C型肝炎治療終了五年後に直腸癌

ペグインターフェロン&レベトールの治療が終わり経過観察中です

こんなコメントいただいていました

2007-04-06 17:12:26 | Weblog

すっかりのご無沙汰です

今日は治療終了後一年四ヶ月目の採血をして来ました
診察は10日後で結果を聞きに行きます

久しぶりにマイブログを開くと思わぬコメントが入っていました

私がブログを始めた目的は治療開始から現れるであろう
副作用や体調などを記して
同じ治療される方の参考になればとの願いからでした

そんな思いが伝わったかのようなコメントをいただき喜んでいます
少しでも私のブログがお役に立てばと思います

いただいたコメントです

 はじめまして、○○と申します。私は大学院でC型慢性肝炎患者さんの治療中の日常生活の困難さについて研究しており、もしよろしかったら、笑えればさんのブログを分析、研究に使いたいと考えております。全体として10人程度のブログより、治療による副作用、日常生活への影響などに関する内容の記述を書き出し、その意味内容について分析したいと考えています。個人名が特定されることは決してありません。また同意頂いたことによって不快な状態の出現はないと思われます。
 最新のペグインターフェロン+リバビリン48週間併用療法を受けるC型慢性肝炎患者さんの、身体的、精神的、社会的なQOLについて知り、看護介入につなげたいと考えています。
 ご許可を頂ければ、こちらでデータの抽出を致しますので一切お手をわずらわせることはありません。
 もしよろしければご返信下さい。どうぞよろしくお願いします。


こちらこそよろしくお願いいたします




治療が終了して一年が経ちました

2006-12-20 12:21:57 | Weblog
毎度御無沙汰ばかりで申し訳ございません

昨日は治療が終了して一年目の検査&診察でした
先生「お久しぶりです」
私 「こちらこそ御無沙汰しております」

こんな会話から始まった診察でした

先生「マイナスですよ」
私 「ウイルスが戻ってくるような事はありませんか?」
先生「もう絶対にないですよ」

先生の力強いお言葉に安心をして肩の荷がおりました
私の今までの経過からのお言葉だったように感じました

でも、心配な事がありました
エコー検査結果です
小さな影があるようで今度念のためにCTを撮りましょうと言われ
ドキドキ材料が増えました

C肝ウイルスとお別れ出来たのに・・・悩める子羊です

12時からのエコーで朝食抜きと書いていたのに食べました
それがいかんかったのかな?
こんな単純な原因であってほしいと願いました

採血結果は
AST 40 ALT 35 と上限値をややオオバーしていました。何で
後はコレステロールが235とやや高めでした
その他は正常値でした

終了して一年が経ち今、感じる事は
体力があると感じます
持久力がすごくてスポーツジムが楽しいです

マイナス面では肌の乾燥(アレルギー体質的要素が増えた事)です
良く風邪を引きます。以前はほとんど引かなかったです

副作用の居残り組みからも開放されたと感じています

ご無沙汰しました !

2006-11-09 17:26:32 | Weblog
長い間、ブログご無沙汰してしまいました

体がこんなにも軽く動いてくれる日々に感謝して暮らしていました

治療前に習っていたエアロビクスは体が重く息切れも激しく
足も重たくて上がらなくて45分間、何度途中で諦めた事か知れません
上達もなくて・・・涙

でも最近のエアロビクスは違います

ともかく体が軽く動いてくれます(体重は3キロ肥ったまま)
45分間があっという間に過ぎています
飛んだり跳ねたり思うままに体が動きます

来月で治療終了一年が経ちます

主治医に良い答えいただけると思います(不安はありますが・・・)

