一瞬に永遠が刻まれて

風景/鉄道/日本の旧街道の写真が中心のブログです。

新幹線ギャラリー:JR東海・西日本300系 (その1)

2011-09-30 21:14:21 | 新幹線
今回は新幹線ギャラリーの第3回として、JR東海・西日本300系新幹線です。

300系といえば初代「のぞみ型車両」です。
300系がデビューした頃は0系・100系といった砲弾型のルックスの新幹線が中心で、真っ白に輝くくさび形の車体がとても新鮮でした。
ちなみにその頃の私は小学校入りたてでしたが(歳がばれるね)、新幹線自体に縁がなかったので(西に親戚がいたりしなかったし)雑誌を眺めるだけでした。
…約10年後、旧街道歩きを始めると、こだまとなった300系に乗りまくれることになるとは思いもしませんでしたが。
ということもあり、500系と並んで思い入れの深い車両でもあります。

現在N700系(そろそろ改良型のN700Aか)が怒涛の勢いで量産されており、300系は風前のともしびとなりつつあります。
300系は特殊なユニット構成のため短編成化がしにくく、16両編成のまま役割を終えそうです。
2012年中(2012年のいつなのかははっきりしない)には引退とのことなので、乗り納めはお早めに。
※ちなみに500系が山陽こだまとなったのは、300系よりも短編成化が容易だったからと聞いています。

では、どうぞ。
※区間の後の「撮影地」に簡単な撮影マップを入れてあります。


JR東海道新幹線 三島-新富士間 撮影地(富士の浮島)
Canon EOS 50D + EF 17-40mm F4L USM (40mm)
1/2000sec F5.6 ISO200
2009.04.03

富士の浮島ですが、縦アンで上下の広がりを強調してみました。
この頃は選ばずに乗れたし、撮れたんだよねぇ。


JR東海道新幹線 東京-品川間 撮影地(田町駅東口のデッキ)
Canon EOS 50D + EF 17-40mm F4L USM (35mm)
1/500sec F6.3 ISO100
2009.09.05

500系と同じく縦アンで。


JR東海道新幹線 浜松-豊橋間 撮影地(跨線橋から、フェンスないので気を付けて)
Canon EOS 5D Mark II + EF 50mm F1.8 II
1/1600sec F5 ISO200
2009.11.08

浜名湖を望むポイントで。
EF 50mm F1.8 II は解像度は高いですが、色乗りはあっさり目です。
浜名湖の青と300系の白の対比があるからいいか?


JR東海道新幹線 浜松駅
Canon EOS 5D Mark II + EF 70-200mm F4L IS USM (200mm)
1/1250sec F4 ISO100
2009.11.08

浜名湖からの帰り際の一枚。この時期の斜光は雰囲気が出ますね。


JR東海道新幹線 新横浜-小田原間 撮影地
Canon EOS 5D Mark II + Tamron A09 (60mm)
1/3200sec F4 ISO100
2009.11.15

平塚で富士山バックを狙ったあと。右の木が邪魔か?
ちなみにこの場所は富士山バックにすると目障りなものが多いかも。


JR東海道新幹線 京都-米原間 撮影地(跨線橋から)
Canon EOS 5D Mark II + EF 70-200mm F4L IS USM + Extender EF 1.4x II (280mm)
1/500sec F7.1 ISO200
2009.11.20

京都東の跨線橋から縦アンで狙いました。
新幹線のすれ違いはスリリングな絵になります。


JR東海道新幹線 小田原駅
Canon EOS 5D Mark II + ケンコーミラーレンズ500mmF6.3DX
1/800sec F6.3 ISO640
2009.12.13

下りの500系を待っている間の1枚。
このミラーレンズはジャスピンならば、被写界深度の薄さも相まってメイン被写体を強烈に浮かび上がらせてくれます。
今ではこのような300系同士の離合を収めることは難しくなってしまいました。


JR東海道新幹線 小田原駅
Canon EOS 5D Mark II + Tamron A09 (32mm)
1/3200sec F4 ISO250
2009.12.19

これも500系を待っている間に。
ちなみにSSが速いのは、通過列車(500系)に対応するためw


JR東海道新幹線 小田原-熱海間 撮影地(石橋のみかん畑、狭いので徒歩で)
Canon EOS 5D Mark II + Tamron A09 (51mm)
1/2000sec F4 ISO100
2009.12.19

