一瞬に永遠が刻まれて

風景/鉄道/日本の旧街道の写真が中心のブログです。

久々の道にあった新たな光景

2015-02-22 17:20:13 | 旧中山道
この日はとある考え事をするために、そして新潟からやってきたリニューアルE653系を迎えるために、高崎線の撮影名所であるフキギョウへ向かい、以下のカットを撮りました。
春色を帯びてきた青空の中、久々の関東の地をゆくE653系はたくさんのお客さんを乗せて、目的地である新潟県の十日町駅へ向かっていきました。
…関東に居たころの色に見慣れているので、やはり関東で見るこの色は新鮮ですね。でもよく似合っていると思います。

JR高崎線 吹上-行田間(フキギョウ、北新宿踏切付近)
Canon EOS-1D X + Zeiss Distagon T* 2/28 ZE
1/2000sec F6.3 ISO160
2015.02.21

この日はこれで終わらず、すぐそばにある荒川土手へ向かいました。
かつて旧中山道を歩いた時に荒川土手を通っており、久しぶりに見たくなったからです。
待っていたのは、当時と変わらない街道と、当時は記録に残せなかった光景でした。

旧中山道 旧榎戸村付近
Canon EOS-1D X + Zeiss Distagon T* 2/28 ZE
1/640sec F22 ISO200(高輝度側・階調優先ON)
(後処理前提でカメラを設定しています)
(…ゴースト、暗部のノイズなど課題山積ですが長らく撮りたかったお日様と街道です。HDR撮影ではなく1枚の画像から広階調化しています。)
(余談ですが、私はレンズフィルターはほとんど使用しません。イメージと違う絵になるからです。スローシャッター用のNDは買いたいですが。)

荒川土手が見える景色も、歩いた当時と変わっていませんでした。天気がいい時はいつも見守ってくれたお日様も変わっていませんでした。

Canon EOS-1D X + Zeiss Distagon T* 2/28 ZE
1/1000sec F22 ISO200(高輝度側・階調優先ON)
(後処理前提でカメラを設定しています)

このほか、旧中山道をパチパチしていましたが、冒頭の考え事のヒントになったように思います。
元々は旧街道にある名所・史跡の記録のために写真を撮りはじめ、いつしか写真撮影がメインになっていった経緯があります。
自分ならではの視点で、目にした光景に眠っている魅力を発掘し、多くの方にお伝えできるようになりたい、というのが考え事の答えの一つになりました。
※なんだかえらいことを言っている気がします…
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旧中山道 全コース一覧

2013-03-14 22:53:00 | 旧中山道
旧中山道のエントリー一覧です。
日本橋から順に並べています。

旧中山道 日本橋~戸田
旧中山道 戸田~上尾
旧中山道 上尾~籠原
旧中山道 籠原~高崎
旧中山道 高崎~横川 (その1)
旧中山道 高崎~横川 (その2)
旧中山道 横川~沓掛
旧中山道 沓掛~望月
旧中山道 望月~和田
旧中山道 和田~下諏訪
旧中山道 下諏訪~洗馬
旧中山道 洗馬~藪原
旧中山道 藪原~福島
旧中山道 福島~野尻
旧中山道 野尻~中津川 (その1)
旧中山道 野尻~中津川 (その2)
旧中山道 中津川~大井
旧中山道 大井~御嵩
旧中山道 御嵩~各務原
旧中山道 各務原~加納(岐阜)
旧中山道 加納(岐阜)~赤坂(街道編)
旧中山道 加納(岐阜)~赤坂(赤坂宿編)
旧中山道 赤坂~醒ヶ井 (その1)
旧中山道 赤坂~醒ヶ井 (その2)
旧中山道 醒ヶ井~高宮
旧中山道 高宮~野洲
旧中山道 野洲~大津(その1)
旧中山道 野洲~大津(その2)
旧中山道 大津~三条大橋
旧中山道 旧中山道 おわりに
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旧中山道 おわりに

2013-03-14 22:22:00 | 旧中山道
旧中山道の記事の最後は大津~三条大橋を歩いた際に立ち寄った寺院を紹介。
有名寺院ばかりに説明不要…とのことでひたすら写真を貼りますw

まずは山科にある毘沙門堂。JR山科駅にたどり着く手前で街道を右折し直進するとたどり着きます。










続いては京都東山の南禅寺。
琵琶湖疏水(インクライン)が境内を流れることでも有名ですね。
















南禅寺から北に延びる哲学の道をゆき…
(余談ですが、石に京都の名所を書き込んだアートを造られている方とお会いしました)


法然院。




つづいて慈照寺。銀閣寺と言った方が通りがいいですね。








このあと街道へ戻り三条大橋へと向かいました。

旧中山道を歩き終わった感想を少し。
旧中山道は峠が多く大変だと思いましたが、その分変化に富んだ街道風景が魅力的に感じました。
特に軽井沢~下諏訪の信濃路や洗馬~馬籠~柏原の木曽路・美濃路はこれまで見たことのない景色が続き、強く印象に残っています。
日本橋~三条大橋は旧東海道ですでに歩いていたものの、旧中山道にトライして良かったと思わされたものです。
日本橋~三条大橋は旧東海道ルートの方が楽なので、はじめて旧街道歩きをされるなら旧東海道をおすすめしますが、旧東海道を歩き終えたなら旧中山道もぜひお勧めしたいですね。
(余談ですが、日本橋~三条大橋は旧中山道の方がメインルートでした。旧東海道に多かった大河の氾濫による川留めを嫌ったためです。とはいえ体にかかる負担は旧中山道の方が大きいです。先人には頭が下がります。)

