本ブログでは非常に消極的に民主党を支持している。自民党・公明党があまりにも腐敗堕落しているし、野党で民主党以外に政権担当能力のある政党が存在しないのでやむを得ない選択である。
中には「自民と民主が分裂して新政党を作れ」などという意見もあるが、両党からまともそうなのをかき集めても過半数には到底及ばないだろう。政界再編をするのならば衆議院の定数を100くらいにしないとだめだ。
右翼系の中には新党作りを叫んでいる連中もいるが、「カネなしコネなし」で超ミニ政党しかできない。
その唯一の「期待の星?」である民主党であるが、これがまた自民党よりひどい寄り合い所帯である。自民党には「利権」という実利的な接着剤がある。しかし、民主党の求心力は「利権の権利」という投機的なものしかない。現実に政権を執るまでは「空証文」なのである。
しかし、民主党の寄り合い団体自体はそれなりの実利的利権を持っており、団体自体の結束力は案外堅い。
その中で、いわゆる「系」の連中は利権から絶対はぐれないように、それぞれの政党に「圧力団体」を送り込んでいる。
「体制がどう替わろうが一族郎党は生き残ろう」という戦国武将並の作戦である。
カルト系や在日系も同様だ。ギャンブル系もまた然り。
民主・松岡徹氏(ネクスト法務副大臣・解放同盟幹部)の次男による事務所荒らし事件、警察は「被害額小さいし」と発表せず
2ちゃんねるの敏腕記者として誉れの高いばぐた氏が立てたスレッドである。2ちゃんねる自体統一教会との関係が取りざたされているが、今回はそれには触れないでおこう。
タイトルがおもしろかったので、パクらせてもらいました。
元記事は朝日さんの記事である。
(元記事)松岡徹参院議員の次男逮捕 事務所荒らしの疑い 大阪
≪会社事務所から現金5万5千円入りの手提げ金庫を盗んだとして、大阪府警貝塚署が 民主党の松岡徹参院議員=比例区=の次男の無職松岡潤(ひろし)容疑者(30) =大阪府熊取町久保2丁目=を窃盗の疑いで逮捕していたことが28日、同署への取材で わかった。同署は「被害額が小さい」として発表していなかった。≫
いったい、何が悲しくて国会議員様のご子息が「こそ泥」になってしまったのだろうか?
彼に限らず、国会議員の縁者で犯罪者(汚職・脱税関連以外の)になる奴は案外多い。有名なのは小泉元首相の親族男性である。
ばぐた氏はその手がかりを探るためにWikipediaから松岡徹議員の経歴を洗い出している。
この次男が誕生したのは西暦1979年前後と思われる。そのころ松岡氏は何をしていたのかを注目したい。
≪※民主・松岡徹議員 - Wikipediaより
・ネクスト法務副大臣、法務委員会理事などを担当。
・市議就任の前から解放同盟で活動しており、1975年解放同盟に参加、青年部に入り1977年~1988年大阪府連専従オルグ担当。(2007年1月4日 しんぶん赤旗)
1998年には解放同盟大阪府連執行委員長、2002年には解放同盟中央書記長に就任。
・金日成生誕95周年記念 金正日生誕65周年記念として2007年4月7日、大阪で開かれた「自主と平和のための全国フォーラム」(主体思想研究会全国連絡会主催)に参加し、挨拶をおこなっている。
・反差別国際運動日本委員会専務理事、アジア・太平洋人権情報センター理事、ニューメディア人権機構理事、西成地区まちづくり委員会顧問、ヒューマンライツ教育財団理事長
・在日韓国人等に参政権を付与することを目的とする「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟」に所属。≫
この次男が多感な少年期を送っていた頃、松岡氏は同盟の活動に邁進していたようだ。少年期の生活環境や交友関係なども大きな影響を与えただろう。
この次男のひととなりはまあ想像できるのだがあまり書かない方がいいだろう。
アンチ民主のバカウヨどもは「ネクスト法務副大臣」という肩書きを見て鬼の首を取ったように囃し立てるだろうが、自民・公明の現実の副大臣経験者がどんな御仁だったかを調べてから囃し立ててもらいたいものである。
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