このアングルでは青い海がバックなので、白い車体の300系はより映えると思います。


JR東海道新幹線 新富士-静岡間 撮影地(富士川)
Canon EOS 5D Mark II + EF 70-200mm F4L IS USM (200mm)
1/160sec F16 ISO100
2009.12.27

流し撮りって難しいよねぇ…


JR東海道新幹線 三島-新富士間 撮影地(富士の浮島)
Canon EOS 5D Mark II + EF 17-40mm F4L USM (36mm)
1/2000sec F5.6 ISO200
2010.01.02

富士の浮島再び。広さを強調するアングルで。


JR東海道新幹線 新横浜-小田原間 撮影地(小原トンネル脇、足場悪し)
Canon EOS 5D Mark II + Tamron A08 (500mm + クロップ)
1/800sec F6.3 ISO160
2010.01.17

第二生沢TNで300系を。
クロップなしでこのアングルにするには、600mmは必要です。


JR東海道新幹線 新横浜-小田原間 撮影地(第二生沢トンネル脇)
Canon EOS 5D Mark II + Tamron A08 (500mm)
1/800sec F8 ISO640
2010.01.17

300系は初期車のプラグドア仕様の方がサイドビューがすっきりしています。
こちらのほうが好きですが、故障の多さやメンテナンスの困難さ、騒音軽減効果が小さい等を理由に早々と引き戸に変更されました。
撮影時は夕暮れ間近でしたが、ホワイトバランスを下げてクールな色調にしてみました。

その2へ続きます。
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熊野古道(伊勢路) 長島~尾鷲(その2)

2011-09-28 21:03:53 | 熊野古道
熊野古道(伊勢路) 長島~尾鷲(その1)の続きです。

旧街道記事の掲載ルールも併せてご参照ください。

ルートマップは、三重の歴史街道 Webサイトが詳しいので、そちらをご参照ください。
(ウォーキング・マップ → 熊野街道 とたどると、マップがPDFで公開されています。)

撮影はボディが EOS 5D Mark II で、レンズは Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZE です。

大河内川を渡るとこのような集落を行きます。遠くに見える山の高さが印象的です。


程なく海山郷土資料館があります。
あいにく閉館していましたが、山深い町に洋館のたたずまいが意外とマッチしています。




海山郷土資料館を出てすぐ、往古橋を渡ります。
橋の重厚さを伝えるべく、開放気味の撮影で周辺光量を落としてみました。


JR相賀駅付近に差し掛かると、相賀神社があります。
ここは相賀神社前の古道で、神社が写ってないですね。


相賀を過ぎ、道の駅を過ぎるといよいよ馬越(まごせ)峠です。
熊野古道の中で、最も美しいとされる石畳を伝って越えていきます。


紀伊半島を1周してみると、確かにひときわ美しい石畳であると感じます。
ただ石畳って、昔のわらじを履いていた時代はともかく現代の登山靴やスニーカーだと滑るんだよねぇ。
挑戦される方は景観のほかに足元にもご注意を。






馬越峠のサミットです。眼下に尾鷲市内が望めます。


馬越峠のサミットからは、さらなる絶景が望める天狗倉山(てんぐらさん)への道があります。
ただ道は結構きついので時間には余裕を持ったほうがいいです。
私は帰りの列車の時間まで余裕が少なめでしたがトライしてみました。


山頂まででもこのような景観が望めます。俄然やる気が出てきます。


天狗倉山山頂です。
これは相賀方面を望んだものです。


山頂は岩場になっています。
子供連れの方も来られていましたが…タフですねぇ。


ちなみに山頂へはこのようなはしご?(写真下)を登ります。
保護具はなく、なかなかスリリングなので登る際は細心の注意を。


はしごを登る手前の岩場からは尾鷲市街が一望できます。
思わず感嘆の声を上げたくなりますが、手すりがないので落下しないよう注意。いや、ホントに。


こうして見ると、紀州は山の険しい土地であることがわかります。
写真の撮影後、しばし見とれていました。




天狗倉山の滞在が長くなったため、JR尾鷲駅まで転げるように降りました。
馬越峠のサミットからの下りも石畳が続きますが、撮影する余裕はありませんでした…

ここは馬越峠を降り切った先にある北川橋です。かつては高札場がある板橋だったそうです。


JR尾鷲駅です。三重県南部の代表駅の割に小さな駅です。
駅舎が見えた時はホッとしました。

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熊野古道(伊勢路) 長島~尾鷲(その1)

