが、このように専用線を走る区間もあります。


阿倍野へ入ります。まずは安倍王子神社。


続いて安倍清明神社。安倍清明の生誕地とされており、産湯井の跡があります。


天王寺へ近づくとこのように再開発の真っ最中。
熊野三山からはるばるやってきましたが、熊野三山のような神聖な雰囲気は皆無かつ都会の喧騒へ戻ってきたことでかえって感動。


この辺りでは足が限界に近くなり、近くの新世界へ。休憩したかったことと、これまで何度か行ったことがある所まで歩いてこれたこともあり立ち寄りたくなったためです。

長めの休憩を取りましたので、再出発のころには日没。
通天閣は節電モード?ビジュアル的にはちょっとさびしい。




休憩はしたもののかなーりつらかったので、谷町筋をひたすらゆき、天満八軒家を目指します。
ここは谷町筋から西へ折れた地点にある道標。残り1.7kmとなり熊野古道の踏破までのカウントダウン開始。


続いてのカウントダウン地点は南大江公園。公園内には阪口王子(朝日神明社跡)があります。阪口王子のありかはややわかりにくく、公園の南西側の入り口にあります。


都会から見上げる満月もいいですね。


残り0.5km。足は意外と楽になり、先へ急ぎます。


古道の起点付近にある窪津王子。王子社では第一社となります。


カウントダウン終了。熊野古道を踏破。
ここが古道の起点で、いきなり坂とは熊野三山までの道の険しさを予感させる?


せっかくですので天満橋へ出てみました。美しくライトアップ中。
締めくくりにはぴったり?な幻想的な雰囲気すらあります。






熊野古道を歩き切った感想はここに書きましたので詳細は省略しますが、感動というよりは肩の荷が下りたとでもいうような、せいせいした気分になりました。
なぜかというと、(個人的には)熊野古道までは月に1-3回と割と気軽に出かけられる範囲だったのですが、これからやりたいところは北海道・四国・九州と簡単には行けない場所になってしまったから。なので長期休暇中にまとめて歩くというように、これまでとは付き合い方を変えなければならず、それなら普段は別のことをしよう、というように気が変わったからです。

これからは過去に歩いた旧街道について書いていくことになりますが、かなり前のことになりつつありますので更新間隔は開くと思います。
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熊野古道(紀伊路) 和泉府中~天満八軒家(その1)

2011-12-18 22:42:00 | 熊野古道
熊野古道の19回目、最終回は「和泉府中~天満八軒家」です。
この区間は、2011/10/09に踏破しました。
熊野古道は、伊勢を2010/07/09に発ったので、1年3ヶ月で踏破したことになります。

ルートマップは、歴史街道ウォーキングマップ(「熊野街道」にマップがPDFで公開されています)が詳しいので、そちらをご参照ください。

旧街道記事の掲載ルールも併せてご参照ください。

撮影はボディが EOS 5D Mark II で、レンズは Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZE と Zeiss Planar T* 1.4/50 です。

JR和泉府中駅を発ち、古道へ復帰。JR信太山駅の北あたりに平松王子跡があります。
※使用レンズはここから Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZE です。


平松王子跡から少し進むと、小栗判官の笠かけ松と照手姫の腰掛石があります。
小栗と照手の一行は、小栗を湯の峰で湯治させるため熊野へ向かう途中ここで休憩しましたが、小栗は松に笠をかけ、照手はその傍らの石に腰を下ろしたとされています。


聖神社の手前、細い路地を入ったところに篠田王子跡があります。


ここで古道を外れて、樟葉稲荷神社へ立ち寄りました。
安倍保名(安倍晴明の父)がここで狩人から一匹の白狐を助けましたが手傷を受け倒れてしまいます。白狐は葛の葉という女性に化け保名を介抱したところ、心が通じ合い童子丸(のちの安倍晴明)という子をもうけます。童子丸が5歳の時、葛の葉は童子丸に正体がばれたため「恋しくば 尋ねきてみよ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉」の一首を残してその場を去った、という伝説があります。
このことから、この樟葉稲荷神社は縁結びの神様としてあがめられています。










古道へ戻り、先へ進みます。鳳までは退屈な現代の道です。

鳳へたどり着くと、ここでもだんじり。だんじりといえば岸和田、というイメージは、和泉砂川から歩いてきたことで南大阪の各地で行われていることを目の当たりにし、いい意味で覆されました。






大鳥神社へ寄りつつ先へ進みます。…実はこの辺りから足がかなりつらくなり、どうしようか迷いましたが最後まで強行することに。

何とか大仙陵古墳へ。20代以上の方には仁徳天皇陵と言った方がいいかもしれません。その理由は小中学生向けの教科書での表記にあります。この古墳はかつて仁徳天皇の墓であるとされてきたため「仁徳天皇陵」と表記していましたが、これを否定する証拠が多いため近年ではこの古墳の名称を「大仙陵古墳」と表記するようになったためです…というのはガイドさんの弁。




ここは大仙陵古墳に隣接する大仙公園。


※使用レンズはここから Zeiss Planar T* 1.4/50 です。




大仙公園を出、大仙陵古墳の左わきを抜けていきます。


反正天皇陵を過ぎ、右へ折れる地点には境王子跡があります。


大和川を渡ります。ここからいよいよ熊野古道では最後の市、大阪市です。


その2へ続きます。
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