こんにちは
12月3日(日)
今年度第2回目となる
やさしいねぶた学が開催されました
今回の講師はねぶた師北村麻子さんです
今年のねぶた祭で制作・運行された「紅葉狩」(あおもり市民ねぶた実行委員会)は
初のねぶた大賞・最優秀制作者賞を受賞しました
祭り終了後、「紅葉狩」はワ・ラッセに展示されており、
たくさんのお客様が記念撮影をされるなど、人気のねぶたとなっています
今回のやさしいねぶた学ではこの「紅葉狩」について解説をしていただきました
今年のねぶたを制作するにあたり、最初の段階では「紅葉狩」を
作る予定ではなかったそうです。
1.鬼女
2.目に見えないもの(妖気など)
3.古典的な題材
これらの点にあった題材を作ってみたい、そしてマッチングした題材が
紅葉狩だったそうです
まず紅葉狩はねぶたの中では古典的な題材であると説明していただきました。
1966年~1975年の9年間に6台、1984年~1991年の7年間に4台、
2003年~2009年の6年間に3台制作され・・・
そして今年2017年に久々に紅葉狩がねぶたとして出陣したわけであります。
今年のねぶたは、若手の制作者が古典的題材を作っていて、
ベテランの方が新しいものを作る傾向があったと語る北村麻子さん。
なるほど、確かに言われてみればそうかも・・・
さて、展示している紅葉狩の前で質問タイムです
鬼女が持っているものはなんですか?という質問がありました。
これは能の道具でも使われる「打杖(うちづえ)」といいます。
紅葉狩は歌舞伎や能の題材でもありますが、
このねぶたは能を意識した作りになっているそうです
「北村麻子さんがねぶた制作の上で、コンセプトとしているものは?」
特にコンセプトとしているものはないそうです。
旅行したり、テレビをみてインスピレーションを受けているそうです。
そのときの閃きが重要なんですね~
まだまだ面白いお話がたくさんありましたが、とても書ききれません
この内容は青森ケーブルテレビさんにご協力いただき、
後日放送される予定になっています。
(放送日等は青森ケーブルテレビさんのHPをチェック)
放送後はYouTubeにもUPする予定になっていましたので
ぜひご覧いただければと思います
次回のやさしいねぶた学は新年1月7日(日)13:45スタート
講師はねぶた師の北村隆さんです。(もちろん入場無料)
同じくワ・ラッセ館内に展示されているねぶた「赤沼伝説」について
解説していただきます。
お楽しみに
お知らせ
前回のやさしいねぶた学(ねぶた師北村春一さんの講演)が
YouTubeにUPされました
ぜひこちらもご覧ください
ササキングのレポート