2011-09-27 23:20:14 | 熊野古道
熊野古道の4回目は、「長島~尾鷲」です。
この区間は、2010/11/03に踏破しました。

この区間は熊野古道でも屈指の峠の多さと、素晴らしい景観が続きます。
峠が多いためペース配分に注意ですが、挑戦する価値は十分にあります。

旧街道記事の掲載ルールも併せてご参照ください。

ルートマップは、三重の歴史街道 Webサイトが詳しいので、そちらをご参照ください。
(ウォーキング・マップ → 熊野街道 とたどると、マップがPDFで公開されています。)

撮影はボディが EOS 5D Mark II で、レンズは EF 70-200mm F4L IS USM、Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE、Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZE です。
Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZE はこの回から投入です。別名Apo-Distagonと呼ばれたレンズがベースとなっており、広角レンズにもかかわらず得られる立体感や、豊かな階調表現、高画素の5D2でも四隅まできっちり解像するシャープネスには圧倒されます。広角好きな方はぜひ購入することをお勧めします。
(絞り解放付近のケラレたような周辺減光の大きさと、癖のある陣笠の歪曲収差、逆光耐性の弱さ、価格の高さ(w といった弱点はありますが、ほぼ文句のつけようがないです。腕がないとレンズに負けます…)

早朝の長島を出発です。長島といえばマンボウで有名な漁港を抱えます。
※使用レンズはここから Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZE です。






長島の町を出ると国道42号に合流します。ここは長島造船です。


長島造船を過ぎると、一石峠です。それほどきつくはないです。




一石峠の次は、平方峠です。遠くに古里の集落が見えます。


古里では海岸に出ることができます。


古里を出て国道42号から古道に入ると東屋があり、このような景観を楽しめます。


※使用レンズはEF 70-200mm F4L IS USM です。


東屋を出ると、このような道を行きます。木々の間から美しい熊野灘が望めます。
※使用レンズはここから Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZE です。


道瀬に入ると若宮神社があります。ちなみに若宮神社付近で古道は一気に高度を下げますが、私は迷ってしまい山側へ行ってしまいました。ですので道の案内には注意しましょう。


道瀬です。ひなびた港と遠くに浮かぶ島々の組み合わせが印象的です。


道瀬を過ぎると三浦峠です。ここもそれほどきつい峠ではありません。




三浦峠を下りると三浦海岸に寄り添います。紀州の海は吸い込まれそうなほどきれいです。


息つく間もなく峠が続きます。ここは始神峠。
標高147mと高さはありませんが、江戸時代から景勝の地で知られていました。
ちなみに標高の低さの割にややきつめです。


始神峠のサミットに到着です。休憩できるよう整備されています。
※使用レンズはここからEF 70-200mm F4L IS USM です。


始神峠のサミットからはこのような景観が望めます。
旅ノートが設置されていましたが、景観を絶賛する書き込みが多数でした。




ちょっと引いて撮るとこんな感じ。
※使用レンズは Zeiss Planar T* 1.4/50 ZE です。


始神峠を降り、海山区馬瀬を過ぎると大河内川を渡ります。
※使用レンズは Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZE です。


その2へ続きます。
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熊野古道(伊勢路) 滝原~長島

2011-09-26 21:04:43 | 熊野古道
熊野古道の3回目は、「滝原~長島」です。
この区間は、2010/09/25に踏破しました。

旧街道記事の掲載ルールも併せてご参照ください。

ルートマップは、三重の歴史街道 Webサイトが詳しいので、そちらをご参照ください。
(ウォーキング・マップ → 熊野街道 とたどると、マップがPDFで公開されています。)

撮影はボディが EOS 5D Mark II で、レンズは Zeiss Distagon T* 2/28 ZE です。

滝原駅から出発です。
滝原駅から古道へ戻るには、大内山川を渡ります。


温泉が有名な阿曽は、このような町並みです。


阿曽をやや外れると、阿曽観音堂があります。


大紀町柏野付近です。古道は深い山の中を行きます。


柏野の集落です。統一感のある民家が古道の雰囲気とマッチしています。


JR伊勢柏崎駅を過ぎしばらく行くと、二代目一里塚があります。
二代目の名が示す通り、これは後年植えられたものです。


二代目一里塚からすぐ、芦谷道を通ります。
JR滝原駅からはアスファルトが続きますが、久々の自然道です。


芦谷道を抜けると程なくJR大内山駅を通過します。
これは中組常夜灯で、その美しさと写真左下の「左くまの」の道標が目を引きます。


JR大内山駅からは国道42号を行きます。
途中梅ケ谷からは江戸時代以降に利用された荷坂峠経由と古来からのルートであるツヅラト峠経由のルートに分かれますが、私はツヅラト峠経由にしました。
これはその分岐点付近にある道標です。


