かねてから八百長疑惑を公然と否定続けていた相撲協会だったが、致命的な八百長記録を警視庁に押収されてしまった。これでもはや言い逃れができなくなった。
携帯に現役十両力士の八百長メール記録 勝ち星売買 野球賭博に続き、角界に再度深刻な打撃
警視庁が阿武松部屋の元幕下力士ら4人を逮捕した野球賭博事件の捜査の過程で押収した力士らからの携帯電話を調べたところ、数人の十両力士の携帯電話から勝ち星を金で売買していることを示す文面がメールに残っていたことを確認した。
ただ、八百長は仲間内の相互扶助目的で、暴力団や賭博との関係が低いことから「刑事事件として立件する可能性は低い」とのことである。
野球賭博事件が騒がれているのに証拠隠滅できなかったのはいかにもお相撲さんらしいが、相撲賭博はもはや暴力団も相手にしていないようだ。
ただし、相互扶助の場合は相撲用語では「八百長」とは言わない。「無気力相撲」という表現が正しいようだ。
協会各理事の職務決定 貴乃花親方は無気力相撲監視の監察委員長と教習所長に 「分け隔てなく、入門した子たちをみてあげたい」
確かに無気力相撲の手口に精通している貴乃花親方にはうってつけのポストである。
貴花田の初優勝も「八百長」だと被告側が発言
現在の大相撲は白鵬の一枚看板。そこの親方は北の海部屋の十両力士だった。
「八百長告白テープ問題」宮城野親方、相撲協会の勧告受け入れ師匠交代へ 熊ヶ谷親方と年寄名跡交換、宮城野部屋存続
親方になれたのは先々代宮城野親方の娘婿となったからである。相撲は弱かったが別の方面で強かったのだ。
北の湖親方、東京地裁に出廷 横綱戦八百長を否定
北の湖親方は、宮城野親方がばらした内容を「全くの嘘」と否定していた。
北の湖親方は「現役時代に八百長があった」と報じた週刊現代記事に関する別の訴訟でも、法廷で疑惑を否定し勝訴している。
相撲八百長報道訴訟…賠償額1000万円以上減額
講談社は最高裁で逆転勝訴しそうだな。しかし、じりじり値下げとは、裁判官も疚しい気持ちが多少はあるようだ。
八百長疑惑訴訟・東京地裁、琴欧洲ら4力士への尋問申請も却下
日本は三権分立国家ではない。
日本相撲協会が魁皇と千代大海から事情聴取、両大関とも八百長を否定・・・「ばかばかしい」「ないことを説明するのは難しい」
自前で事情聴取しても…。
しかし、魁皇の大記録の陰にはいろいろ苦労があったことだろう。芸術的な8勝7敗綱渡りとか…。
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