石油産出する反米国家に対するアメリカの対応は相変わらず露骨そのものである。当然アメリカは日本にも圧力をかけてくるだろう。ところがイランは伝統的に親日国として知られている。イラクとはだいぶ事情が違う。
外務省も対応に苦慮することだろう。
私見としては、今回は中露の路線に与してしまった方がいいと思われる。日本もアメリカ追随一辺倒から少しはパワーバランスも考慮に入れた外交政策をとった方がいい。アメリカの属国では、どの国でも日本の常任理事国入りなど失笑を買うだけである。
(記事)
国連安全保障理事会は5日、イラン核問題で非公開協議を開いた。英仏が先に提示した国連憲章7章に基づく安保理決議案草案について、ロシアと中国は反対する立場を表明し、大幅な修正を求めた。
チュルキン露国連大使は記者団に、「国際原子力機関(IAEA)が主体となって問題の平和的解決を図るべきだ」と強調。将来の制裁発動を可能にする国連憲章7章に基づき、イランにウラン濃縮活動停止を義務づける決議案草案は、適切でないとの考えを示した。
(詳しい記事)英仏の対イラン安保理決議案草案、中露が反対を表明
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