ツヅラト峠までは意外と開けた道を行きます。


ツヅラト峠を上ります。いかにも峠道で、狭く急勾配です。
またツヅラト峠は伊勢と紀州の境目であり、神仏の国熊野への入口でもありました。




ツヅラト峠の頂上です。晴れていれば青く輝く熊野灘が疲れを癒してくれるでしょう。






ツヅラト峠の頂上からは石畳で下ります。
勾配がきついので足を滑らせたりしないよう注意。




石畳が終わり、急勾配が終わるあたりには棚田跡があります。
整った石垣には見惚れてしまいます。


この回はJR紀伊長島駅までです。
駅名からも紀州に来たことが実感できます。

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熊野古道(伊勢路) 田丸~滝原

2011-09-25 20:55:08 | 熊野古道
熊野古道の2回目は、「田丸~滝原」です。
この区間は、2010/09/25に踏破しました。

旧街道記事の掲載ルールも併せてご参照ください。

ルートマップは、三重の歴史街道 Webサイトが詳しいので、そちらをご参照ください。
(ウォーキング・マップ → 熊野街道 とたどると、マップがPDFで公開されています。)

撮影はボディが EOS 5D Mark II で、レンズは Zeiss Distagon T* 2/28 ZE です。

JR田丸駅を出ると、県道13号を行きます。
(踏破したのが1年前の今日なので)今はコスモスの季節ですね。


途中、県道13号といったん離れるあたりに観音庵跡があります。たくさんの観音像が並んでいます。


さらに先へ進むと、永昌寺があります。曹洞宗の寺院で、室町時代作の千手観音立像がご本尊です。


永昌寺から程なく先に、西外城田神社があります。


先へ進むと、熊野古道最初の難所、女鬼峠です。
これは入口付近に咲いていた彼岸花です。


女鬼峠は雰囲気たっぷりですが、細かい石などが多く滑りやすいので注意。
これは熊野古道全般に言えることで、往時の雰囲気を保つ方向で整備されているような気がします。


女鬼峠のサミットは、ちょっとしたビューポイントになっています。
ちなみにこのビューポイントを経由しないルートもあり、そちらは切通しになっています。


女鬼峠を降りた古道は、お茶畑が広がります。


柳原観音へ向かう途中に大台町最大級の地蔵菩薩があります。
柳原観音には参っていませんが…


またこの付近では宮川に寄り添います。


JR紀勢本線に平行するようになっても、お茶畑が続きます。
伊勢茶と呼ばれており、お土産に購入しましたがおいしかったです。


JR川添駅付近の集落です。ちょっと洋風な公民館(だったかな?)が目立ちます。


川添から三瀬谷へは国道42号を行きます。ここは途中の定峠です。


三瀬谷の町を過ぎると宮川を渡ります。


ここ船木大橋からの眺めは絶景です。
川までかなりの高さがあるので、高所恐怖症の人は下をのぞかないほうが吉。


船木大橋から三瀬坂峠へは東に戻る格好になり、かなりの距離を歩きます。
滝原へは国道42号を通れば三瀬坂峠を経由する必要はありませんが、古道を完全にトレースすることが目的ならば通らないわけにはいきません。
(ちなみに私は古道を完全にトレースすることは目的ではないのですが、この回は三瀬坂峠に挑戦することにしました。)

ただ時間的には遅く、三瀬坂峠のサミットへたどり着くまでは薄暗い峠道を行くことになりました。




三瀬坂峠のサミットです。ここからは日がさして安心して下ることができました。


三瀬坂峠を降りて国道42号へ合流するあたり、立派な竹が印象に残りました。


夕暮れが迫っていたので大急ぎで滝原宮へ向かいました。
滝原宮は皇大神宮(伊勢神宮の内宮のことです)の別宮で、垂仁天皇の皇女倭姫命(やまとひめのみこと)がここ滝原に新宮を建てられたのが起源とされています。




薄暗い中での参拝となり、荘厳さがより際立っていたように思います。


滝原宮を出ると、みるみる真っ暗に。
1年後(2011/09/23)の和歌山でも同じことをやらかしたので、成長してないですね…


JR滝原駅に到着です。駅の明かりが見えた時はほっとしました。


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