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真相世界(The truth world)

200801民主党 ガソリン暫定税率廃止を主張


「フォーブス」元記者のB・フルフォード氏が「泥棒国家(クレプトクラシー)の完成」(光文社 光文社ペーパーバックス) という本を出している。基本的には私がこのブログで書いている内容と同じである。最近2ちゃんねる上でも以下の記事が流布している。

(1)現在の日本は、人類史上類をみない「泥棒国家」(クレプトクラシー)である。
民主主義国家ではありえないとされる一部の特権階級によるオリガーキー(寡頭政治)が行われている国であり、本当の意味での国民の代表者が政治を行っていない。
彼ら、すなわち、政治屋、官僚、ゾンビ企業、ヤクザらが、あなたが毎日一生懸命働いて くりだした富を、手を替え品を替えて奪っているのである。
これは、まさに国家による収奪である。(中略)
そればかりか、2003年11月の総選挙で小泉“インチキ改革”政権の続投が決まったことによって、このシステムはさらに強化されているのだ。(後略)

(2)なぜ、多くの日本国民が、いまだに自民党政治が、国民の財布からお金を巻き上げるだけの 「泥棒政治」(クレプトクラシー)であることに気がつかないのだろうか?(中略)
この国では、国民一般の勤勉さ、真面目さに比べ、政治家や官僚など支配層の人々の卑しさは、あまりにも異常だ。
彼らが一部の業界やヤクザと組んでこれまでやってきたのは、国民の税金を勝手に使って、 「車が通らない高速道路」「ただ水を貯めるだけに存在するダム」「野菜を運ぶためだけの地方空港」「誰も利用しない市町村ホール」「ただ官僚が天下るためだけに存在する豪華保養施設」などをつくることだけではなかったか?(中略)
そして、これらの公共工事と称する利権ビジネスで票とリベートをもらい、それで私腹を肥やし、この国を民主主義国家から特権階級が支配する国家に変えてしまったのである。
その結果は途方もない借金の山である。公的債務は約800兆円と言われるが、これに年金や公団・公社などの準政府部門の隠れ債務を加えれば、その額はじつは2000兆円という説もある。(中略)
その結果、日本の国債の格付けは、アフリカの小国ボツワナ以下になってしまった。(中略)
それなのに、泥棒たちは、いまだに借金をやめようとしない。
国債を発行しまくり、道路もダムもまだつくるといって、年金カットや増税策を推し進めている。(中略)
それなのになぜ、あなたは怒らないのか?
なぜ、このような犯罪集団を選挙のたびに選んでしまうのか?(後略)


誰が見ても自民党政権はひどいものなのだが、安倍バカボンが政権に就いた頃には支持率が70%もあった。勿論御用マスコミによる操作の結果なのだが、ネット上でもバカウヨが跋扈していた。
その、当時から私のブログではバカボンや小泉をボロクソに書き散らしていたが、物珍しい部類に属していた。
自民党をまともに批判するブログが極端に少なかったのである。
安倍がバカボンであることが白日の下に晒されてから、ネット上では急激に反自民色になった。
「やっと、お前の主張通りの世の中になって良かったな」と言われそうだが、私個人としては、既存のどの政党も基本的には信用していない。自民か民主かと突きつけられれば、「民主」と答えるが、「民主が日本の救世主だ」などとおめでたいことを考えているわけではない。民主の本質は「旧自民党田中派+旧社会党残党」の野合集団である。昔から田中派と社会党は仲良かったから下地はあったわけだ。
フルフォード氏は上記のごとく日本の政治を批判した著作を多く発刊しているが、アメリカを批判した著作は少ない。「アメリカでは相手にされていないので、日本で騒いでいるだけ」といったところか。疑えば、彼がCIAの工作員である可能性も考えられる。

私の推測ではアメリカは民主党に政権を獲らせたがっているのである。
最新の世論調査では民主党の支持率が45%と自民党にダブルスコアを付けててリードしている。これとて、バカボンの初期支持率が70%と大差ない。御用マスコミのでっち上げであろう。断っておくがマスコミは自民党の犬ではない。アメリカの犬なのである。自民党とマスコミは犬同士兄弟関係である。
アメリカが民主党の餌付けに成功したかは、総選挙の結果でわかるだろう。

前置きが長くなったが、民主党の税制調査会長を務める藤井元大蔵大臣は、TBS番組「時事放談」の収録で、ガソリンの暫定税率について「廃止すべきだ」と述べた上でこの問題で譲歩しない考えを示した。昨年末の党議決定を受けての発言だが、テレビでPRしたのだろう。
ガソリンの1リットル150円につきおよそ25円にあたる暫定税率は3月末に期限切れになるが、政府・与党は延長する方針である。族議員や子分の土建屋県議、天下りをつなぎ止めるために必要な税金なのである。
この金が入ってこないと、3月に道路を通行止めにして掘り起こしてまた埋めるというおなじみの風物詩が見られなくなってしまう。出稼ぎに来ている一部のワーキングプアも路頭に迷うかもしれない。

別にこの金が入ってこなくても、傷んだ道路が補修できないわけではない。論理のすり替えには注意が必要である。

免許更新時に交通安全協会に金を渡してしまう人、町内で回ってくる赤い羽根募金に何も考えず寄付してしまう人。一攫千金を夢見て宝くじを買う人。
人様ざまだが、紙切れ一枚のために数千円から数万円支払うにあたっては、「何故払う必要があるのか?」といちいち疑ってもらいたいものである。
世の中には馬鹿から集めた金で楽な生活をしている人がいっぱいいるのである。


(記事)
藤井氏、ガソリン暫定税率「廃止すべき」


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コメント一覧

反ちゃんねる
2ちゃんねるは信用できない
2チャンネルの記事を引用するようでは、ブログの信用を無くすのではなかろうか。
珠洲
貴方の記事について
これほど価値のあるブログはない。全ブロガーは真剣に読んで欲しい。この筆者は一銭にもならないブログに、世の中の状況を訴えている。

是非、読んで欲しいものだ。週刊誌よりいいかもしれない。
筆者さん、読んでいるよ。また次回に。珠洲
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