【赤旗】長野の御代田町長選 共産党員茂木氏の圧勝・・・「解同」「同和事業」復活阻止
ここのところ連敗が続いている共産党さんには久方ぶりの明るいニュースである。
≪長野県御代田(みよた)町長選が20日、投開票され、日本共産党員の現職、茂木(もてき)祐司氏(54)が2期目の当選を果たしました。初当選から4年、住民の声に真正面から応えた茂木町政が多くの町民の心をとらえました≫
長野県の田舎町で、どうして共産党が強いのか?
それには訳があった。
≪4年前、「町を変えたい」という町民の願いに応えて当選した茂木氏は、町政を混乱させてきた解放同盟(「解同」)いいなりの「同和事業」をきっぱり廃止。これによって年間4000万円の新たな予算を生みだし、保健師や管理栄養士の増員など福祉充実へ町政のかじを切りました。
前町政での「解同」いいなりの「同和事業」は町を暗くしました。ある町民は「『解同』幹部の顔色をうかがう空気があった」といいます。子どもの何気ない会話も「差別事象」として行政や教育関係者に不当な圧力が加えられました。ゆがんだ「同和事業」が続く中、2006年には担当の町職員が自殺する痛ましい事件が起きるほど異常を極めました。≫
ということで、この町は解同の食い物にされていたのである。こと逆差別問題になると、自民も民主もまるでダメ。困った挙げ句町民達が最後に泣きついたのは共産党だったのである。
≪選挙戦では、新人候補陣営から茂木氏が日本共産党員であることを非難する攻撃があり、2人の新人候補に自民党県議や民主党国会議員が応援に立ちました。しかし、住民自身が自主的に支持を広げるために動き、知人から知人へと支持が網の目のように広がることが最終盤生まれました。≫
解同から議員まで出している民主党は問題外として、自民や公明、社民も利権にどっぷり漬かっている構図が見える。
酷いものだ。
どうして共産党と解放同盟は仲が悪いのですか?
「共産党は「弱者の味方」のはずなのに、どうして解放同盟と対立しているのか?」
こんな疑念を抱く御仁もいることだろう。
それは被差別内部で共産党派と解放同盟派が血で血を洗う凄惨な対立をしているからである。
こんな質問をする方が野暮というものだ。
今回の共産党の快挙に、日頃共産党を毛嫌いしているバカウヨどもも熱いエールを送っている。
≪その町の人達が羨ましいなぁ、マジで。都道府県市町村が尽くソッカーの手に落ちているからな。 ≫
≪日本共産党はたまにマトモな人が居るから侮れないw社民党とか全員キチガイだからな≫
≪たとえ共産党であろうとも、これは町民GJ≫
≪共産党は嫌いだが惜しみない拍手を贈りたい。 ≫
≪長野県では小学一年生から高校卒業まで同和教育が行われています。出身の先生を中心に同和差別を題材にした映画を見させられ、差別を絶対にしないという作文を書かされます。一度、差別なんてもうねぇよと作文に書いたら、つるし上げを喰らいました ≫
≪被差別利権が改善するなら共産党でも歓迎だわな ≫
≪大阪のある地域でも大阪市とかの環境職員が市民の家の前とかでゴミをばらまいたりゴミを回収に来なかったりしてイヤガラセだらけだったって。結構前のことらしかったんだが、政党はどこも知らん顔で逃げてたのを共産党だけが動いてくれて解決できたらしい。そういうので有名な地域らしいけど今でも伝説になってるわ。 ≫
利権
私は特定の政党を支持しているわけではないが、「棄権せずにどこかに投票しろ」と言われたらやむを得ず「民主党」に投票する。減算的に評価をすれば、他の政党はもっと酷いからやむを得ない。
しかし、民主党も酷い政党であることに変わりはない。中でも解放同盟との腐れ縁は致命的である。
現在日本の暴力団関係者の6割は被差別出身者と言われている。これはいまだに日本の風土に差別が色濃く残っている何よりの証拠だ。好んで暴力団入りする連中はさすがにそれほど多くない。
バカウヨが特に嫌っている逆差別問題も、差別問題と表裏一体の関係にある。尤も、暴力団と右翼との相関関係からして、バカウヨの中にも被差別出身者が多数を占めている可能性も考えられる。
現状では、被差別問題に限って言えば、共産党さんが一番マシな対応をしているように思われる。
「レイプ、別に悪いと思わない。女が悪い」 立教大生の発言で炎上 就職内定先の大手百貨店に「電突」騒ぎ
この立大生も愚かだが、この学生を執拗に攻撃する連中が多数存在する事実の方が恐ろしい。
おもしろがって攻撃している連中は、自己の良心も放棄しているのだが、これは典型的なイジメのパターンである。この学生が就職内定していることも炎上の要因になっているようだ。
動物界でも、弱った個体に集団で襲いかかるのはよく知られた現象だが、差別やイジメはまさに人間の理性が問われているのである。
結局は民度を上げるしか解決しない問題なのだろう。
衣食足りて礼節を知る。
この国民にしてこの政府あり。
…といったところか?
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