最近ネットでC肝治療中の方とコメント交わすようになり
お尋ねされている事がありますが
アドバイスいただけたら嬉しいです

お尋ねの方より

C肝の事で、お尋ねがあります。
笑えればさんはC肝の治療は治って終了なのでしょうか。
Drから完治証明書をもらわれたのでしょうか。

私は生命保険が60歳で切れます、今57歳です。
証明証があれば新たに、保険に入れます。
皆さんは、どのようにしておられるでしょうか。


こんなお尋ねでした
よろしくお願い致します


C型肝炎と共に30年

2006-10-13 10:57:27 | Weblog
C型肝炎と共に歩んだ30年を記してみたいと思います
記憶は正確ではない所もあると思いますが御了承願います

結婚してしばらく経ったある日、突然の腹痛が・・・
婦人科に行くと妊娠だと言われ流産しかけていて持たないだろうと言われる

二日後激しい腹痛と激しい出血
緊急で違う婦人科へ「子宮外妊娠です。」

後10分も私の命は持たないだろうと先生は言われ
緊急のオペ、たくさんの輸血が入って来た
冷たかった体は温かくなり生きている実感がわいた
(半身麻酔だったのですべて知っていた)

売血により私は生かされた

当時は売血と献血があったが、知り合いを探す時間などなくて
売血をお願いした

二週間で退院が出来すべてが上手く行っていた
術後と言う事もあって退院後は実家で過ごして三日目に異変が出た

最初は風邪を引いたのかな?と言う症状に始まった
体が抜けるようにだるく強い風邪の症状で手の平は黄色見を帯びていた
体の肝臓周辺は黄色く色づいている
これは何?

近くの名医と呼ばれている内科病院に駆け込んだ
GOT GPT が800台を示していたと思う
先生は青くなった。病名は「血清肝炎」
すぐ医大に入院してくださいという

私は入院が嫌でごねていた。
「先生の言われる事すべて守りますから入院はかんにんして下さい」
それから絶対安静を守り徐々に数値が下がり
先生に「くれぐれも無理な生活はダメ」とクギをさされた

肝臓は「しんどい」となかなか言わない
働き盛りの私は肝炎は治ったものと一生懸命働き出した
社員で働いていたので残業も山のようにあった
毎日がクタクタで、でも頑張っていた

そんなある日、体がだるくて動けなくなった
血清肝炎と言われてから3年ぐらい経っていただろう
病院に駆け込むと数値は300ぐらいになっていた
「仕事を休んで下さい」と先生から言われ

三ヶ月間、病休を取った
この時の病名は「非A非B」だった

無理はいけないと何度も言われ私は仕事を辞めた
その後は家で出きる仕事をしていた

無理をすると体がだるいと言う繰り返しで
この頃C型肝炎と言う病名が付けられる

こんな時に平成5年かな?主治医がインターフェロンが保険適用に
なりますが受けてみませんか?と言われる

何の知識もない私「先生その治療すれば治りますか?」
先生「してみないとわかりませんが考えて下さい」

ふむ・・・どうしたものだろうか?

「治るかも知れないから受けてみよう」と単純に考えての挑戦だった

三週間の入院で最初の一週間は毎日インターフェロン注射
こんな痛い注射を半年もするの、
すごい高熱、何日目かに先に座薬入れ高熱は楽に
ショウサウコトウと言う漢方薬と併用だった
(後にこの併用治療は怖いとわかったが・・・手遅れ)

三ヶ月間、陽性は続いた

四ヶ月目に入り陰性になった、何の知識もない私は飛び上がって喜んだ
六ヶ月間でインターフェロン治療は終了した

終了して三ヶ月間は陰性を維持していたが突然数値は300を記録して
再燃が確認された

(この治療は私にとって副作用は軽くすんだ)