以上をもって、旧中山道のご紹介を終わります。
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旧中山道 大津~三条大橋

2013-03-12 21:45:00 | 旧中山道
旧中山道の22回目(最終回)は、「大津~三条大橋」です。
この区間は、2007/10/03に踏破しました。

旧街道記事の掲載ルールも併せてご参照ください。

大津~三条大橋間のルートマップはこちら。
その1

JR大津駅を出、大津宿を抜けると上り坂に。
名神高速をくぐると蝉丸神社下社。京阪京津線をまたいで入ります。


蝉丸は平安時代前期の歌人。以下のような逸話があります。
盲目であったとされる蝉丸は孤独の身の上を琵琶で慰める日々を送っていた。そこに同じく障害を持った姉であり生き別れていた逆髪の宮が、琵琶の音に惹かれてこの地を訪れ偶然の再会を果たす。お互いの身の上を嘆きあったうえで姉は心を残しながら別れてゆく…


これは時雨灯籠。鎌倉様式を良く残した六角形の石灯籠。


蝉丸神社下社を後にし坂を上ります。この坂により越える山は逢坂山と呼ばれています。
先ほどの蝉丸の逸話のような、偶然の出会いをを想起させる名前ですね…


逢坂山を上りきると蝉丸神社村社があります。
旧東海道の守護神としての顔もあったとか。




蝉丸神社村社を出るとだらだらとした坂を下って逢坂山を下りてゆきます。
国道1号から別れ、京阪追分駅を右に見やると大阪へ至る旧京街道との追分。


右側が旧東海道、左側が旧京街道を示す道標。
一部ではこの京街道によって大阪へ至るルートを東海道五十七次とすることもあります。


追分から先へ進むと国道1号を渡り山科へ入ってゆきます。


ここから先は寺院の観光をしながら進みましたが、三条大橋までの道のりを先に書いてしまいます。
山科を抜け三条通へ合流後JR琵琶湖線(東海道本線)をくぐると右手に天智天皇陵の入口。


長い参道をゆくと…


陵へたどり着きます。
天智天皇は中大兄皇子と言った方が通りが良いかもしれません。


先へ進みます。
旧東海道は天智天皇陵の入口からすぐ三条通左手に分かれますが非常にわかりにくいので注意…


坂を上ってゆくと亀の水不動尊があります。
街道をゆく人馬を潤した石水鉢「量救水(りょうぐすい)」が湧いています。


先へ進み京都の市街地へ入ります。
平安神宮を見物後…




高山彦九郎像によるお出迎えがあり…


三条大橋へ到着!
三条大橋へ歩いて到達したのは旧東海道以来でしたが、ひたすら山道を越えていったこの旧中山道経由の達成感も旧東海道踏破時の達成感に劣らないものでした。




旧中山道は道中観光した寺院のご紹介をもって締めたいと思います。
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旧中山道 野洲~大津(その2)

2013-03-12 19:47:00 | 旧中山道
旧中山道 野洲~大津(その1)のつづき。

旧街道記事の掲載ルールも併せてご参照ください。

石山(瀬田の唐橋)~大津間のルートマップはこちら。
その1

瀬田の唐橋を渡ります。
ここで南にある石山寺へ寄り道。京阪石山寺駅が最寄りです。


石山寺は多くの文学作品に登場する名刹。
最初にこの地を訪れた時(旧東海道歩行時)は訪れることができませんでしたが、旧中山道の歩行にて参ることができました。
石山寺は東大門から入りました。


参道をゆくと多宝塔へ。建久5年(1194年)建立の日本では最古とされる多宝塔。内部には快慶作の大日如来像が安置される国宝です。


本堂やその周囲からは寺内や琵琶湖を見晴らすことができます。




本堂は「石山寺硅灰石」という国の天然記念物である珪灰石からなる巨大な岩盤の上に建ちます。
寺名はこの石山寺硅灰石から来ているとのこと。


最後にもう一度多宝塔を拝んで立ち去りました。


街道に戻ります。ここは難読地名の一つ、膳所(ぜぜ)。


京阪瓦ヶ浜駅を過ぎて北上すると大津湖岸なぎさ公園に出ます。
夕方となり風が心地よかったです。


街道に戻り大津宿を目指します。
膳所駅へ至る道との交差点を抜けると義仲寺があります。
木曽義仲の没後、妻の巴御前がこの無名庵にて日々供養をしていたと伝えられます。


木曽義仲の墓。


義仲寺にはこの寺と湖南の人々を愛したとされる松尾芭蕉の墓も。
遺志により義仲墓の横に葬られています。


日が暮れかけたなか、大津宿へ到着。
大津は市街地ながら往時の雰囲気が良く残る宿場町だと思います。


次回で中山道もいよいよ最終回…
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