再燃してからC型肝炎の本を読むようになり
飯野四郎先生の本と出合い「肝臓友の会」の存在を知り
早速入会して勉強を始める

大阪が近くて大阪肝臓友の会で活動の場を持ち
私なりの活動をする

今度は少しばかりの知識も持った
C型肝炎に感染して30年も経った、裕著している時間がなくなった

今度こそ後悔しない治療をしたい
三年間の間に三回病院を変わり私に合った肝臓専門医を
探して歩いた

今の主治医のK先生は肝臓医療講演を聞きに行きいっぺんで気に入り
紹介状もない私が先生に見てもらう事に成功した

診察二度目でペグ&レベ治療が決まり速入院となり
K先生の治療はすべて満足行くものとなった

治療が終わり陰性のまま10ヶ月が経とうとしている


お礼参り

2006-10-09 11:35:17 | Weblog
昨日は久しぶりの京都でした
奈良から国道を走る事3時間停滞に何度も巻き込まれながら
やっとたどり着きました

目的地は清水寺でした
去年のペグ&レベ治療開始前に娘が
C型肝炎全快にとお守りをいただいてくれていました

やっとお礼参りに行く事が出来ました

清水の舞台に立つと不思議と何でも出きる勇気がわきました
たくさんの人達でごった返しながら
無事にお守りがお返しでき肩の荷がおりた思いでした

帰り、道草をして平等院鳳凰堂に立ち寄りました
改めて十円玉の偉大さを感じました

久しぶりの京都は懐かしい香りが漂うそんな街でした

良い汗

2006-09-29 11:09:43 | Weblog
サボリ気味だったスポーツジムに定期的に行くようになり
体調は一段と良くなっています

ストレッチを20分ぐらいして体をほぐし
ランニングマシーンで30分間、5.2キロの速度で歩いています
最初の頃は10分ぐらいで動悸が激しくなり呼吸が苦しくて
でも大きく呼吸しながら歩き続けていました

注意書きには動悸息切れが起こったら中止して下さいとあります
その項目を横目に「慣れたら大丈夫や」の心の声に励まされ無視していました

今は完全に大丈夫です
歩き出して5分ぐらいで大量の汗が出てきます
30分で滝のような汗でマシーンの周辺は汗が飛び散り
終わるとモップでお掃除です

体質が変わったな、と感じます
治療前は汗が出なくてTシャツが濡れている人が羨ましくて

肝臓が良くなって体内がリセットされたようで
疲れないのです

スポーツジムから帰ったらすくにでも家事が出来
休憩もしません
治療前はジムから帰ると二時間は寝ていました

えらい違いに健康とはこれなんだと改めて思っています

ジムに通いだして1㎏体重が減ってくれ目標は後2㎏
ウエストがきつくなったジーパンを何とか履きたくて頑張ろうと思います

でも、体脂肪が減りません
甘いものは禁物です



ペグ&レベ終了9ヶ月目の結果

2006-09-20 09:28:13 | Weblog
治療が終了して8ヶ月と5日めに採血して
昨日は結果を聞く診察日となりました

相変わらず先生の人気度は高くて
診察室に入るなり

先生「えらい待たせましたな」
私  「先生結果はどないでしたか、やっぱり心配でした」
先生「マイナスですよ、ここまで来たらもう大丈夫ですよ」

先生はにこにこ顔で「何か始められていますか?」と言われ
「これからは積極的に色々な事に挑戦出来たらと思います」
と答えていました

今までで一番嬉しい診察日となりました

治療前と終了9ヶ月目の血液検査結果です

   H.16.12          H.18.9

AST   128        32
ALT   132        30
WBC    4.6        5.3
RBC    4.19        4.53
HGB    14.7        13.3
PLT     161        170

HCV-PCR   4000       5.0未満





北海道旅行から帰りました

2006-09-14 11:01:42 | Weblog


色々な出来事のストレスを洗い流しに北海道旅行してきました

帰ってきて一番に感じた事は視力が良くなっていました(笑)
温和な性格が戻っていました(笑)

たくさんの自然とふれあい綺麗な山並み、多くの滝でのマイナスイオン、そして効能たっぷりな温泉は私を癒してくれるには十分すぎる環境でした

写真は知床遊覧船(おーろら)から見た世界遺産知床です
知床連邦をバックに知床八景が広がっていました

旭日山動物園は以前テレビでつぶれかけた動物園を立ちなおらせるまでの体験が語られていました

動物園を立ち直らせた一番の理由は係りの人の希望を聞き入れた事でした

どの動物達も生き生きと暮らしています
手が届く距離にいる動物達に親しみがわき
虎のおりには、おしっこをかけられない様に注意して下さいとあります

こんな自然体の動物園は初めてで特に「もぐもぐタイム」(食事時間)は
工夫がこらしてあり動物達の生き生きした様子が見られました

ほっきょくぐまが水中に投げられた餌を求めてもぐる姿が愛らしかったです
水中はガラス越しに見られました。最高


新千歳空港に降り立ちど真ん中を縦断する旅は自然が素晴らしくて広々とした牧場の牛や馬、やぎさん達に心癒されていました

道中に出会った鹿や可愛かったリスさんに自然を残す大切さを感じました

こんなに癒された北海道旅行に感謝です

治療が終了して9ヶ月目に入っています
苦しかった事が嘘のように変わる旅でした

リセットされた体からストレスは抜け去り新たなスタートです
今度はゴールはありませんがボチボチ歩こうと思います




心配おかけしました

2006-09-05 15:32:45 | Weblog
タイトル「体の異変」にたくさんのコメントや
励ましのお言葉、ほんまにありがとうございました

私には見守って下さっているお仲間さんがいると思うと
心強くて涙が流れました

頭の中は真っ白のまま病院から帰り不安を胸に
ブログに記していました

みなさんの励ましのお言葉でどんだけ気が楽になった事か知れません
そうなんだと悟れる事ばかりで心は落ち着きを取り戻しています

「病気と向き合う」が合言葉のようなC肝治療でしたが
乳房石灰化とも向き合う決心がつき経過観察突入後
エコー検査になります

心配をおかけしましたがボチボチ歩いて行きます

これからもSOSを出して驚かせてしまう事もあるかも知れませんが
お許し下さいね

今日は治療終了8ヶ月目の血液検査で19日診察で結果を聞きます
やっぱりドキドキします

体の異変

2006-09-02 13:49:08 | Weblog
不安が的中したかもです

去年の一月からペグ&レベを開始して
実に色々な副作用と出会いました

今まで一度も口にしなかったのですが
去年の夏ごろから乳癌で手術した乳房が時々痛むようになっていました
ブラがきつく感じワイヤー入りは避けていました

治療が終わり2㎏肥りました
その脂肪がバストに集中してついたのかと
思うぐらいブラがきつくなっていました

乳癌の手術をして7年目の検査(マンモX線)が最近あり
その結果を聞きに行って来ました

結果は手術をした乳房に石灰化が進んでいて癌が出来ている可能性が大との事

6年目の去年はC肝治療中で乳癌先生は私の副作用のすごさを
感じて今回は検査をやめておきましょうと言って下さり
どんだけ助かった事か知れません(這って病院に行ってましたから)

5年目までの経過が良かったから先生はそんなふうに言って下さったのでしょう

でもC肝治療中に手術した乳房に大きな変化が起こっていました

石灰化なんて聞いた事もなくて先生に聞き返しましたが
癌が隠れている可能性がありますとの事

すぐに細胞とって検査しますか?
の問いに頭の中は真っ白で先生に返す言葉も見当たらなくて・・・
(肝生検と同じような検査をします)

先生にお任せしますと答えていました

第一歩はエコー検査から始まる事となりました

C肝治療中の乳房の痛みと副作用の因果関係はあるのかどうか
わかりません
主治医に聞いても関係ありませんねと言われるのが
関の山でしょう

でも私はあの副作用で体中に異変が起きたと感じています

終了して体からドンドン副作用は抜けてくれ元気になりました

でも、今は気持ちは複雑です

私の最近の現状を記しましたが

治療中のお仲間さん、終了したお仲間さんブログを見て下さっている方々に不安を与えなかったか心配です。

お許しください。

私は特別な症例なのでしょうね

でも、最後まで闘います。